【新刊】心は折らずに曲がる程度に 防衛大式 最強のメンタル

・メンタルについての考え方

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メンタル面が大事。

スポーツでよく言われることです。

とは言え、スポーツ以外でもですよね。

仕事だってメンタル面が重要です。

メンタル1つで仕事が楽しくなったり辛くなります。

 

私生活だってメンタル1つで楽観的か悲観的かは変わってくると思います。

誰しもが、「メンタル」という部分は非常に重要です。

ここ最近はメンタル系の書籍をよく見かけます。

「ストレスを力に変える」系の書籍も増えてきたと思います。

ここで、あなたのメンタルへの考え方ってどうですか?

 

本を読む前の私はこんな考え方でした。

「メンタルは鍛えるもの」という考え方です。

「メンタル弱いんだから鍛えなきゃ」と思っていました。

でも、これって大体の人は思っているんじゃないですか?

メンタルは鍛えて強くしようという方向性です。

 

ただ、結局のところ「考え方」なんですよね。

物事の見方1つでストレスにもなれば、向上心にもなります。

本を読んでいるとメンタルに対して別角度から考えられるようになりました。

私みたいにメンタル弱いと「思い込んでいる人」ほど読んでほしい書籍。

最強のメンタルを作る上での土台作りになると思いますよ。

 

 

書名:防衛大式 最強のメンタル

著者:濱潟好古

出版社:青春出版社

出版年:2018年5月19日

ページ数:192ページ

 

どんな人の心にも強さのタネはある!

著者の濱潟好古さんが防衛大で経験したこと。

ダメっ子だった濱潟好古さんが防衛大でどうやってメンタルを強くしたか。

防衛大での実体験も含めて本書でメンタルを語っています。

それではここからは私が気になった部分を掻い摘んで紹介していきます。

 

・心は曲がっていい。折れたらダメは名言の新刊の書評

はじめに
第1章:強さのタネを育てた防衛大での生活
第2章:心の使い方1つで世界の在り方が変わる
第3章:一歩、踏み出してみる。その差が「心の強さの差」につながる
第4章:心が疲れて暗い気持ちになってしまった時にできること
第5章:心の在り方次第で、過去も未来も変わっていく
第6章:心の負担を軽くする人間関係の築き方
第7章:「逆境」はあなたの人生を輝かせる、最高のエンターテイメント
あとがき

 

(P.5) 本書では防衛大で学んだ「折れない心」の作り方をメインに紹介させてもらう。

 

本書の目次です。

防衛大って想像しただけでキツそうですよね。

本書を読んでそのキツさにやっぱりと思いました。

防衛大で経験した1年からの著者の生活が書かれています。

読むと私なら絶対に卒業できないと思える過酷さでした。

 

(P.20) 辞めようと思ったことは何度もある。その度に自問自答してきたことがある。
「今のお前は悩んでるだけではないか? 解決するために考え、行動しているか?」
考え、行動をする。トライアンドエラーの繰り返しは折れない心を作り上げる。あれだけ辞めたい、しんどいと思っていた防衛大1学年時の生活も今となっては良い思い出だ。また、そこを乗り越えたからこそ、今こうやって書籍も出せている。その時につらいことがあっても明るい未来は必ず来る。まずは、それを信じることが「折れない心」を作るために必要なことだ。

 

悩みを視覚化したり顕在化する。

そうすると悩みじゃなくなるとはよく言います。

ノートなどの紙に書き出すと良いです。

なぜなら、具体的な行動を起こしやすくなる。

悩んでいたことのモヤモヤ回路が断ち切りやすくなるのもありますからね。

闇雲に暗闇を進んでいても出口は見えないかもしれません。

でも、著者の言う通り「考え、行動」していく。

トライアンドエラーしていけば、必ず良い方向へ進むんじゃないでしょうか。

 

(P.23-24) ストレスがたまっている時期はストレス耐性を高めていると思えば、前向きになれる。そもそも誰もがストレスはたまる。たまらない人間はいない。たまったストレスに対してどう考えるかが大切だ。

 

ストレスを無くそうって考えは私から無くなりました。

だって、無くそうって思って無くせるもんじゃないですよねw

そこは考え方を改めてストレスは味方になるというのを書籍から学びました。

今回の防衛大式 最強のメンタルもこちら寄りの考え方です。

 

「ストレスが溜まる時期はストレス耐性を高めている」

 

確かにこのように思えば気がラクになります。

それに次に同じことが起きたときにストレスが溜まる具合も軽減されそうですね。

これは前回も経験しているから大丈夫といった具合です。

 

(P.34) 心は曲がっていい。ただし、折れたらダメだ。「不安」や「恐怖」を感じることは決して恰好悪いことではなく、自分自身が成長するために大切なことだ。「不安」や「恐怖」を感じた時こそ、現状を変えるチャンスだと言いきっても間違いない。

 

心は曲がっていい。ただし、折れたらダメだ。

こちらの引用部分は本書で1番大好きです。

というよりも、ここ最近読んだ本の中でも断トツの名言です。

ストレスや不安や恐怖を感じているときに聞くと安心感が出ます。

日常生活していると心が折れそうになるときは誰しもあります。

そのときは「心は曲がってもいい」と思える考え方。

「心を折る」前に曲げる程度までは自分に許容すると生きやすいですね。

 

(P.56) 「逆ギレは現状をマイナスにする」。目の前の感情に左右されるのは二流だ。左右されそうになった時は、現状を変えて最高のアウトプットを出している自分をまずは想像してみよう。想像するだけでも、現状は前進しているはずだ。

 

逆ギレはまさしくストレスですもんね。

ストレスが溜まって溜まって我慢できずに逆ギレしてしまう。

逆ギレに対してはそのような印象があります。

とは言え、逆ギレしたから問題が解決する。

そうなるよりも逆ギレしたことによって事態が悪化することもあります。

だから、逆ギレは現状をマイナスにするは納得できることです。

そうなる前に「ストレス」や「メンタル」について学んでおく。

考え方を改めて置いたり、発散する手立てがあると良いと思います。

 

(P.79) 本書のテーマは「行動」を変えるだ。少なからず、今の結果を変えたいと思っている方が読んでいるかと思う。大きな結果を生み出すためには、「やった」の数を増やして、まずは自信をつける。そして、「やった」の数を増やすには途中で投げ出さずに、どんな小さなことでもやりきっていくことが大切だ。その先にあるのはあなたが求めている結果だ。

 

今年(2018年)の私のテーマと言ってもいいかもしれません。

当ブログで何度も書いていることが、当てはまると思います。

「完結リスト」を作ろうという話しです。

これは「夢リスト」や「やりたいことリスト」とは別です。

やろうと思ったけど、出来なかった些細なことを完結させようという話し。

だから、海外旅行に行こうと思って行けてないから完結させよう。

このような敷居が高い話しじゃないです(でも完結できるならしたほうがいいですが)

 

たとえば、前から見たかった映画やドラマやアニメやゲーム。

視聴したりプレイしてみたりする。

やってよかったと満足する場合もあると思います。

やらなくてよかったと思う場合もあると思います。

ただ、ここで言いたいのは「やった」という経験なんですよね。

 

あのドラマ最後まで視聴してないからラストが気になるな…。

あのメニュー食べてないから味がどうなのか気になるな…。

近くにお店がオープンしたけど、あのお店ってどうなんだろう…。

 

要は頭の中でずーっと残ってしまうわけです。

これを1つずつ終了させることが「完結リスト」です。

引用の通りでどんな小さなことでもやりきっていくことが大切という話し。

それが、私は娯楽のことでもそうだと思います。

だって、完結させると「満足感」が違いますよ。

それで、やらなくてもよかったと思えることでも完結で消えますからね。

やらなければいつまでも頭の中にやったほうがいいかな?は居座ります。

 

もっとも、完結リスト系のことを2018年の私はいろいろやっています。

その中での実体験はほとんど、「やってよかった」です。

前から見たいアニメや映画を視聴したりゲームをプレイしたりする。

「やった」経験を増やすことって本当にオススメしたい事柄です。

 

【防衛大式 最強のメンタル】

 

・まとめ

【新刊】心は折らずに曲がる程度に 防衛大式 最強のメンタルでした。

メンタルが最初から強い人はほとんど居ないと思います。

だからこそ、メンタルについて知っておく。

今までのメンタルについての考え方を改める。

それだけで自分のメンタルの強さがアップすると思いますよ。