・本を読むと人生が変化する
1冊の本との出会いが運命を変えた。
ありふれたフレーズではあります。
私は本との出会いが運命を変える。
本を読むと人生の何もかもが変化する。
これはあながち間違っていないと思います。
なぜならば、私が本を読むようになって人生が変わったからです。
具体的にいつから読み出したのかは覚えていないです。
ただ、ずーっと読んできたわけでなく、2012年辺りです。
今から10年前にはならないくらいの時期に読み始めました。
そこから良い意味での人生の変化をすごく体験しています。
私としては多読タイプ。
1日3冊くらいは平気で読み込むタイプです。
「人生を変えた本を教えてください!」
このように言われたら、1冊挙げるのは無理です。
冒頭で書いた1冊の本が人生を変えたというフレーズ。
私は嘘ではないですしあると思うんですよ。
キーフレーズとしては素晴らしいと思います。
でも、1冊では無く複数の書籍を読んだ相乗効果。
本を読む楽しさや素晴らしさがあってこその変化だったと思います。
ということで、本をあまり読まない人も読みたくなる書籍がこちらです。
書名:人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。
著者:千田琢哉
出版社:日本実業出版社
出版年:2011年7月28日
ページ数:190ページ
20代で身につけたい本の読み方というサブタイトル。
しかしながら、読んでみての感想は何歳でも大丈夫です。
本を読むのに何歳からでも遅くはありません。
本を読むことの効用(メリット)や心構えを学べる書籍と言っていいかもしれません。
それでは、私が気になった部分を掻い摘んで紹介させていただきます。
・今からすぐ書店に向かいたくなる本の書評
プロローグ:僕の出身校は、仙台の丸善と金港堂だ
第1章:本さえ読めば、どんな時代になっても知恵で生き抜いていける
第2章:本が背中を押してくれる「行動力」
第3章:本が教えてくれる本当の「コミュニケーション力」
第4章:本が伸ばしてくれる効率的な「勉強力」
第5章:本が磨いてくれる結果を出す「仕事力」第6章:本が導いてくれるお金の不安から自由になれる「経済力」
第7章:本が加速させてくれる「成長力」
第8章:人生を変える本の「買い方・読み方」
エピローグ:つらいときに群れるな、本を読め
(P.4) あなたの人生で、これから先に起こる未知の難題に対するすべてのヒントは、すでにどこかの誰かが本に書いてくれているということです。あなたにもぜひシンプルなこの事実を知っていただき、心で感じていただければ幸いです。
本書の目次になります。
人生で迷ったときは本を読め。
ウダウダ悩むくらいなら1冊の本を読む。
私はこの方法はシンプルだけど良い解決方法だと思います。
なぜなら、打開策になる一言が見つかることが多いんですよね。
(P.16) たくさん本を読んで、たくさん映画を観ている人は「最近面白いのがない」とは決して言いません。繰り返し読むことができる本や、繰り返し観ることができる映画に出逢える可能性は誰でも同じで変わらないのです。100冊読んで1冊、100本観て1本でも繰り返し味わう作品に出逢うことができたらそれで御の字です。
本に限らずです。
アニメや漫画やゲームだってそうだと思います。
100個のうち1つが素晴らしい出会いなら儲けもの。
それくらいの心構えで御の字と思って視聴する。
そうすると素晴らしい出会いがあると思います。
何でもかんでも完璧に求めすぎている人って多いと思います。
そうではなく、気持ちにゆとりを持つと良い出会いがあるんじゃないでしょうか。
(P.25) 気になった本を片端から貪り読んでいけば、必ず運命の本に出逢えます。評論家がつべこべ言っている間に、あなたは小説もビジネス書もまったく関係なく好きなだけ読んでしまうことです。
私は小説や漫画からも学べる。
時間の無駄とか思わないタイプです。
結局のところ学ぼうと思えば何からも学べますからね。
というよりも、たとえば、引用にある小説です。
私は西尾維新先生の作品が超がつくくらい大好きです。
西尾維新の小説から学べることってすごくあります。
考え方という部分でこういう考え方もあるや気づきを得ること多いです。
(P.33) あなたと本と出逢いは、どんなに遠回りしたとしても、すべてベストタイミングです。成長して受け入れ態勢が整ってからでなければ、巡り逢えないようになっています。自分の運命の本は、自分とまったく同じ人生を歩んできた人にしかわかりません。つまり、自分以外には見つけることができないということです。
本とのすべてはベストタイミング。
私も多読していてこのような感覚はあります。
この本に早く出会いすぎていたら意味不明だったということです。
逆に本を読んでいてちんぷんかんぷんな本。
それでも、何か引っかかるような本は時期をあけて再度読むことがあります。
そこから新しい気づきを得られた経験もあります。
運命の本と感じる本は本当にベストタイミングです。
(P.73) 本を読んでいて琴線に触れる部分を思い出してみてください。あなた自身が過去に経験したことがあることに対して、琴線に触れていることに気づかされるはずです。自分の経験に結び付けることができないことは、琴線に触れることはありません。だからつらい人生を送ってきた人ほど、たくさん琴線に触れることができます。自分自身のつらい経験とコミュニケーションを取ることができるからです。
書籍を読んでいて「あるある」と思えること。
琴線に触れる部分は確かに過去に経験したことの追体験。
ここはこうなんだよなって思えることがあります。
自分自身を振り返ってコミュニケーションを取る。
本や著者さんと取れるのも醍醐味だと思います。
(P.88-89) 量と質は相反するものではありません。量と質は比例するものです。圧倒的な読書量をこなさなければ、質の高い読書ができるようにはなりません。「自分は限られた良書を繰り返し読むタイプ」という人は、実は読書しない人です。良書か否かは膨大な量の本を読まなければわからないからです。
質と量の話し。
量より質や質より量ってあります。
どちらが大切なのか?というのはありますよね。
私はこちらの引用の千田琢哉さんの仰る通りだと思います。
量をこなせば、質もついてくると思うんです。
というよりも、量をこなすといろいろな面に気づかされるんですよね。
私もまずは膨大な量を多読してみることをオススメしたいです。
【人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。】
・まとめ
読むと何もかも変化する 人生で大切なことはすべて書店で買えるでした。
読書をすることで人生が変わった。
人生で大切なことが本にはすごく詰まっていると思います。
私は読書することは死ぬまで続けていきたいです。
新しい気づきや人生の風呂敷を広げてくれる体験。
実際に動きたくなることが詰まっているのが本ですからね。
これからも素敵な本と1冊でも多く出逢えたら最高です。