・名言?迷言?と言える哲学
名言集。
名言本。
当ブログでは色々と紹介しています。
今回はその中の書評でも異彩を放つ書籍だと思います。
名言と言いますか迷言かもしれませんw
サンリオの人気キャラクター。
ぐでたまの言葉をまとめた本です。
ぐでたまはTwitterもやっています。
心を癒やす言葉も沢山つぶやかれています。
そういう意味で本に1冊にまとまっていると良いですよね。
ぐでたまのゆるい感じ。
脱力系と言った感じは私も大好きです。
それに今回の名言本と言える「ぐでたま哲学」です。
ゆるいと思いきや本質を捉えているような言葉もあります。
私はこっちのほうが好きと言える哲学的な言葉も多く見つかりました。
書名:ぐでたま哲学
著者:サンリオ
出版社:大和書房
出版年:2014年8月22日
ページ数:128ページ
今回は1度に2冊の書評になります。
前半は「ぐでたま哲学1」の書評。
後半は「ぐでたま哲学2」の書評です。
書評ではここから「ぐでたま哲学2」と書いておきます。
ちなみにぐでたま哲学2の出版年は2014年12月19日です。
4ヵ月(出版の関係もあるから3ヵ月くらい?)の間なんですかね。
ぐでたま哲学1の帯はフォロワー数12万人突破。
ぐでたま哲学2の帯はフォロワー数25万人突破。
Twitterのフォロワー数が短期間で2倍以上は驚きです。
それだけ、ぐでたまってインパクト大ですもんねw
ちなみに今日の記事を書いている2018年8月13日現在です。
ぐでたまのフォロワー数は1047798人でした。
100万人突破の104万人ってすごいです!
ぐでたま大好きの人も多いと思います。
当ブログではぐでたま関連の食レポ記事も多く書いています。
コンビニとぐでたまとのコラボ商品が多く登場していますからね。
先日、食レポを1度まとめたので記憶に新しいところでもあると思います。
【ぐでたまってなに味? 食レポした「ぐでたま」商品を振り返る】
2018年6月15日のブログ記事から。
今回の書評と合わせてこちらのブログ記事もよろしくです。
イラストもコミカルな感じで脱力系でめちゃくちゃ良いんですよ!
書評ではそこは伝わらないので残念です。
ぐでたまの言っている姿を想像しながら解説を読んでいただければと思います。
それでは、ぐでたま哲学を書評していきます。
・ぐでたまは哲学だったと言いたくなる悟り(!?)名言集
◎あなたの心のなかにも、住んでいる「ぐでたま」。しんどくてつらくなったとき、なんにもやる気が出ないとき、未来が見えなくなったとき、思い出してみてください。それでも、こんな「ぐでたま」が、だらだらと、ぐでぐでと、どこか楽しそうに生きていることを──。
私もあなたもみんなもです。
心の中にぐでたまが住んでいるそうです。
自分の中でダラダラ、ぐでぐでしているぐでたま。
住んでいるぐでたまを想像するとだらけている自分もゆるせますねw
2018年夏は超猛暑なので自分の中のぐでたまが大活躍中。
そのように思っておこうと思いました。
◎苦節三秒
努力って…何? おいしいの?
※苦節三年:苦しみに負けず、長い間、自分の信念や態度を守り抜くこと。また、その心。
◎がぐでたま的解釈と言える哲学。
※は本来の意味と解説になります。
この後はすべてこのように引用させていただいています。
苦節三秒って「みじかっ!?」ですよね。
ただ、ぐでたまらしさ全開の迷言です。
◎ぐでたまに論語
やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやっても、微動だに動かず。
※犬に論語:どんなに道理を説いて聞かせても効果がなく、無駄であることのたとえ。
さすが、ぐでたまです。
ぐでたまさんのその精神。
ある意味で肝が据わりすぎていますw
ぐでたまに論語は語呂的にも好きです。
◎憎まれっ子世にはぶられる
夢を持ったら「現実はそんなに甘くない」といわれ、熱くなってみれば「オタク」と名づけられ、世の中をナナメに見れば、「ゆとり」っていわれるんでしょ? 知ってる。
※憎まれっ子世にはばかる:人から憎み嫌われるような子に限って、うまく世の中を渡って出世するものだということ。
世にはぶられるww
でも、こちらの引用はすごく哲学的だと思います。
ほんと所詮そんなもんだよねというループですよね。
私は本来の意味とは違うこちらの名言。
憎まれっ子世にはぶられるも的を射た感じで好きです。
◎当たってくじける
こう見えて小さな痛みに弱いんで…。そこんとこ、やさしくよろしく。
※当たって砕けろ:何もしないでじっとしているよりは、成否がわからなくても、いっそのこと思いきって行動せよという意。
当たってくじけるw
人生の中で「当たって砕けろ」精神でぶつかったこと。
何にしても何度かは生きていたらあると思うんですよ。
そこで「当たってくじける」こともあると思います。
当たってくじけることも良いと思います。
だって、にんげんだもの。
【ここからぐでたま哲学2です】
◎あっけない夜はマジでなし
明けない夜サイコー。月朝しんどいわー。
※明けない夜はない:どんなに暗い夜であっても、朝になれば明けるように、今つらくてもやがて必ずよくなるときがくるということ。
私は朝型よりも夜型の人間です。
過去に朝型に変えようとしたこともあります。
でも、試してみたら逆に活動力が落ちた。
夜に活動していたほうが良くないか?と思ったことがあります。
「朝活」という言葉がありますよね。
朝はいろいろ他に時間を取られずゆったりと取り組める。
これは人それぞれの生活パターンで判断した方がいいと思います。
(ここでは健康面は度外視で仕事の活動力って意味です)
朝活して効率が良くなり倍の成果が上げられる。
こういう人は朝活に向いていると思います。
逆に朝を無理して過ごすより夜に本気出してやったほうが成果が上がる人。
こういう人は私は夜型でも良いと思うんですよね。
ネットの情報や本の内容に流されて「朝活がイイ!」って流されない。
どちらも試して自分が効率よく作業できて成果が上がるほうがいいと思います。
ぐでたま的にあっけない夜はマジでなしですよー。
夜サイコーーーー!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
◎辛抱意味なし
人生ってなんなん? 苦行なん?
※貧乏暇なし:貧乏で生活に追われ、働きづめで休む暇も余裕もないということ。
辛抱意味なし。
私は「○○縛り」ってやっていたことがあります。
人生の中で自分が楽しいことをやめて仕事に集中する。
今の時期は「仕事に集中して成果が上がったら楽しもう」的な感じです。
それでどうなったかというと逆に成果が落ちましたw
ぐでたまさん(哲学的に感じるときはさん付け)が仰っていますよね。
「人生って何なん? 苦行なん?」
やっていて私はそのように感じてしまいました。
私はスイッチが入ると勝手に集中して良い意味での暴走ループが起きるタイプ。
それを踏まえるとわざわざ好きなことを自分で縛る必要も無いかなって思いました。
というよりも、好きなことをしつつ成果を倍にすればいいんでしょ!と開き直った。
やるときと脱力時のメリハリしっかりすればいいよねって思った次第です。
◎人生の半分もてあます
へー。もう1年前から1年経ったんだー。ふーん。
※人生の半分損してる:新しいことにチャレンジすることを恐れている人、チャレンジする気もない人に言うことば。お酒を飲めない人に言うケースが多い。
1年前から1年経ったは耳が痛い言葉ですw
2018年1月1日から2018年8月13日へ。
私も当ブログで「2018年は○○」と吠えていた。
そのように記憶しているので耳の痛い言葉です。
だからこそ、ある意味でこういう精神もいいですね。
「へー。ふーん。ぬーん( ´_ゝ`)ヌーン」
もう1年前からもう1年経ったんだ!
このときに思うことは大勢の人が思うこと。
大体は「自分を責める」こと多くないですか?
あれもこれも「やれていない」という後悔。
「この数ヵ月なにをやっていたんだ!」という後悔。
でも、1日1日を生き抜いてきていることも事実なんですよね。
過ぎたものは仕方ないですし後悔するなら「今ここ集中」するだけだと思います。
◎言うも甘く行いも甘し
楽しいことだけして生きていきたい。とろけていきたい。とにかく甘ったれていたい。
※言うは易く行うは難し:口で言うのは簡単だが、言ったことを実行するのはむずかしいことだという教え。
言うも甘く行いも甘し。
私はこの言葉は好きです。
ぐでたまらしい名言だと思います。
元々の名言といえる言葉。
言うは易く行うは難しだとお硬いですよね。
ぐでたま精神すごく有りです。
◎後悔役に立たず
反省しただけ損した損したー。
※後悔先に立たず:済んでしまったことを後でいくら悔やんでも、もう取り返しはつかないということだ。
こちらのぐでたま的解釈の名言。
ぐでたま的の哲学です。
私は元の言葉もいいけど、これも有り。
自分の中に住んでいるぐでたま的に覚えたいと思いました。
「後悔が役に立つ」ってこともあるとは思いますよ。
でも、「後悔」して「自分を責める」ループをしてしまう。
「後悔」に感情的にとらわれてしまうこともあると思います。
そのときに自分の中のぐでたまが「後悔役に立たず」と言ってくれる。
この想像をしてみると心が軽くなるんじゃないでしょうか?
【ぐでたま哲学1】
【ぐでたま哲学2】
【ぐでたま哲学3】
・まとめ
【名言集】笑える脱力系だけど超深い! サンリオからぐでたま哲学でした。
今回はぐでたま哲学1とぐでたま哲学2の書評をしました。
実は「ぐでたま哲学3」も2015年7月17日に出版されています。
最後にこちらもリンクさせていただきました。
「ぐでたま哲学3」はフォロワー数45万人突破になっていますねw
本書に関して強く言いたいことです。
「イラストも見ながら読んでほしい」です。
すべてのぐでたまの哲学的なお言葉にイラスト付きです。
このイラストがぐでたまの心情をあらわしていてすごくいい。
見ていて笑みがこぼれるイラストですし心が軽くなりますよ。
こういう哲学書があってもいいじゃないと言えるぐでたまの名言集でした。