・3つの「フク業」を手に入れる
本書の読者層になります。
40代以上の女性です。
これはいつも言っていることになります。
読者層はあっても参考になる知見は見つかる。
老若男女問わずに勉強になることがあるんじゃないでしょうか。
本書で言うところになります。
3つの「フク業」という考え方。
そして書名にもなっている箇所。
「オンライン自宅教室起業バイブル」
オンライン自宅教室。
自宅で起業はコロナ禍になりトレンドになっています。
年令問わずにやってみようと思っている人もいるかもしれません。
年齢関係なく皆様に役立つであろう箇所を抜粋して紹介させていただきます。
書名:3フク業を実現! 40歳から始める新時代のオンライン起業法 オンライン自宅教室起業バイブル
著者:高橋貴子
出版社:産業能率大学出版部
出版年:2021年9月28日
ページ数:279ページ
新・稼げる教室。
ZOOM、YouTube活用。
3フク業を実現。
オンラインスキルの基本をマスター。
本書から勉強させていただきましょう。
・オンライン自宅教室のフク業・起業バイブル
(P.8) 本書は「オンライン」という手段を武器に「教室を開業したい」「教室経営の軸をシフトしたい」方へ向けて書いた【オンライン自宅教室のフク業・起業バイブル】です。
【目次】
はじめに:コロナが暴いた本質的な心の欲求
序章:なぜ今オンライン自宅教室開業? その始め方とは?
第1章:オンライン時代に選ばれる教室づくりのコツ
第2章:オンライン時代の戦略的なWEB集客ノウハウ
第3章:集客しやすいオンラインレッスンの作り方
第4章:オンライン時代の教室業のビジュアルマーケティング
第5章:オンライン集客 成果が出やすいビデオ会議ツール Zoom
第6章:オンライン集客 成果が出やすいビデオ会議ツール YouTube
第7章:オンライン集客 成果が出やすい拡散ツール Facebook・Instagram
第8章:オンライン教室経営 数字と付き合う考え方
第9章:オンライン教室経営 マインドのつくり方
おわりに:幸福度は自分の心で決まる ~どんな時代でもしなやかに生き抜く力を~
本書の概要と目次です。
それぞれのツールの使い方。
それぞれのSNSの使い方も書かれています。
今回の私なりの書評で紹介する部分。
マインド面を重点的に書評させていただきます。
はじめにで書かれていることです。
「飛常識マインド」
著者の高橋貴子さんから伝授していただきましょう。
(P.30) 開業時に生徒さんがいるなら、すぐに収益化もできますし、手元にお金がある状態からスタートできるという点で心の安定も保てます。だから、実は開業時、最初に必要なのは「機材の準備」よりも「ファンづくり」なのではないかと、個人的には思っているぐらいです。
開業時に絶対必用なもの。
それは「お客様」という話です。
当たり前じゃないの?
そのように感じた人も多いと思います。
著者である高橋貴子さん。
開業する8ヵ月前からブログを毎日書いて発信。
読者を600名ほど集めていたそうです。
信頼を数ヵ月かけて構築。
本講座6ヵ月のコースもすぐに埋まったそうです。
この視点は大事なことだと感じています。
現在はブログもSNSも無料で始められます。
例えば、オンライン自宅教室じゃなくてもです。
ブロガーがゲーム実況を開始しました。
そのときにもSNSが導線になってくれる。
初めてやるにしてもブロガー○○さんのゲーム実況なら見てみたい。
この信頼関係がお互いに築けているので視聴者を集められるってことです。
(P.37) ちなみに私も独立開業後、5つほど事業を回した経験がありますが、これも時代の流れを読みながら増収増益を目指してリスクを分散するため、そのような形をとりました。このような現代において、私が40代女性におススメしたい仕事のやり方は「フク業」からのスタートです。まずはリスクが低い「フク業」からスタートして、”その仕事が気に入ればメインの仕事にしたらいい”くらいの柔軟性を持って軽やかに取り組む方が今の時代の空気感に合っているような気がします。
色んな副業関連の本を読んでみてです。
著者さんで仰る人が多い箇所になります。
今の時代は起業して一本でやるのはリスクが高い。
まずは起動に乗るまで副業でやる。
仕事が軌道に乗ったり合えば本業にする。
焦りすぎず地に足がついた状態で動いていく。
マインド的に忘れないようにしておきたいです。
(P.131) お客様を不安にさせてはいけません。あなたの恥ずかしさは二の次です。あなたがどういう人かを信じたうえで、お客様はサービスの対価としてお金を払うのです。だとすると、あなたは信頼してもらえるように、自己開示の一環として「顔出し」は必須になってきます。もちろん、その方のビジネス的な戦略として、「顔出し無し」で商売繁盛させている方もいらっしゃいますが、それはかなりレアケースです。やはり顔がよくわからない方に申し込みをしたり、振込みをするのは勇気がいるので、それだけでもかなり成約率が下がります。
高橋貴子さん。
パン教室、ネット集客の運営実践データをもとにです。
様々なジャンルの自宅教室開業・集客のコンサルティング業務。
今はマインドを伝える「飛常識な経営コンサルタント」の方です。
この辺りを考えると顔出しは有りですよね。
顔出しだけでなく、本名、地声もそうだと思います。
抵抗感ある人も多いんじゃないでしょうか。
もちろん、無しでやられているケースもある。
この辺りは自分が何をやるかのケースバイケース。
でも基本的に有りでやらなければ信用を勝ち取れないと思います。
顔出し無しは集客に苦戦する1つとも書かれています。
しっかり考えていきたいところじゃないでしょうか。
(P.233) 「有益な成約につながる動き」をSNSに意図的に持たせないと、いくら頑張っても時間がなくなるだけで、集客ができないのです。繰り返しお伝えしますが、SNSそのものがダメと言っているのではありません。無料で信頼と成約を獲得できる素晴らしいツールには間違いないのです。だからこそ点を線にする最初の導線設計が大事です。これをしっかり時間をかけて組み上げると、SNSをそこまで頑張らなくても、自動的に自然と生徒さんが集まるようになります。
SNSは無料で利用できます。
しかし、使用した時間は戻ってきません。
この辺りは大事だと思う考え方。
現在はプラットフォームが多すぎます。
私はブログとTwitterに集中しています。
過去に手を出してやめたプラットフォームもあります。
撤退のさじ加減って勿体ないの意識が働くから難しいんですよね…(汗)
私はそれが分かってるのでスパって更新しないなら削除します。
これはブログとTwitterの軸があるから出来ることでもあるかと思います。
(P.255) 「出る杭は打たれる」という言葉もありますが、「出すぎる杭は打たれない」のです。ネット社会では、簡単に検索もされるし、匿名で簡単に批判もされます。対面オフラインレッスンで行うよりもその確率は高くなります。だからこそ、このネット全盛時代には従来よりもマインドを強く持って、「折れないしなやかな心」を持つことも必要になってくるのです。
折れないしなやかな心。
スルースキルを言われる機会も多いです。
スルースキル自体を磨く必要があります。
匿名での批判をスルーする。
折れないしなやかな心で対応する面。
こちらは分かりやすいと思います。
時間だけ奪う人をスルーする勇気。
ここって大事な部分だと感じています。
ネット上には議論したがりの人も多いです。
この方々は誹謗中傷とかではないんです。
自分の意見を押しつけて来たり押し通そうとする。
そういう人を構わずにスルーするって面も大切かと私は思います。
これで消耗して自分の活動できなくなったら元も子もないですからね。
色んな考え方を頭に入れてマインドを強く持ち活動していきましょう。
【3フク業を実現! 40歳から始める新時代のオンライン起業法 オンライン自宅教室起業バイブル】
・新しい「フク業」という視点
【新刊】 高橋貴子のオンライン自宅教室起業バイブルでした。
昨今は副業本が多く出版されています。
本書の視点は従来の副業本とは少し違う視点。
「オンライン自宅教室起業」というメインがありますからね。
私としても読んでいて勉強になる知見が本当に多かったです。