【新刊】 香山リカの逃げたっていいじゃない

・ときには逃げること

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
本書は逃げたっていいじゃない。
私は逃げるときは逃げるタイプです。
 
かなり昔の話になります。
今みたいにブラック企業が騒がれていない時期。
派遣会社が全盛期の頃ですね。
 
大手ではなく弱小の派遣会社。
かなりブラック体質でヤバいところに当たりました。
これ中の人というか企業はヤ○ザでは?
関わっている人に違和感を感じてしまいました。
 
私はそこを数日で辞めました。
これはまさしく辞めたというより逃げました。
そのときにかなり恫喝してきたんですよね。
今だとボイスレコーダーで録音していたら問題になると思います。
 
これは私の1つの体験ですけど、逃げれない人は逃げられない。
ブラック企業に勤め続ける人もいるの現状。
現代だとネットコミュニティから抜け出せない人もいるでしょう。
そういう方々には参考になる知見が満載でしたよ。
 
 
 

逃げたっていいじゃない

 

 

 

書名:逃げたっていいじゃない

 

著者;香山リカ

 

出版社:エクスナレッジ

 

出版年:2023年7月14日

 

ページ数:192ページ

 

 

 

不幸の部屋からのダッシュのしかた。
職場、家族、
ジェンダー、ルッキズム、SNS。
香山リカさんが切り込んでお話しされています。
 
 
 

・未来はきっと楽しい!

 

 

 

(P.5) 逃げたっていい。いや、逃げなきゃいけないときもある。そして、逃げればたいていのことは解決する。「えっ、ホント? そんなわけないでしょ?」と思っているあなたこそ、ぜひこの先を読んでみてほしい。さあ、お手をどうぞ。いっしょに華麗なる”逃げの旅”に出掛けましょう。

 

 

 

【目次】
 
まえがき
 
第1章:心がつらいときは逃げていい
 
第2章:働きづらい職場から逃げる
 
第3章:家族のうっとうしさから逃げる
 
第4章:ジェンダー、ルッキズムから逃げる
 
第5章:ネットの呪縛から逃げる
 
第6章:「逃げる」は戦うことでもある
 
あとがき

 

 

 

本書の概要と目次です。
もちろん、細かい部分は違います。
ただ、本書で言いたい逃げてもいいじゃない。
ときには逃げるは大切という主張。
私も実践していることだと感じる本書でした。
 
 
 
(P.40) その理由も「自分が休んだら、まわりの人が迷惑する」といったものです。でも本当のことを言うと、1人やめたり休んだりしても、会社などの組織は回っていくものです。それで回っていかないのなら、組織に問題があると言わざるをえません。

 

 

 

仰る通りだと思います。
出典不明になります。
 
確か鬱から脱出したエピソード。
とある方が書いていた話になります。
 
会社をやめたくてもやめられない状態。
逃げちゃだめだと思っていて責任感ある人ですね。
でも鬱の症状が日に日に酷くなっていく。
会社を休みたくても辞められない辛い状況が続いたそうです。
 
それは社外の人に相談しました。
そのときに言われたのが香山リカさんが仰ることと似ていること。
 
 
「すごい自信家なんですね」
 
 
最初、えっ……?と思ったそうです。
いきなり言われたらそうなりますよね。
その後に言われた話が引用箇所と似ています。
 
「だってあなた1人がいなくなって回らない会社ですよ」
「一般社員なのによっぽど有能であなた自信あるってことですよね」
 
 
それを聞いてハッとしたそうです。
そこから気がラクになったというエピソードを見ました。
私も普通に組織が問題あると考えるほうが健全だと思います。
 
 
 
(P.133) おそらく学生たちがそんなことを言うのは、女性医師差別と同じで、時代が一巡したからではないかと私は思っています。女性差別もルッキズム、上の世代が反対してきた歴史を経て、ようやくその考え方が浸透したと思いますが、学生たちはなぜそういう時代になってきたのか、その歴史を知らないわけです。

 

 

 

ミスコン話の後の引用箇所です。
学生たちの多くはミスコンに反対していない。
一部の人はやめろという話。
 
先日、リケジョと呼ばないでという本を読んだんです。
私としてはリケジョって自分から名乗っていない?
プロフィール見たら自分からリケジョと書いている。
リケジョをアピールしている人が多いと感じていました。
 
引用箇所。
それに本省のジェンダー、ルッキズムの話。
上の世代と下の世代のズレ。
香山リカさんの解説を読んでいて私が思った疑問が解決しました。
 
 
 
(P.155) アカウントを消しても、「私のアカウントが消えたことをみんなどう思っているのだろう?」と心配になって、また別なアカウントをつくってSNSを除いてしまう人もいます。アカウントを消したことをみんながどう思っているかは、考え出すとキリが無いので、消したら自分はもうここにはいないと思えばよいと思います。

 

 

 

アカウントを消しても気になる人たちの話。
SNSというかツイッターの話ですね。
いろいろ気にし過ぎの人が多いと感じます。
自分の思い通りにならないし気にし過ぎても仕方ないんですよね。
 
むしろ、メンタル崩す要因になります。
マイルールが強い人が多い場所。
そういう感じで気を楽に利用すれば良いと思うんですよね。
私はネット疲れ無いタイプなのでそのように思ってしまいます。
 
 
【逃げたっていいじゃない (香山リカ)】

 

 

・逃げることは恥でも何でもない!

 

 

【新刊】 香山リカの逃げたっていいじゃないでした。
 
逃げるという選択肢。
もっと有効活用して良いと思います。
世の中はマジメすぎる人が多い。
それくらいの感覚で健全だと感じます。
逃げることは恥でもなんでもないですよ。