・「成功」という言葉の定義
成功。
人生の成功などなど。
成功という言葉にはいろいろ意味があります。
○○やることに初めて成功したーなども成功ですからね。
大きい意味で言う「人生の成功」も成功ですからね。
何を持って成功かどうかという部分。
人それぞれの感じ方も大きいと思います。
「私は人生の成功者」という人がいたとします。
でも、あなたから見たら「それで成功なの?」と思うかもしれません。
「成功」という言葉の定義って本当に曖昧だと思うんですよ。
もっとも、定義する言葉でも無いと私は思っています。
それぞれの線引で「成功」という言葉は成り立っていると思っているからです。
本人がそれが「成功」と思うなら「成功」。
私はそんな単純なことで良いのではと思ってしまいます。
ここまで「成功の」ことを話してきました。
しかしながら、今回の新刊は「運」の本ということにここで初めて触れますw
書名:成功を決めるのは才能よりも運
著者:野呂エイシロウ
出版社:大和書房
出版年:2018年6月23日
ページ数:224ページ
野呂エイシロウさんの新刊です。
なぜかどんどんうまくいく運のつかみ方。
運をよくする系の著書っていろいろと出版されていますよね。
私も気になって手にとることが多いジャンルです。
今回は野呂エイシロウさんの視点での「運」についてになります。
それでは、私が思ったことも含めての書評をしていきたいと思います。
・運は気づきと自分の感じ方
はじめに:運は落ちてるお金みたいなもの
序章:「運」の基本法則
第1章:成功している人は「運」が見えている
第2章:成功している人は「運」をつかみに行く
第3章:成功している人は「運がいい」と思い込んでいる
第4章:成功している人は「運の上げ方」を知っている
第5章:成功している人は「運」をコントロールしている
第6章:成功している人は「運」をまわりにまいている
おわりに:今の時代に生まれたこと自体、最大に運がいい
(P.4-5) 運をできる限り見えるようにして、あなたの運をさらによくするのが本書になります。ここで紹介しているのは、すべて僕がやってきたこと、やっていることです。
(中略)
この本に書かれていることは、基本的に行動ベースです。ただ読んで終わりにするのではなく、ぜひ実行してみてください。寝て待っていても運はよくなりません。実行すれば、運はさらによくなっていきます。この本であなたの運がよくなり、活躍していくきっかけになれたら光栄です。
本書の目次になります。
本書は著者の野呂エイシロウさんがやってきたことややっていること。
説得力がある「運」の本になります。
「運」という言葉から「神頼み」って連想してしまう人も多いかもしれません。
私が複数の書籍を読んできて思ったのはそういうことではないんですよね。
「運」って自分次第でどうにかなりますし、気づきや自分の感じ方が重要。
感性を研ぎ澄ませておくのが大切だと思っています。
(P.18) 彼らを含めて5、6が残り、二次会に行こうという話になりました。向かった先はファミリーレストランでした。さすがに僕は「ファミレスは家族が楽しむところで、俺たちみたいに酔っぱらったおじさんたちが行くところじゃない。俺が払うから、ちゃんとした店で飲もう」と提案しました。しかし、彼らは長年その場所に住んでいながら適当な店を知らないというのです。結局、たまたま入ったスナックがいいお店で、美味しいお酒を飲んで解散となりました。「お前は運いいよね、派手なことをやってさ。俺なんかどんどん下り坂だよ」 そこでも彼らに言われ、「この人たちは運のせいにして、自分で自分の人生を潰してしまったな」と思いました。
こちらの引用は運の部分の要素は弱いと思います。
私の気づきがあったので紹介したいと思いました。
自分の今の価値観のままで物事を進めてしまおうとする。
私も恐らくいろいろ考えファミレスに行こうと妥協してしまうタイプだと思います。
だから、引用部分を読んで背筋がゾクッとしましたし悔い改めようと思いました。
自分の生活範囲や固定観念の部分で選択してしまう恐ろしさを感じました。
その土地に住んでいても選択肢はいつも決まった場所。
あなたが知らない場所(お店)であなたが大好きな場所って絶対にあると思うんです…。
私も市内の知らない場所も多いので本当に悔い改めたいと思う部分。
私は野呂エイシロウさんが仰ることがその通りだと思ったのも大きいです。
人生をより良くしたい。
もっともっと人生を謳歌したい。
今の生活範囲の固定観念で満足しない。
自分のキャパシティを広げていこう。
そのように思える励みになる部分です。
(P.30-31) 自己啓発本に、「夢のイメージをする」という話がよく出てくるのは、そのためです。夢を手に入れた未来を絵や図に描いたり、近いイメージのものを眺めたりして、脳に映像として刻み込みます。
(中略)
だから、夢を実現させるために必要なものがあれば、すぐに気がつきます。何をすべきかもわかります。たとえば、キーパーソンとなる人に会えたり、お金のやりくりができたり、思いがけない発見をしたりと、まさに「運がよかった」としか言えないようなことが次々に起こるのです。これが僕の考える「運と成功のメカニズム」です。欲がない人は目標もないし、未来を思い描くこともないので、運も働きようがないからですよね。このことを「運がない」と言うのではないかと思います。
イメージについてです。
ほんと自己啓発本やスピリチュアル本。
イメージの大切さは多くの本やサイトで言われています。
ビジュアライゼーションやビジュアリゼーションとも言われますよね。
私はイメージするの苦手だと思っていたんですよ。
なぜか知らないけど、苦手意識があると思っていました。
でも、よくよく考えると私は趣味で短編小説を書いていた人間です。
それに当ブログで書いている雑誌やラジオにネタハガキを送るハガキ職人でした。
自分で設定を考えて頭の中で想像してキャラを動かすことを得意としています。
つまり、「本当にイメージするの苦手?」って思ってきたんですよ。
それで、なんで私がイメージするの苦手と感じているのか考えました。
このブログ記事を書く前に考えたことがこちらになりました。
※絵を書くのが超苦手
私の絵は画伯(この画伯は独創的な人をネタとして比喩する意味)レベルです。
地図を書いたりすると「よくわからんw」と言われる絵心のレベルです。
だから、絵に関してはすごくトラウマがありますし苦手意識があるんですよ…orz
恐らくそこがあってのイメージ苦手というのもあると思っています。
でも、イメージ=「絵」ってそこまでウェイトを占めるの?とも思いました。
短編小説で考え抜いていたのもイメージじゃないだろうか。
だから、私は「イメージ苦手」から「イメージ得意」に考え方を改めたい。
シンクロ体質ですし想像力が豊かですごいって自分にもっと言い聞かせたいです。
(P.45) もともと日本人はコツコツやるのが得意だったはずです。しかし、最近はすぐに結果を求めるようになり、ちょっとうまくいかないと「やっぱりダメだ」とすぐにあきらめるようになってしまいました。コツコツやり続ける先に、運が味方してくれて、大きな成果を出せるのだと思います。運がいい人は頭が柔らかいし、目に見えないものを信じられたりします。だから普通に考えたら成し得ないような大成功を手にすることができるのです。ダイエットも同じ。一気に痩せたりすることは絶対にありません。コツコツとやっていきましょう。コツコツと。
すぐに結果を求めるは最近の私です。
コロコロと次へ次へと変えてしまう部分があります。
別に全部が全部じゃないですしこういう気持ちを責めるわけではないです。
なぜなら、私の継続力はすごいじゃないですか?
皆様ご存知の通りで今日の記事でブログ継続日数1686日目になります。
だから、メリハリだと思っているんですよ。
「自分に合うと確信したもの」は「継続する」だと思います。
引用はダイエットの話題が少し触れています。
ダイエット方法なんて山ほどあって千差万別じゃないですか。
つまり、その山の中から自分にフィットするダイエットする方法が見つかった。
そのときはしっかり「継続しよう」って言いたいです。
人間だから合う合わないはあるので継続できないも仕方ないと思うんですよ。
でも、合う方法を見つけてその方法を継続できたときの破壊力は半端ないですよ。
(P.62) 生き急いだほうが、断然運を拾えます。結婚も離婚も早ければ早いほどいいです。タイミングを見て……といってタイミングを逃している人を何十人も見てきました。そんなものです。いいタイミングや時機を待っていると、僕たちはどんどん年老いて死んでしまいます。だから、すぐ行動するコツは、思いつくままにアクションに移すこと。「今」を忘れずに行動することです。僕のまわりで運がいい人を観察していると、時機なんか待たずに今持っている能力でどんどん勝負に出ています。アクションに移すのは、なんでもいいのです。一人ひとりハマるものは違うから、数多くやってみる、チャレンジしてみる。その数が多ければ多いほど、成功する確率が高くなります。
いつやるか? 今でしょ!
このようなことですよね。
私は早く早くが良いと思います。
というのも私は「完結リスト」を当ブログでオススメしています。
完結リストを簡単に言うと自分の人生の中でモヤモヤしていること。
それを完了して「完結」させるとモヤモヤ解消されるしオススメってことです。
たとえば、ハワイ旅行に行きたいとず~~~っと思っていたとします。
それはすぐには完結できないと思うのでもう少し完結を小さくしていいと思います。
市内の気になるカフェに行きたいと思って数年経っているな…という部分。
こういう部分を「完結」させていこうというのが私の言いたいことです。
たとえば、私は仮面ライダー電王を視聴したいと10年近く思っていました。
電王を全話視聴して完結したらやって良かったとすごく思えたんですよ。
そして見たいけど見えていないという胸のうちに秘めるモヤモヤも消えました。
だって、ず~~~っと「仮面ライダー電王」を「いつか」見たいと思っているわけ。
つまりは完結したらそのモヤモヤは消えるわけですからね。
私は別に完結したことが満足したとか不満足は関係ないと思っています。
だって、「やりたいけど出来ていないという気持ち」が解消されるわけです。
私は「仮面ライダー電王」を例題に出したのでそのまま書きたいと思います。
仮面ライダー電王を全話視聴して私みたいに早く見ておけば良かった!と思う人。
その反対に全話視聴して「別に見なくても良かった」と思う人もいるかもしれません。
私の完結リストはそれでオッケーだと思っています。
だって、完結しておかないと自分がどう感じるか一生わかりませんからね。
だから、自分の胸につっかえているモヤモヤする小さいこと。
それを1つずつ解消する「完結リスト」はオススメしたいと思っています。
本書の引用で言うと「アクションを起こすことが大切」だと思います。
(P.64) 多くの人が運を逃し、成功できずに終わっているのは、勝負し続けずにやめてしまうから。「自分はこんなもんじゃない」と思ううちは、打席に立ち続けたほうがいいです。しつこさで生まれる運もあるのです。でも、打席に立っても運がないことはあります。そんなときは、自ら運を引き寄せるか、あきらめるかの二つしかありません。
先日の記事で私は「はてなブログ」を早く始めて良かった。
「先行者利益」を感じたということを書きました。
とは言えですよ、というのがこちらの引用になります。
私は2013年12月31日からはてなブログでブログ運営開始。
そこから1日も休まずに2018年8月12日まで来ました。
ブログ運営開始の初期の話しです。
私は「1日3記事」を基本線としてブログを書いていました。
毎日更新は当たり前でそれ以上をノルマにしていたわけです。
つまりは、「先行者利益」だけではないんですよね。
自分はこんなもんじゃないと思ううちは打席に立ち続けたほうがいい。
しつこさで生まれる運もあるのですと著者の野呂エイシロウさんは仰っています。
私が当時のはてなブログでやったのはまさしくこちらになります。
というよりも、「ハガキ職人」のときもそうです。
サラブレという雑誌のますざぶという読者コーナーで殿堂入り投稿者になりました。
これも「打席に立って打ち続けた結果」と私は思っています。
というのも、私としてはどのネタが受けるかどうか判断できかねません。
私と同じブロガーさんなら何度かこういう経験ないですか?
「ウケると思っていなかったネタが大好評」
逆にです。
「すごく自信作のブログ記事が閑古鳥…」
はてなブログでのブログ運営歴が長くなった今の私でもそうですよ。
自信の書評として送り出した書評が不発に終わってしまう。
読んで良かったからサクッと書いておいた書評が大人気。
ほんとこのようなことが多いですよ。
ここで、私が何を言いたいかというこういうことです。
※ガムシャラに打席に立とう
空振りばかりでも良いと思うんですよ。
空振りしているうちにどこかで転機が訪れます。
逆転サヨナラ満塁ホームランになることもあります。
でも、それは「打席(記事を投稿しない)」に立たないとありえません。
だからこそ、しつこくやり続けることの大切さ。
それで運を引き寄せるというのは私も納得できることでもあります。
【成功を決めるのは才能よりも運】
・まとめ
【新刊】ホントそうだと思います! 成功を決めるのは才能よりも運でした。
「運」については自分から作り出す運も多いです。
自分から動くことによって寄ってくる運ですね。
本書の最初にこの本に書かれていることは基本的に行動ベース。
ただ読んで終わりにするのではなく実行してみてください。
寝て待っても運はよくならない。実行すれば運はさらによくなると書かれています。
私も「運」についてはこの意識が大切だと思っています。
神頼みだけでなく「自分から掴み取るんだ!」という人。
このような人に幸運の女神がほほえんでくれるんじゃないでしょうか。