【書評】 タイチョーの消防レスキュー隊員が教える防災事典

・誰でもできる防災事典

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
人間、生きていたら何が起こるか分かりません。
特に日本は天災が多い土地柄。
それに物騒な事件に遭遇することだってあります。
 
そのときに助かる。
九死に一生を得る。
事前知識があったから助かったもあると思います。
本書は消防に限らずの防災知識に役立つ1冊です。
 
 
 

消防レスキュー隊員が教える だれでもできる防災事典

 

 

 

書名:消防レスキュー隊員が教える だれでもできる防災事典

 

著者:タイチョー

 

イラスト:みぞぐちともや

 

出版社:KADOKAWA

 

出版年:2022年8月26日

 

ページ数:144ページ

 

 

 

YouTubeチャンネル登録22万人。
タイチョーさんが教えてくださる内容。
本書は見やすくて理解しやすい。
本に読みなれていない人にも親切ですよ。
 
 
 

・今できる備えをしていく!

 

 

(P.3) 「今できる備え」を一緒にしてください。この本がたくさんの人の防災意識を高める一助になれば、とてもうれしく思います。

 

 

 

【目次】
 
はじめに
 
1章:もしものときに備えよう
 
2章:自然災害への対処
 
3章:日常で起こりうる事故・災害・トラブルへの対処
 
4章:予測不能の人災・対人トラブルへの対処
 
おわりに

 

 

 

本書の概要と目次です。
防災意識が高まる。
書籍を読むと感じます。
私は普段が低い方なのでもっと意識していきたいです。
 
 
 
(P.18) 一つは、「非常持ち出しバッグ」です。災害発生直後、命の危険がある場合にすぐ避難できるよう、必要最低限のものだけを入れます。もう一つは「避難生活バッグ」です。災害発生から1~2日後に使用する目的で、非常食などを入れておきます。

 

 

 

非常持ち出しバッグ。
避難生活バッグ。
2種類のバッグの話です。
 
これは言われてみたら確かにです。
最初は命の危険から自分を守る。
非難して安全を確保することが優先ですからね。
 
 
 
(P.22) 災害から逃げ遅れる理由は、「災害に気づいていないから」「運動神経がよくないから」ではありません。「自分は大丈夫」「まだ大丈夫」といったように、異常なことが起こった際に心を落ち着かせようとする安定機能(正常性バイアス)が働いたり、突然の出来事にショックを受け、何もできない状態(凍りつき症候群)になったりすることが理由です。

 

 

 

実際に私が体験した話。
ショッピングモールに入店。
入店と同時に火災報知器が店内に鳴り響きました。
一応、もしものことを考え入口で待機していました。
 
少し経ち火災報知器が鳴りやむ。
店内に火災報知器は誤検知で鳴りましたと放送。
ほとんどの人は誤検知かな?と思うんじゃないでしょうか。
私は入口に居たけど逃げてくる人を見かけませんでした。
 
これが災害から逃げ遅れる理由じゃないでしょうか。
まぁ誤検知で大丈夫だろうと店内の人は思ったかもしれません。
私自身も店内に居たので外に出る自動ドアが開かなくなってしまう。
そういうリスクがある状態だったので人のことは言えませんが…(汗)。
 
 
 
(P.132) SNSで心を傷つけられたのに、何も対処をせずそのまま放っておくと、気づいたときには心の病にかかり、社会との接点が薄れ、孤独を感じ、生きる価値を見出せなくなることがあります。取り返しのつかなくなる前に、すぐに行動することが大切です。

 

 

 

10年以上前に比べたらです。
誹謗中傷に対しては厳しい対応してくれるようになりました。
自分が被害者なのに泣き寝入りしてやめてしまうのは勿体ないと感じます。
 
前提として誹謗中傷してくる相手と直接やり合わない。
スクリーンショットなどを撮り証拠を残しておく。
あまりにも酷いなら運営者や弁護士さんなどに相談。
対処できることはあるので対処して対抗しましょう。
 
 
【消防レスキュー隊員が教える防災事典 (タイチョー)】

 

 

・知らない防災知識も満載でした!

 

 

【書評】 タイチョーの消防レスキュー隊員が教える防災事典でした。
 
自分がいつ巻き込まれる分からない。
そのときに書籍を読んでいて助かった。
前提知識があることは身を守ることにも繋がります。
本書も防災知識で知らないことも多い。
防災意識を高めるキッカケになる内容でした。