・接続可能な地球社会をつくる!
どうも管理人のポポリッチです。
昨今は特に環境問題。
企業だけでなく個人個人。
個人の意識や取り組みも大切。
SDGsという言葉を聞く機会も増えました。
しかし、言葉はよく聞くけどって人もいると思います。
そういう人にとっては本書はかみ砕いての解説。
説明が分かりやすいので理解しやすいですよ。
書名:わたしたちの暮らしは世界とつながっている: 持続可能な地球社会をつくる
著者:谷本 寛治
イラスト:さくらいともか
出版社:千倉書房
出版年:2022年11月1日
ページ数:185ページ
企業と社会。
研究の第一人者と一緒に考える。
これからの地球の未来を考えていきましょう。
・このままでは地球が持たない!
(P.8) モノづくりの中心にある企業に焦点をあて、今どのような取り組みを行っているのか、そしてわたしたち一人一人にどのような役割と責任があるのかについても考えてみましょう。
【目次】第1章:毎日の生活から世界がみえる第2章:モノはどのようにつくられているのでしょうか?第3章:モノをすてたあとはどうなっているのでしょうか?第4章持続可能で循環型の地球社会をつくる
本書の概要と目次になります。
私でも気づく身近な環境問題。
プラスチック製のモノが減りましたよね。
企業もしっかり考えて活動されていると感じます。
(P.65) 毎日使っているスマホですが、どこで産出された素材をつかってつくられているかは、説明書にも書かれていませんのでわたしたち消費者にはわかりません。しかし今ではスマホやパソコンのメーカーは、コンゴで産出したレアメタルをつかっていないということをはっきりと開示することが求められるようになっています。
コンゴのレアメタル。
使用してはいけない事実。
ここに関してはまったく知りませんでした。
武装勢力に資金提供することになる。
紛争を長引かせることになる。
人道的・政治的な理由から国際的に輸入禁止の流れみたいです。
(P.72) トウモロコシ生産の大半は飼料用と燃料用につかわれていて、食用は1割ほどにとどまっています。食用と飼料と燃料とで、奪い合うような状況が生まれていて、トウモロコシ価格は高騰しています。
とうもろこし大好きです。
食卓でもお馴染みの食べ物。
そのとうもろこしの食用。
驚きの1割程度。
飼料や燃料の割合が高いそうです。
こちらの事実もまったく存じて無かった。
本書を読み学びになることが多いです。
(P.119) ある報告書によると、毎年少なくとも800万トンのプラスチックゴミが流れ出ていて、このままだと2050年には海にいるすべての魚の重量より重くなると指摘されています(2016年のダボス会議)。とても信じられないようなことになってしまいます。
プラスチックゴミ。
社会問題として取り上げられることも多いです。
冒頭でも話しました。
昨今は企業努力を感じる機会が増えました。
私たち一人一人もできることから削減に協力したいですね。
【わたしたちの暮らしは世界とつながっている (谷本寛治)】
・社会問題について考えてみる
【新刊】 谷本寛治わたしたちの暮らしは世界とつながっているでした。
普段の何気ない日常。
本書を読むと有り難いと感じる1冊でした。
それと同時にできる範囲で社会問題に取り組む大切さ。
本書から学びになることも多かったです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。