【新刊】 根本裕幸の兄弟姉妹の心理学

・弟がいる姉はなぜ幸せになれないのか

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
あなたは兄弟姉妹おられますか?
私の家庭は姉、兄、自分の構成です。
 
書評前にツイートしました。
「弟がいる姉はなぜ幸せになれないのか」
 
ここに触れる人が多かったです。
本書は色んな事例を語っております。
あくまでも心理傾向や心理テストみたいに読む。
すべて該当するわけではありませんからね。
 
 
 

兄弟姉妹の心理学 弟がいる姉はなぜ幸せになれないのか

 

 

 

書名:兄弟姉妹の心理学 弟がいる姉はなぜ幸せになれないのか

 

著者:根本 裕幸

 

出版社:WAVE出版

 

出版年:2022年10月18日

 

ページ数:248ページ

 

 

 

遠いようで一番近い不思議な存在。
それが兄弟姉妹。
 
私の場合は姉と兄と年齢が離れている。
同じ兄弟姉妹の構成でも年齢差が違う。
これも多少なりとも影響違うのかなと感じています。
 
 
 

・あなたのその性格は「きょうだい」がつくりました!

 

 

(P.6) 本書ではできるだけ多くの事例を紹介しながら、複雑かつ人生に大きな影響を与える「兄弟姉妹の関係」について解説していきたいと思います。今、みなさんが何らかの人間関係に問題を抱えているなら、ぜひ、本書を解決のヒントとしてお使いください。

 

 

 

【目次】
 
はじめに
 
第1章:私たちのキャラクターは兄弟姉妹につくられた
 
第2章:なぜ妹は姉に嫉妬されるのか ――兄弟姉妹の基本心理(1)
 
第3章:なぜ3人きょうだいの真ん中は孤独なのか ――兄弟姉妹の基本心理(2)
 
第4章:弟がいる姉はなぜ恋愛偏差値が低いのか ――恋愛と兄弟姉妹
 
第5章:なぜひとりっ子はチームになじめないのか ――仕事と兄弟姉妹
 
第6章:壊れてしまった関係を修復するために
 
おわりに

 

 

 

本書の概要と目次になります。
ここはよく当てはまっている。
ここは全然あてはまっていない。
本書を読んでいると感じることがあると思います。
そこも含めて楽しく本書を書評させていただきます。
 
 
 
(P.18-19) もちろん、すべてのケースに当てはまるわけではありませんが、兄姉はしっかり者になってリーダー役に、末っ子の弟妹は人懐っこい所作でみんなに可愛がられるタイプになることが少なくありません。それはまるで、子ども時代に家庭の中で担っていた役割が学校や社会の中でも引き継がれ、そこにうまく収まるようにしくまれているかのようです。

 

 

 

こういう傾向は確かにありますよね。
私は末っ子なのでよく理解できます。
結構な感じで確かに末っ子ぽいと言われます(笑)。
 
子ども時代に家庭の中で担っていた役割。
それが学校や社会でも引き継がれている。
そういう視点で自分を見ると感じる部分も出て来そうです。
 
 
 
(P.28) 末っ子の場合は第一子とは真逆になり、弟妹がいない分、年下・後輩とどう関わっていいのかわからない状態になるのです。

 

 

 

こちらとても分かります。
私は目上の人によく可愛がられます。
一方で年下などとの交流は苦手タイプです。
 
ただ、私自身は同性は苦手ですが異性。
異性だと不思議と苦手意識は無いんですよね。
今までお付き合いした人もほとんどが年下。
そういう意味では該当すると該当しないになるのかな。
 
 
 
(P.31) 上の兄弟と年齢差がある弟妹は、このように「ひとりっ子」のような心理になりやすく、きょうだいの影響が希薄になる傾向があります。また、都市の離れた兄姉も含め、年上の人たちから可愛がられるのですが、「何もできない子」として扱われ続けるため、自分に自信が持てなくなることもあります。以上のことからわかるように、兄弟姉妹の問題を考えるとき、年の差はその人のキャラクターを決定づける大切な要素になるのです。

 

 

 

私が疑問に思っていたことです。
姉とは8歳以上の差がある。
兄とは5歳以上の差がある。
 
年齢差がある姉と兄がいる。
ひとりっ子の気質もある。
なるほど!と腑に落ちました。
 
 
【兄弟姉妹の心理学 (根本裕幸)】

 

 

・兄弟姉妹の心理を知れておもしろかったです

 

 

【新刊】 根本裕幸の兄弟姉妹の心理学でした。
 
自分に当てはめて読むのも良し。
他人に当てはめて読むのも良し。
二通りの楽しみ方ができる1冊だと思いました。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。