【新刊】 野口敏の2度目の会話が続きません

・2度目まして

 

 

本書の著者。

野口敏さん。

 

話し方のプロ。

話し方の書籍を多く出版されています。

 

誰とでも15分以上 会話がとぎれない! 話し方66のルール。

すばる舎から刊行されているこちらの書籍。

シリーズは120万部を突破している大ベストセラー。

書店で見たことある人も多いんじゃないでしょうか。

 

当ブログでも野口敏さんの書籍。

過去にも何冊も書評しています。

実は話し方ではない書籍になります。

座右の書として紹介もさせていただきました。

そんな野口敏さんの新刊を書評していきます。

 

 

 

2度目の会話が続きません (サンクチュアリ出版)

 

 

 

書名:2度目の会話が続きません

 

著者:野口敏

 

出版社:サンクチュアリ出版

 

出版年:2022年4月7日

 

ページ数:208ページ

 

 

 

聞き上手で乗り切れるのは、はじめましてだけ。

2度見知りさんのための会話の教科書。

 

コミュニケーション。

会話術系の本などなどです。

言われがちなのが、初対面が大切。

第一印象の大切さは多く語られています。

 

だからこそ、2回目に会うときのこと。

これは書かれていないので貴重じゃないでしょうか。

初対面を乗り切っても2回目で失敗した経験ある人もいるかもしれません。

私も気になる2度目の会話についての会話術本を楽しく私なりの書評です。

 

 

 

・人間関係の決め手は2度目まして

 

 

 

(P.5) 人間関係では、最初の印象はもちろん大切ですが、2度目以降に会話をどう深めていくかは、実はもっと重要です。2度目の会話で関係を深める力がつけば、仕事も恋愛も、チャンスをしっかりつかむことができるようになります。ぜひ、お好きなところから楽しく読んでいただければ幸いです。 

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

CHAPTER1:「2度目に会った人」との会話が続かない2つの理由

 

CHAPTER2:何を話すのが正解? 2度目の会話の話題選び

 

CHAPTER3:気軽に話しかけるには? 話題のつくり方と広げ方のコツ

 

CHAPTER4:誰も教えてくれなかった共感力の身につけ方 話しやすい人が自然にしていること

 

 

 

CHAPTER5:話し上手になりたいです! 思わず映像が浮かぶ話し方

 

CHAPTER6:仕事の2度目まして! 使えるフレーズとしておくといい準備

 

CHAPTER7:人に興味が持てないんです 興味と質問が自然と浮かんでくる方法

 

CHAPTER8:どこまで踏み込んでいいの? 2度目の会話のプライバシー問題

 

CHAPTER9:その質問、どう答えたらいいの? 最近どう? 休みの日、何してた?

 

CHAPTER10:グチの対応って難しい! とてもいい感じのグチの聞き方、教えます

 

CHAPTER11:無口な人と過ごす2度目の会話 おとなしい人の戸惑いを理解する

 

結びに

 

 

 

本書の概要と目次です。

チャプターが細かいですよね。

気になる箇所をどこからも楽しく読めます。

 

野口敏さんのコミュニケーション教室。

生徒さんから2度目の会話が続かないと言われるそうです。

それだけ2度目のコミュニケーションに悩む人も想像以上に多そう。

本書から私と一緒に学びつつ楽しく見ていきましょう。

 

 

 

(P.22) 「相手の好きな話」を引き出すために必要なのが、あなたの話なのです。少しだけ自分語りをして、相手も話しやすい雰囲気をつくることが2度目の会話のコツになります。たとえば、「最近あった話」をしたいのなら、「自分から最近あった話」をしてみてください。あくまで「引き出すため」なので、話しすぎないことには注意です。

 

 

聞くだけじゃない。

しっかり自分の話をしていく。

相手も話しやすい雰囲気を会話でつくっていく。

 

これは自然と私はTwitterでやっています。

Twitterだけに限らずリアルもそうかもしれません。

普段の会話も好奇心あるタイプなので聞きたくなります。

ただ、聞くのには自分の方の情報も開示しておきたい。

 

引き出すためのトーク。

話しすぎないことに注意して話す。

相手から楽しい話を聞けることが多いです。

 

 

 

(P.38) 大事なのが、「自分のなかにあるちょっとした感情の変化」に気づくことです。すごく楽しい、ちょっと好き、ちょっと嫌い……そのような感覚に気づき、エピソードとして話すことで、あなたという人はどんどんとまわりから理解してもらえるようになります。

 

 

印象に残っていること。

大きな感情の変化は話したくなります。

 

一方でちょっとしたこと。

ちょっとしたことだから、まぁいいか。

自分のなかに封じ込める人は多そうです。

 

しかし、その「ちょっと」に会話のスパイスが隠されている。

実体験でも自分にとってはちょっとしたネタだと思っていた。

相手からしたら驚きの事実や衝撃的に感じてもらったことも多いです。

人それぞれの感性や感覚があるので気づくこと大事にしていきます。

 

 

 

(P.80) 相手を否定するような会話をしてしまうと、会話が続く、続かないの前に、人間関係が長続きしません。会話とは楽しい時間を楽しむためのものです。肯定的なほめ言葉や、人の優れた部分を話題にできるよう心がけてみてください。

 

 

正しい、正しくないは置いておく。

そうだね、そうですねと肯定しながら会話をする。

例題みたいな会話は知識あるとやりがちじゃないでしょうか。

 

 

最近ダイエットで筋トレしてるんだけど…

減量に筋トレって意味ないんだよ。食事変えないと

 

 

楽しい会話じゃなくなりますよね。

正しい、正しくないは置いておくの部分。

Twitterでも細かいところを気にしすぎる人ほどやめる印象あります。

ときには正しさよりも楽しさで考えてみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

(P.128) 人間、十人十色、その好みや選択には必ず違いがあります。激辛な食べ物が好きな人、あんこをこよなく愛する人。それを自分と好みが違うからと言って、「おかしい」「信じられない」と切り捨てていたのでは、人間関係は深くなっていきません。そうした自分と他人の違いを「おもしろいな」と感じられるようになると、会話も人間関係もラクになっていきます。

 

 

私の良い部分。

引用箇所に書かれていること。

先天的に持ち合わせていたことに感謝です。

 

チャットをやっていたとき。

みんなとの違いを聞いて刺激を受けた。

話していておもしろいと感じる機会が多かったです。

 

その役割が今のツイッターでもあります。

色んな人が色んな情報を流している世界。

知らないことや自分と違う感性の人もいる。

見たり話したりしてそれが飽きないし楽しいと感じています。

 

 

【2度目の会話が続きません (野口敏)】

 

 

・コラムに思わずクスッと笑える話もあります

 

 

【新刊】 野口敏の2度目の会話が続きませんでした。

 

チャプターの切り替わるページ。

間のページにコラムが挟まれています。

ここに書かれている野口敏さんのエピソード。

 

読んでいてクスッと笑える楽しい話が満載でした。

本書も会話のプロである野口敏さんの書籍です。

学びになりつつ楽しく読めて最高の1冊でした。

私も楽しい会話がもっとできるように精進していきます。