【新刊】 松村真宏の実践仕掛学

・問題解決につながるアイデアのつくり方!

 

どうも管理人のポポリッチです。

 

今回の書籍。

仕掛学とても面白いです。

 

本書の素晴らしいところ。

実際に街中で仕掛けたこと。

丁寧に解説してくれています。

 

ちなみに仕掛学。

例えば、コンビニのトイレ。

きれいに利用していただきありがとうございます。

こういう貼り紙を見かける機会ありますよね。

 

これも言っちゃえば仕掛学。

この貼り紙を見て行動が変わる。

人間の行動が楽しく変わる。

仕掛学の魅力に気づく内容です。

 

 

 

実践仕掛学: 問題解決につながるアイデアのつくり方

 

 

 

書名:実践仕掛学: 問題解決につながるアイデアのつくり方

 

著者:松村 真宏

 

出版社:東洋経済新報社

 

出版年:2023年11月22日

 

ページ数:216ページ

 

 

 

つい、したくなる!

シカケがあるという話。

仕掛けた人も仕掛けられた人もです。

どちらも幸せになる仕掛けが紹介されています。

 

 

 

・読んでいて楽しい内容!

 

 

(P.34) そそる仕掛けの条件には、過去の経験や体験に基づく遊び心と、仕掛けを設置する状況の2つがあり、両者が同時に満たされたときに最大の効果を発揮するといえる。

 

 

 

そそる仕掛け。

こちらはアイデア出し。

アイデアを有効活用するときに参考になります。

 

アイデアを出したときに確認する。

遊び心と仕掛けを設置する状況。

独りよがりにならないためにも大切と感じました。

 

 

(P.53) 貼り紙を貼っても貼らなくても行動が変わらないのであれば、これも正論のジレンマということになる。

 

 

 

この正論のジレンマの話。

めちゃくちゃ面白かったです。

先程、トイレの話を出しましたがこちらも正論のジレンマ。

きれいに使いましょうと言われてもですよね。

 

それだったらこの的に尿を当ててください。

こちらの方が皆様の行動も変わりますよね。

そういう色んな事が紹介されています。

この正論のジレンマで前から個人的に思ってたことが解決。

 

地元の街中の電柱にこの場所は何メートルです。

色んな箇所に張り付けてあるんですよね。

これは東日本大震災の津波が起きてから貼られた。

一方で私は疑問を持っていたんです。

 

場所が何メートルだからどうしろと?

だったらもっと高い場所はこちらです!

こういう案内があったほうが嬉しいと思っていました。

これが正論のジレンマというやつかという気づきになりました。

 

 

 

(P.68) 何か知らないものがあると気になってつい見てしまう。これが新規性である。また、初めて見たものでもよく知っているもののような気がして、使い方が容易に想像できるものがある。それが親近性である。

 

 

 

新規性はこれまでに見たことがないもの。

親近性はよく知っているものの。

こちらもアイデア出しに役立つ考え方です。

 

実際に街中でやられたこと。

マジックハンドでポケットティッシュを配ったそうです。

これはコロナ過で接触を気にする人も多い時期の実験。

 

マジックハンドとポケットティッシュは馴染み深い。

一方でマジックハンドでポケットティッシュを配る。

なかなか見る機会は無いので新規性ですよね(笑)。

目からウロコと思える内容ですごい!のひと言です。

 

 

【実践仕掛学 (松村真宏)】

 

 

 

 

・何度も読み直したい良書!

 

 

【新刊】 松村真宏の実践仕掛学でした。

 

個人企画をやる場合。

本書の実践仕掛学。

アイデア出しに役立ちます。

目からウロコが多過ぎました。

今後も読み直したいと思える良書でしたよ。