【新刊】 現役看護師かげさんの明日を生き抜く看護メンタル

・本書を読むときの注意点!

 


どうも管理人のポポリッチです。

 

本書は現役看護師。
かげさんの看護メンタル。


メンタル系の書籍?

そのように感じるかと思います。
メンタル系ですが少し違います。

 

看護師さんを目指す人。
現役看護師さんに向けて書かれています。
とは言え役立つ考え方も満載なので紹介していきます。

 

 

 

現役看護師かげさんの 明日を生き抜く看護メンタル

 

 


書名:現役看護師かげさんの 明日を生き抜く看護メンタル


著者:かげ


出版社:KADOKAWA


出版年:2024年1月31日


ページ数:192ページ

 

 


看護学生。
看護師必読。
現場の声をそのままのお悩み相談室。
看護師さん以外も役立つ視点。
私なりの書評で語らせていただきます。

 

 


・つらいのも、不安なのもがんばっている証拠!

 

 

(P.35) 結果が読めないことにやる気を持って取り組める人は多くはないのです。「やる気がないけどやらなきゃいけないことはやっている」なら大丈夫。私もけっこうやる気がないのです。




私もやる気ない方です。
でもここで書かれていること。

 

「やる気がないけどやらなきゃいけないことはやっているなら大丈夫」

 

このスタンスなんですよね。
やる気満々でも実際に行動しない人もいますからね(笑)。
こういう考え方は大切にしたいです。

 

 

 

(P.65) 看護師の中には、人が亡くなったとき素直に感情を爆発させる人もいれば、表に出さない人もいます。いつもと変わらない様子で仕事をしているように見えても、心の中では泣いているかもしれません。身の周りで患者さんが亡くなったとき、同僚の悲しみに気づいたらそっと声をかけて、スタッフ間で思いを共有するのもいいと思います。




看護師さんや介護士さん。
死と向き合うことは多いと感じます。
もちろん、それ以外でも生活していたらです。
身近に感じていた人が亡くなることもあります。

 

「心の中では泣いているかもしれない」

 

このスタンスは他人に対して意識するの大切。
数年前にとある有名人が炎上したことあります。
炎上内容はその有名人の親友(有名人)の方が亡くなりました。
そのときにめちゃくちゃつぶやいていたのが理由です。

 

本当に悲しいならそんなことできない!
そういう風に言う人が多かったんですよね。
だから炎上したと言うことです。
悲しみのスタンスは人それぞれですしテンプレはありません。
人それぞれあるので型にはめて考えるのは危険でもあります。

 

 

(P.175) 実は私も患者さんから「死ね」とか「看護師辞めちまえ」と言われたことがあります。稀ではありますが、もっとエスカレートすると物を投げる患者さんや、暴れてしまう患者さんもいました。




最後に気になったことです。
10年前、20年前、30年前。
だんだんと現代に合わせてになります。

 

「お客様は神様ですからの脱却」

 

お店側も主張するところは主張。
働いている従業員を守る姿勢。
しっかり対処するようになってきています。


現代の病院や介護施設などってどうなんですかね。

お店だったら裏に連れて行かせて警察を呼ばれるもありますよね。
だから今でもこういう患者さんでも受け入れたままにする。
それとも転院させたり警察に言ったりするんですかね。
現代のその辺りの事情も聞いてみたかったです。

 


【現役看護師かげさんの明日を生き抜く看護メンタル】

 

 

 

 

・素敵なイラストも満載!

 


【新刊】 現役看護師かげさんの明日を生き抜く看護メンタルでした。

 

書評でも伝えきれない部分。
本書は素敵なイラストも満載。
4コマ漫画として伝えている箇所もあります。
可愛らしいイラストでこちらも最高でした。
大変な仕事で働いている方々に感謝と思える内容でした。