【新刊】 南沢奈央の今日も寄席に行きたくなって

 


・落語に魅了された女優が綴るエッセイ集!

 


どうも管理人のポポリッチです。

 

本日の書評。
エッセイ集になります。

 

ここ数ヵ月の当ブログ。
落語家さんの本を何冊か紹介。
そういうご縁で本書は気になりました。

 

最近の芸能関係に疎い私。
そんな私でも南沢奈央さんのことは存じています。
その辺りも踏まえて最後まで楽しく読めました。

 

 

今日も寄席に行きたくなって

 

 


書名:今日も寄席に行きたくなって


著者:南沢 奈央


出版社:新潮社


出版年:2023年11月1日


ページ数:232ページ

 

 


すべてを忘れて心の底から笑わせてくれる場所。
落語に魅了された女優が綴るエッセイ集。
初心者にも安心な「はじめて寄席ガイド」も収録。
早速、本書を楽しく紹介していきます。

 

 


・落語によって心を動かされた場面を切り取った内容!

 

 

 

(P.11) 落語が好きだと言うと、まず、「あ、笑点?」と言われることが結構ある




落語=笑点。
皆様はいかがでしょうか?
私はそういうイメージあります。

 

落語家さんを見る。
笑点の番組の機会が多いですからね。
ただ、笑点の場合は「大喜利」です。

 

落語家さんが落語を披露しているわけでは無い。
本格的に落語を聞く機会はなかなかありませんよね。
NHK教育 (Eテレ)で落語番組があった記憶があるくらい。
落語を演じているのを見てみたいと思える内容です。

 

 

(P.52) いくら落語が好きで聴いていても、こうして実際に声に出してやってみて稽古してもらわないと、知らないことばかりである。そして、こういった細かいところを詰めれば詰めるほど、どんどん落語らしくなっていくから楽しかった。




落語の用語。
昔ながらの日本語。
難しい言葉や独特の言い回しも多い。

 

正直に話します。
本書を読んで読めない漢字(文章)も多かった……(汗)。
そもそも本書の書名である「寄席」です。
もしかしたら寄席を正式名で読めていない人もいるのではと思っています。

 

 

(P.97) わたしは何事もない限りは一生「南沢奈央」として女優の仕事をしていくつもりだが、落語家さんの場合、そうしたくともそうはいかない。名前が変わっていく。




笑点の師匠。
名前が変わった人が何人もいますよね。


冒頭の園芸コーナーが襲名式に変わる。
テレビを見たときにそういう日で記憶があります。

 

ちなみに南沢奈央さん。
芸名で活動されていたんですね。
てっきり本名かと思っていました。
そこも驚きの事実として書いておきます。

 


【今日も寄席に行きたくなって (南沢奈央)】

 

 

 

 

・南沢奈央さんの落語愛を強く感じる1冊!

 


【新刊】 南沢奈央の今日も寄席に行きたくなってでした。

 

落語をまったく知らない私です。
そんな私が読んでも落語に興味を持つ内容。
南沢奈央さんの落語愛を感じる内容でした。
現代はYouTubeで公式配信している落語家さんも多くいます。
まずは動画で落語鑑賞してみようと思っています。