・不安をケアする方法
どうも管理人のポポリッチです。
連日の不安についての書籍。
ただ、内容の違いがあります。
不安ちゃんの正体は不安の正体。
不安のメカニズムを丁寧に知ることができます。
本書は不安な自分を救う方法。
読んでみると不安に陥ったときのケア方法。
対処法に重点が置かれている印象でした。
書名:不安な自分を救う方法
著者:柳川 由美子
出版社:かんき出版
出版年:2022年4月21日
ページ数:228ページ
あなたの中の不安ちゃんを一瞬で消します。
他人や妄想に振り回される人生はもう終わりにしよう。
早速、本書から学んでいきます。
・ケア方法はあなたにとって必ず心強いお守りになる
(P.12) この本では全部で62個の方法を紹介していますが、「これ、ちょっと面白そう」と思えるものから、気軽に試してみてください。あなたにぴったりの方法に、きっと出会えるはずです。
【目次】はじめに第1章:「自信がなくて不安」がみるみる消える!第2章:「対人関係の不安」がたちまち消える!第3章:「パニック状態」がピタッと落ち着く!第4章:「モヤモヤとした不安」がスーッと消える!第5章:「つらいトラウマ」が静かに消える!第6章:ワクワクする心を取り戻す!第7章:明日を気持ちよく始めるために
本書の概要と目次でございます。
○○が消える!が章で目立ちます。
ケア方法。対処方法は驚きに62個。
いざというときに知っているのは助けになります。
(P.43) ネガティブな自分も、弱い自分も、受け入られるのが自己肯定感です。「ダメな自分もOK!」と気楽に認められると、心はしなやかに、強くなります。
その通りですね。
自己肯定感についての勘違い。
無理矢理ポジティブシンキングすればいいんでしょ?
そういう勘違いされている人もまだまだいます。
しかし、大事なのは自分を責めない。
自分を裁かずにまるっと受け入れてあげる。
弱い自分もダメな自分もオールOKの精神が大切。
ネガティブになるのは人間だから仕方ないのです。
(P.115) 一度始まると、なかなか止まらない反芻思考ですが、意外と簡単な方法で止められます。反芻思考をしている自分に気づいたら、「パン!」と大きな音を立てて手をたたき、「ストップ!」と叫ぶ。これだけでOKです。大きな音にハッとすることで、反芻思考が中断し、不安の連続再生が止まります。
このテクニックはいいですね。
学校の先生が教壇をバン!とする。
クラスのざわざわした会話を一瞬で静めてしまう。
注目が集まるから自然と声も収まりますよね。
ある意味でそれを自分にも使う。
確かに反芻思考は思考にとらわれてしまっている。
それを静めるためには別の注目があると助かる。
思考のとらわれ時に使用したいテクニックと感じました。
(P.131) 他のことは一切考えず、ただ「今こうしている行為」に集中します。すると、意識は「今、ここ」だけに注がれている状態で、過去にも未来にも向きません。そのため、今必要のない心配をせずに済むようになります。
マインドフルネスですね。
例えば、ごはんを食べるとき。
ごはんだけに集中しているでしょうか?
テレビを視聴している。
YouTubeなどの動画視聴しながら食べる。
ごはんだけに集中して食べる人は少ないと思います。
「今、ここ」は大切な時間です。
【不安な自分を救う方法 (柳川由美子)】
・すぐに取りかかれるケア方法
【書評】 柳川由美子の不安な自分を救う方法でした。
本書の不安に対するケア方法。
難しいことは本当に無いと感じました。
すぐに取りかかれる簡単なケア方法が満載ですよ。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。