【新刊】 スーツアクター 高岩成二

・スーパー戦隊シリーズや平成仮面ライダー!

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
あなたはスーツアクターご存知ですか?
スーパー戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズ。
 
変身後も俳優さんがそのまま演じている。
そういう風に思っているのは子供だけでしょう。
アクション担当の人がいるのは想像できますよね。
 
本書の著者である高岩成二さん。
平成仮面ライダー18人演じておられています。
 
仮面ライダー電王。
仮面ライダーフォーゼ。
私はシリーズとして全話視聴しています。
 
中の人は高岩成二さんだったのか!
そういう驚きもありつつ本書を読みました。
 
 
 

スーツアクター高岩成二 先人より継承し、共に創造す

 

 

 

書名:スーツアクター高岩成二 先人より継承し、共に創造す

 

著者:高岩 成二

 

出版社:イースト・プレス

 

出版年:2023年8月16日

 

ページ数:192ページ

 

 

 

スーツアクターを33年間続けた男。
激闘の伝説を紐解く!
 
電王はほぼゼロから全てを教えていただいた僕の原点です。
佐藤健さんの推薦帯文も書かれています。
早速、本書を楽しく紹介していきます。
 
 
 

・読んでいてワクワクした1冊!

 

 

(P.13) この本では、僕のアクションと演技の人生、僕の目線で見た特撮やスーツアクターの歴史、スーツアクターになるための道筋、ワークショップで行っているアクションや演じてきたヒーローポーズの解説などもまとめました。スーツアクターやアクションを目指す人にとって何かのきっかけや参考になったり、特撮やアクションを楽しむエッセンスとなれば幸いです。

 

 

 

【目次】
 
序章:先人から継承し、共に創造すること
 
第1章:スーツアクター・高岩成二という生き方
 
第2章:特撮ヒーローとスーツアクターの歴史
 
第3章:スーツアクターになるには
 
第4章:基本ポージング&アクション解説
 
第5章:これからのスーツアクターと願望
 
終章:後世に向けて

 

 

 

本書の概要と目次でございます。
スーツアクターの裏側を知れる。
中の人の素顔を知れる貴重な1冊と感じました。
私は平成仮面ライダーまだ視聴していなくて見たい作品も多い。
視聴するときに違う視点で見れる気がしました。
 
 
 
(P.18) 『クウガ』からいわゆる平成仮面ライダーがシリーズ化されて、『アギト』からまさか自分が18人もの仮面ライダーを演じるとは思ってもみませんでした。それぞれ思い入れがあって順位は付けられないのですが、いちばん印象に残っているのは『仮面ライダー電王』でしょうか。一般的にも、平成仮面ライダーの人気が定着したシリーズと認識されているようです。

 

 

 

仰ること分かります。
仮面ライダー電王のブーム。
 
特撮作品は子供だけじゃない。
大人も視聴する人が増えた印象あります。
 
私は仮面ライダー電王は好きです。
とても印象に残っている作品です。
ただ、リアルタイムでは視聴していません。
後に一気見で1週間かからずに全話視聴しちゃいました。
 
 
 
(P.71-72) スーツアクターという響きは、カチッと型にはめられたような気がして、どちらかといえば、「中の人」のほうが、フワッとした印象で僕は好きでした。でも、少しずつスーツアクターが定着してきて、僕自身もメディアから「スーツアクターの高岩さん」と呼ばれるようになってくると、「まあ、いっか、職業の一つとして認知されたんだから、それはそれで喜ばしい出来事なのかな」と思うようになりました。

 

 

 

呼び方は気にならないという話です。
アニメなどで演じている声優さん。
キャラと切り離して中の人と言われることあります。
 
本書の著者である高岩成二。
実際に中に入って演じているわけですからね。
まさに中の人の中の人とも思います。
 
 
 
(P.78) フォームチェンジでパワーアップしているはずが、中の僕らはどんどんパワーダウンしていきます(笑)。色々な部品が追加されたり大きくなったりで、最終形態のフォームはとにかくどれもこれも動きにくい。

 

 

 

夏場は暑そう。
中は大変そうは思いますよね。
 
仮面ライダーシリーズは毎年変わります。
衣装に慣れるまでの期間があるというお話。
それと同時に作品の途中にもフォームチェンジがあるというお話。
 
最初から最後まで同じ形態では無いですよね。
敵側も強くなれば仮面ライダー側もパワーアップします。
視聴者側は「おおおー!!!」ですよね。
 
中の人からすると慣れてきたところでまた最初から合わせていく。
中の僕らはパワーダウンに思わず笑ってしまいました。
スーツアクターの方の気苦労を知れたエピソードです。
 
 
【スーツアクター 高岩成二】

 

 

・スーツアクターの素顔を知れました!

 

 

【新刊】 スーツアクター 高岩成二でした。
 
中の人の素顔を知れる1冊。
最初から最後までクライマックス。
楽しく面白く本書を読ませていただきました。
アクションや基本ポージングなどの章も最高でした。
特撮ヒーローを見るときの視点が変わる内容で素晴らしかったです。