【新刊】 岩瀬仁紀の土壇場のメンタル

・1002試合登板、407セーブのストッパー

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
私は愛知県在住。
小さい頃から野球チーム。
中日ドラゴンズのファンです。
 
今回は中日に限らずになります。
伝説的なストッパーと言える存在。
岩瀬仁紀さんの自叙伝を紹介します。
 
 
 

土壇場のメンタル: 1002試合登板、407セーブのストッパー

 

 

 

書名:土壇場のメンタル: 1002試合登板、407セーブのストッパー

 

著者:岩瀬 仁紀

 

出版社:日本文芸社

 

出版年:2023年3月28日

 

ページ数:226ページ

 

 

 

野球ファン待望。
初の著書で自叙伝です。
ストッパーのバイブル。
楽しく本書を書評していきます。
 
 
 

・僕の自叙伝の性格も踏まえた初の著書!

 

 

(P.3-4) 「1002試合登板、407セーブ」――僭越ながら「僕自身が生の声を発することで、今後、野球を志す若者や、ビジネスパーソンのお役に立てるのなら望外の喜びだ」と、お引き受けした次第だ。僕の自叙伝の性格もふまえた初の著書。詳しくは本編に譲るとする。

 

 

 

【目次】
 
INNING1:二刀流だが、投手としてのプロ入り
 
INNING2:ストッパー哲学
 
INNING3:ストッパーの心理
 
INNING4:ストッパーの技術

 

 

 

INNING5:ストッパーの身体
 
INNING6:ストッパー3傑
 
INNING7:ストッパー10か条
 
INNING8:対戦してきたスラッガーたち
 
INNING9:仕えた監督たち

 

 

 

本書の概要と目次です。
野球ファンはもちろん。
野球を知らない人も楽しめる内容。
心構えとして学べることも多くなっていますよ。
 
 
 
(P.17) 高校は、愛知県立西尾東高校。もともと県ベスト16くらいだっただろうか。ただ、僕がプロ入りしたのを機に「県立高校でもプロにいけるなら」と地元・西尾市から進学する子が増えたそうで、嬉しいことである。

 

 

 

地元・西尾市。
私は愛知県民です。
西三河に住んでいます。
 
だから西尾市とも縁が深い。
普通に頻繁に遊びに行っています(笑)。
それもあって岩瀬仁紀さん大好きです。
 
本書で書かれていること。
岩瀬仁紀さん高校からプロ球団まで。
すべて愛知県のチームに所属。
こういうプロ野球選手も珍しいと書かれています。
 
高校→大学→社会人→プロ野球チーム。
ここをすべて愛知県で過ごしている人。
私もなかなか居ないだろうなと思いました。
だからこそ地元民として応援したくなる方でした。
 
 
 
(P.55) 最終的にストッパーに一番大事なのは、「1年間マウンドを守り切る」こと。そこから逆算すると、全部を0点で抑えようという発想は自然となくなる。いい意味で、どこかで「抜く」ことも必要になってくるし、余裕があるときはいかに省エネでマウンドを終わらせるか、打者を出塁させても本塁に還さなければいい。そういう考え方になる。

 

 

 

野球ファン。
私は中日ドラゴンズファンですが。
見る側の視点は三者凡退と思ってしまいます。
 
ただ、ヒットを打たれたとしても考えた上での戦略。
こういうのを知るとより深く野球を見ることができます。
これは岩瀬仁紀さんに限らずプロ野球選手。
投手の方に共通する部分。
 
良い意味で力を抜く。
ここは打たれても良いから次を抑える。
しっかりと戦略を立てている印象あります。
だから一喜一憂せずにイニングを見守るのも大切ですね。
 
 
 
(P.79) 眠ろう、眠ろうと思うほど、眠れなく連鎖。それでも何とか眠らなくてはと、遠征には「マイ枕」を持参した。しっかりと見入るわけではないが、好きなアニメの「ワンピース」や「ドラゴンボール」などのDVDをつけっぱなしで横になる。いわゆるBGM代わりにすると、心が安らいで意外と寝つきがよいことを発見した。「孤独のマウンド」を思ってしまうのか、静寂の中で眠れない体になっていた。

 

 

 

プロ野球選手。
相当な体力を使うと思います。
そういうプロ野球選手でも眠りにすぐに落ちない。
私なんか体力使い過ぎた日はバタンキューです(笑)。
 
これは緊張状態。
精神的に張りつめている状態。
アドレナリンがなかなか収まらない。
眠れなくなるのも仕方ないんだろうなと思いました。
 
だからこその工夫。
岩瀬仁紀さんの対策が語られています。
ワンピースやドラゴンボールをBGM代わり。
私も動画視聴しているうちに寝落ち多いタイプ。
この安心して寝てる感覚はきっと分かる人は分かりますよね。
 
 
【土壇場のメンタル (岩瀬仁紀)】

 

 

・伝説の完全試合での継投!

 

 

【新刊】 岩瀬仁紀の土壇場のメンタルでした。
 
中日ドラゴンズの久しぶりの日本一。
山井投手から岩瀬投手へのリレー。
完全試合継投がありました。
これについても本人の口からも語られています。
読んでみて相当なものだったのがヒシヒシと伝わりましたよ。