・この本を読むのも導かれたから
私の人生の中でトントン拍子に物事が進んだ。
すべては導かれている感覚を体験した。
そのように感じたのは2013年~2015年辺りです。
運命と感じる出来事に本当に多く遭遇しました。
もっとも、それを活かしきれなかったのが後々の後悔。
今の後悔に繋がってしまっていますが…orz
最近の当ブログの戯言(考え方)記事。
シンクロニシティについての記事を2つ投稿しました。
【戯言】鋼の錬金術師シンクロが起きてるので私のシンクロ体験談。
【体験談】今度はAqua TimezシンクロとBLEACHのシンクロ起きてる。
こちらの2つの記事を投稿しています。
今回の書籍の「すべては導かれている」というのはシンクロニシティ。
誰しもが、1度や2度はシンクロ体験ってあると思います。
そのことを著者の田坂広志さんが解説されています。
日々の生活の接し方も変わるであろう書籍の紹介です。
書名:すべては導かれている 逆境を越え、人生を拓く五つの覚悟
著者:田坂広志
出版社:小学館
出版年:2017年11月28日
ページ数:242ページ
想像を超える「不思議」が訪れる。
シンクロって気づきです。
すべては導かれているというのも気づきです。
それに気づく人と気づかない人がいます。
では、どうすれば、その気づき力を高めることができるのか。
そこを本書が上手く解説していますので掻い摘んで紹介していきます。
・5つの覚悟を意識して自分を導いていこう
はじめに:いま、逆境の中にある、あなたへ
序話:あなたの中に眠る、不思議な力と叡智
第一話:自分の人生は、大いなる何かに導かれている
第二話:人生で起こること、すべて、深い意味がある
第三話:人生における問題、すべて、自分に原因がある
第四話:大いなる何かが、自分を育てようとしている
第五話:逆境を越える叡智は、すべて、与えられる
終話:なぜ、人生で、不思議なことが起こるのか
おわりに:あなたは、すでに、逆境を越えている
(P.5-6) 私が、本書を通じて、あなたに伝えて差し上げたいことは、ただ一つです。それがいかなる逆境であろうとも、その逆境を越える、究極の言葉があります。
すべては導かれている。
その言葉です。
本書の目次は5つの覚悟です。
すべては導かれているという感覚。
その感覚を感じるのに大切な5つの覚悟です。
私も最近は忘れがちになっていることが多く書かれていました。
自分を見つめ直す良いキッカケになったので本書に感謝したいです。
田坂広志さんの書籍に導かれてたどり着いたんだなって思ったりします。
(P.34) あなたが、「いまを生き切る」という覚悟を定め、「すべては導かれている」という覚悟を定めるならば、必ず、あなたの心の奥深くから、その逆境を越えていく力と叡智が湧き上がってきます。そして、あなたの人生において、想像を超えたこと、不思議なことが、起こり始めます。私は、あなたに、そのことを伝えて差し上げたいと思い、本書の筆を執りました。
今を生き切るという感覚。
まさしく、ここ最近の私が忘れかけていた感覚。
冒頭に書いたようなことで過去を後悔。
このままではヤバいからどうにかせねば…。
これは未来への不安ですし未来ですよね。
ということで、今を生き切る覚悟が不足している。
今を感じている時間が1日の中で短くなっていると感じました。
ある意味で、「なるようになるさ」という楽観視。
過去や未来よりも今をしっかりと生き切る。
今を生き切る感覚をもう1度インストールし直そうと思いました。
(P.43-44) いずれも、その出会いが無ければ、自分の人生は大きく違っていた。その出会いによって、人生が大きく好転していったのです。「人生論」を語った古典的著作を読むと、その多くに、共通して書かれていることがあります。
「人生は、人との出会いが、すべて」
「人生は、人との出会いによって、導かれる」
これは、聞いた瞬間には、少し極論のように感じる言葉でありながら、歳月を重ねて人生を歩み、その人生を静かに振り返るとき、なぜか、深い説得力を持って響いてくる言葉でもあります。
人との出会いで人生が変わった。
人との出会いで人生が一気に好転した。
私はこの経験に関しては身にしみてあります。
良い意味でも悪い意味でも運命の歯車が合わなかったら。
当ブログを書いていることも無かったかもしれません。
その人との出会いで人生が一気に変わるとき。
私の実体験では1つの要素があると思うんですよ。
その1つが自分の中で「覚悟」をしっかり決めている状態です。
自分の覚悟がしっかりとしているときに導きの恩恵を受ける気がします。
(P.64-65) 「自分の人生は、大いなる何かに導かれている」
「人生で起こること、すべて、深い意味がある」
という二つの「覚悟」を定めることができるならば、人生というものが、気まぐれな「偶然」に左右され、不運や不幸な出来事によって翻弄されるものであるという不安や恐怖から解き放たれ、人生のいかなる出来事に対しても、「この出来事には、大切な意味がある。それは、どのような意味か」という肯定的な問いを胸に、正面から向き合うことができるようになります。
人生に起こることにはすべて深い意味がある。
ここで大切なのは「肯定的な問い」という部分だと思います。
不運や不幸を悲しんだり嘆いたりすることはありますよね。
後悔してやり直したいと思うことも山ほどあると思います。
そうではなく、肯定的な問いをして自分の中で上手く昇華させる。
「今」を生きるには「過去」にしっかりけじめをつけること大切です。
(P.108) 人生で不運や不幸に思える出来事が与えられたとき、最初に、様々な感情の波があっても、最後は、「ああ、自分に原因があった」と受け止め、「ああ、これは、自分に大切なことを教えてくれている」と解釈するという心の修練を続けていくと、我々は、自然に、「静かな強さ」を身につけていきます。
自分原因説ですね。
これは例えば事故にあったときにすべてを自分のせいにするわけではございません。
そういうことではないと田坂広志さんも述べています。
要は、法律で判断してもらうところはしっかりと判断してもらうということです。
信号無視してきた車にぶつかったときにすべて自分のせいにできませんよね。
そこは法律で裁いてもらうところは法律で裁いてもらう。
とは言え、自分が意識的になっていれば避けれるところは避けれたかもしれない。
悩まなくてもいいことで頭を悩ませすぎてぼーっとしてた。
自分に非になるようなことがあったかもしれません。
感情の波を整理して自分の原因となる部分は自分の原因と認識する。
そして、ここから得られる気づきは?と考えることが大切だと思います。
(P.164) 昔から、人々の間で「嫌な予感」という言葉が使われますが、人間には、なぜか、迫ってくる危機や待ち受けている危険を未然に察知する一種の「予知能力」が働くときがあります。それが、ときに「予感」として与えられるのですが、それは、心の奥深くから聞こえてくる声として、また、心の奥深くから湧き上がってくる感覚として与えられます。この「予感」という力も、必ず、あなたの中に眠っています。
著者の田坂広志さんは危機一髪の体験があったそうです。
いつもは22時に友人宅から帰宅する。
その日は帰る気がせず23時に帰宅したそうです。
帰りの高速道路で壮絶な事故現場を目撃してゾッとして帰宅という話し。
それが、いつもの帰宅頃の時間なので、もし、そのまま帰宅していたら…。
そういう九死に一生の体験ってテレビや本でも耳にします。
私自身はそのような九死に一生の体験は無いような気がします。
「気がします」というのはもしかしたら、あるかもなんですよね。
なぜなら、自分の中の予感にはあらがわない。
自分の中の胸さわぎには忠実な方なんですよ。
だから、その感じたことを実行に移したおかげなんかはあるかもしれません。
何と言っても、自分は「シンクロ体質」と思っている人間ですからね。
そういう直感はこれからも大切にしていこうと思います。
【すべては導かれている 逆境を越え、人生を拓く五つの覚悟】
・まとめ
覚悟が決まると人間は強い 田坂広志のすべては導かれているでした。
やり抜く覚悟と貫き通す意志。
私が改めて最近インストールし直していることです。
「今」を楽しく生きる部分がどうにもこうにも抜け落ちてきていた気がしました。
本書を読んでそこのところを改めて修正できたのでよかったです。
読むことによって「すべては導かれている」という感覚。
あなたの中に眠るそのような感覚を呼び起こすことができると思います。