【新刊】 樋口裕一の確かに、しかしで生き方上手

・「確かに!」と思えた1冊

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
確かに。
しかし。
 
こちらの言葉。
あなたはよく使いますか?
 
私は確かには使うほうです。
しかしはあまり使わないほうです。
 
しかしって使い方が難しい印象がありました。
そして、「確かに、しかし」になります。
この構文は気になる人もいるかもしれません。
文章にも会話にも使用できる言葉の使い方を学んでいきましょう。
 
 
 

「確かに、しかし」で生き方上手 ―たったふたことの賢い成功術

 

 

 

書名:「確かに、しかし」で生き方上手 ―たったふたことの賢い成功術

 

著者:樋口裕一

 

出版社:さくら舎

 

出版年:2022年9月8日

 

ページ数:200ページ

 

 

 

たったふたことの賢い成功術。
本書のコンセプトが理解しやすいです。
学んでみると使いたくなります。
早速、本書を私なりの書評していきます。
 
 
 

・この表現は凄まじい威力を持っている

 

 

 

(P.3) 多くの人が本書によって、この表現の奥の深さを理解し、上手に応用することによって、さまざまな話し方、書き方、読み方を身につけ、生き方上手になってくださることを願っている。

 

 

 

【目次】
 
はじめに
 
第1章:「確かに、しかし」という魔法の言葉
 
第2章:「確かに、しかし」の文章術 ――主張を明確に書く
 
第3章:「確かに、しかし」の会話術 ――賢く気持ちよく話す
 
第4章:「確かに、しかし」の読解術 ――文章を解きほぐして読む
 
第5章:「確かに、しかし」の批評術 ――視点と機転を利かせる
 
第6章:「確かに、しかし」の処世術 ――自由に生きる

 

 

 

本書の概要と目次です。
最初に説明。
 
その後に○○術が続きます。
確かに、しかしを使いこなせるようになりたい。
本書を読んでみて改めて感じました。
 
 
 
(P.16) 私の人生を振り返るに、ある意味で、「確かに、しかし」という構文を見つけた前と後で二分できるのではないかと考えている。もちろん、人生にはさまざまなことがあるのでそれだけが原因とは限らないが、「確かに、しかし」の効用を知り、それを使用するようになって、明らかに私の人生は好転したといえるのだ。

 

 

 

「確かに、しかし」という魔法の言葉。
確かに。
しかし。
個別に使用する人は多いと思います。
 
「確かに、しかし」
この使い方はなかなか居ませんよね。
確かにって言ったあとにしかしは難しいと思います。
 
逆に言えば、破壊力が抜群の構文。
使い方次第で武器になると言う話し。
冒頭に凄まじい威力を持っていると書かれている通りですね。
 
 
 
(P.19) 「確かに、しかし」という表現を身につけていなかったので、周囲に自己主張ばかりしているという印象を与えていた。それでは、建設的に話が先に進まない。すべての話が喧嘩腰の議論になってしまう。

 

 

 

確かにを連発する。
使いやすいからわかる人も多いかもしれません。
ただ、素直に従っている印象。
自分の主張がないと感じられてしまう。
 
一方、「しかし」です。
しかしの連発は否定されている?
引用箇所で語られている印象。
自己主張したいのかな?となりますよね。
 
「確かに、しかし」
相手を受け入れてから主張する。
お互いを補っている言葉なのかなって印象を受けました。
言葉が中和されている印象があります。
 
 
 
(P.57) 自分の書いている文章を読む可能性のある人物を思い浮かべて、その人ならどのような反論をするかを考えてみるとよい。

 

 

 

私は常に意識しています。
最近は自己主張系はあまりしていない。
例えば、時事ネタ系は触れる機会が少ないです。
 
時事ネタを主張するとき。
そのときは反対意見を頭に浮かべる。
どういう反論が来るかな?
事前に想定内にしておきます。
 
現代は誹謗中傷とは別です。
反対意見だけで傷つく人もいる。
それは自分の想定が足りてないと思うんですよね。
私の場合は想定していた反論コメント来たことあります。
 
想定内だから受け流す。
あなたはあなたなんだねってだけでした。
文章を読む人を思い浮かべて反論を考える。
この視点はメンタル面でも役立ちますよ。
 
 
【確かに、しかしで生き方上手 (樋口裕一)】

 

 

・言葉を学ぶことは楽しい

 

 

【新刊】 樋口裕一の確かに、しかしで生き方上手でした。
 
本書を読んでいて感じること。
言葉を知るって疎かにしない。
 
本書の「確かに、しかし」です。
文章術にも会話術にも使えます。
言葉の使い方を学ぶのは大切と改めて感じました。