【新刊】 西野精治のスタンフォードの眠れる教室

・「睡眠負債」の方の新刊

 

 

本日の著者。

西野精治さんです。

 

2017年にサンマーク出版から出版。

「スタンフォード式 最高の睡眠」

 

こちらの書籍が著書にございます。

私も読ませていただいた記憶あります。

 

こちらで書かれていること。

それが「睡眠負債」という言葉。

聞き馴染みある人も多いんじゃないでしょうか。

 

この睡眠負債という言葉。

世に出した人と言うと驚くんじゃないでしょうか。

発案者は別ですが、広めた人として有名ですし定着しましたよね。

そんな人の新刊と言うことで目からウロコの睡眠知識が満載でした。

 

 

 

スタンフォードの眠れる教室

 

 

 

書名:スタンフォードの眠れる教室

 

著者:西野 精治

 

出版社:幻冬舎

 

出版年:2022年4月13日

 

ページ数:272ページ

 

 

 

寝られなくても大丈夫!

黄金の睡眠で究極の覚醒を手に入れろ!

 

えっ!?と驚きますよね。

睡眠負債を溜めないナイト・モーニングルーティン。

早速、本書から知見を学んでいきましょう。

 

 

 

・たくさん寝れば寝るほど体にいいというのも医学的にいうと間違い

 

 

 

(P.9) オリエンテーションで、まずはあなたの睡眠の状態をチェックしましょう。最初から通してお読みいただいても良し。自分が関心のある悩みだけをピックアップして読んでいただいても充分にお役に立てると思います。では、「最高の睡眠の授業」を始めましょう。 

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

0時間目:オリエンテーション あなたの睡眠負債はどのくらい?

 

1時間目:寝られなくても大丈夫! 「黄金の90分を制す」授業

 

2時間目:まずはここから! 「心地よい入眠」の授業

 

3時間目:日中の生産性を上げる! 「快適な目覚め」の授業

 

4時間目:それでも眠い? 「眠気を消す日中の過ごし方」の授業

 

5時間目:睡眠で上げる! 「生活の質」の授業

 

6時間目:「子どもと家族の眠り」の授業

 

おわりに

 

 

本書の概要と目次でございます。

冒頭から睡眠に対しての間違った知識。

思い込みなどなどにも触れられています。

 

本書の1番最後です。

目次には無いけど、しっかり参考文献も書いてあります。

眠ることに対しての間違った知識や思い込みを正していく。

ここからは襟を正して私なりの書評していきます。

 

 

 

(P.24) 睡眠はデリケートなもので、心理的な影響もあります。あまり力むと、寝つきが悪くなったり夜中に目が覚めてしまったりします。旅行先やワーケーション用のホテルではなく、自宅のいつもと同じ環境で平日と休日を比較する。そんな睡眠負債判定の”実験”をしてみましょう。

 

 

平日と休日の睡眠。

あなたはどうでしょうか?

 

わかりやすくかんたんに睡眠負債を知る。

その目安になるそうです。

 

予定のない平日。

普段よりどれだけ眠ってしまっているのか。

長ければ長いほど、睡眠負債が溜まっているタイプってことですね。

 

Twitterを見ていてもです。

休日だからいつもより長く寝てしまった。

休日で起きられなくて二度寝してしまった。

そういうツイートを見かける機会も多いです。

平日と休日の自分の睡眠時間の違いの把握をするの大切ですね。

 

 

 

(P.46-47) 睡眠について比べるなら「昔の自分」ではなく、「同世代の他人」と比較すべきです。「体質や生活習慣が違うから、睡眠について人と比べても仕方がない」 そう思うかもしれませんが、「年齢という共通項」は案外、確かな指標です。健康診断で血圧やコレステロールの値を「この年齢としては問題ない」などと分析するのと同じことです。家族、友人、同僚など、身近な人と睡眠の話をしてみましょう。同じような悩みを抱えている人がたくさんいて、ホッとするはずです。

 

 

これはなるほど、確かにと思いました。

私も睡眠に対しては過去の自分と比べる。

 

最近、早起きになった。

昔より長く起きてられなくなった。

まさしく、過去の自分と比べちゃってますよね。

 

睡眠のすり合わせ。

同世代の方と話してみる。

意外とこういうことってしませんもんね。

過去の自分ではなく同世代の他人と比較するの肝に銘じたいです。

 

 

 

(P.93) 寝室では「寝ること以外はしない」と決めてもいいでしょう。読書やスマホを禁止にするのです。「寝室は寝る場所」と心理的な癖づけをすることで、入眠しやすくなっていきます。これらは悪しき習慣を除去する不眠症の認知行動療法の基本でもあります。

 

 

心理学の本でもよく見ます。

仕事や勉強など集中したいとき。

集中モードになる空間をつくっていく。

 

仕事や勉強などの机で遊んだり食事を取らない。

作業をやるだけに集中すると意識づけ出来るってやつです。

この考え方は睡眠にも同じく応用できるわけですね。

 

人間ってなにかと紐付けていきます。

ここに行くと落ち着くや集中できるもあります。

寝室も寝るだけの場所という意識づけを普段からする。

安心して眠れるように余分なことはしないようにしたいです。

 

 

 

(P.177) 睡眠負債がたまっている人のほうが多いのですから、眠い時に昼寝をすることには、デメリットよりメリットのほうが大きいのです。昼食後、一時的にパフォーマンスが上がることは経験的にも実験的にも確かめられていました。ところがさらに最近の研究では、昼寝で病気のリスクも防げることがわかってきました。

 

 

昼寝に対して罪悪感。

「昼寝しちゃった…」みたいに思う人。

まだまだ多い印象もあります。

 

しかし、です。

「眠いときの昼寝はデメリットよりメリットが大きい」

そもそも眠いから昼寝をするのは当たり前。

眠らずにやっていてもパフォーマンス悪いですよね。

 

お昼に眠れる環境なら眠いときは寝る。

その昼寝はメリットも大きいと覚えておく。

罪悪感なく気持ちよく睡眠を取れるはずです。

 

 

【スタンフォードの眠れる教室 (西野 精治)】

 

 

・睡眠に対して目からウロコで勉強になりました

 

 

【新刊】 西野精治のスタンフォードの眠れる教室でした。

 

睡眠に対しての知識。

間違って覚えていること。

思い込みで感じていることが多いと思いました。

 

私自身、良い睡眠を取れていると思っていません。

本書で悪いほうで当てはまることも多かった…(汗)。

睡眠の質を見直してより良いパフォーマンスを発揮していきたいです。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。