・東急ハンズ公式さんのTwitter運営
企業アカウント。
昨今のTwitterです。
ユニークな起業さん。
中の人の個性が強いアカウントも多いです。
先日、書評したシャープさんなどは代表ですね。
昔の堅苦しい公式アカウントとは違う。
フレンドリーなアカウントも増えている世の中です。
その一方で最近あったことになります。
公式さんが炎上している案件を見ました。
内容として「えっ、そんなことで」と言う内容。
ヤフーコメントを見ました。
肯定的な人やなぜ炎上って言う人も多かった。
公式さんだから色眼鏡で見られる部分もあるかもしれませんね…。
公式ツイッターの世界が気になるところで読んだのが本書になります。
書名:共感で広がる公式ツイッターの世界:東急ハンズ流企業アカウントの育てかた
著者:東急ハンズ公式ツイッター担当者
出版社:三笠書房
出版年:2021年5月28日
ページ数:240ページ
どんな業種でも使える!
ツイッター運営の舞台裏すべてお見せします!
私もツイッターには力を入れている人になります。
東急ハンズ公式さんの視点をインストールさせていただきます。
・東急ハンズ公式が愛される理由とは?
(P.5) 自社に興味を持ってくれている方の「生の声」を聞くことができて、外から見るような視点で自社を眺めることができるということも、公式ツイッター担当の大きな魅力のひとつです。ここで得られたことは、あなたの会社にとっても、あなた自身にとっても、かけがえのない財産になるはず! ……ではありますが、そんな大きな話はひとまず脇においといて、まずはフォロワーさんとのコミュニケーションを楽しみましょう! 公式ツイッターの世界へ、ようこそ!!
まえがき
Prologue:ツイッターは可能性無限大の「コミュニケーションツール」
Part1:「フォロワー増やしてよ」の声にどう答える?
Part2:東急ハンズ流! 「共感」を広げるツイッターのルール22
Column
あとがき
参考文献
本書の概要と目次でございます。
シンプルイズベストだと感じます。
伝えたいことがまとまっている。
愛されるアカウントとはに集約されています。
私も改めて学べた考え方も多かった書籍です。
(P.20) ツイッターは、まぎれもなくコミュニケーションのツール。10年以上、「中の人」としてアカウントを運営してきた私がたどりついたツイッターの本質は、これです。
私は仰る通りだと感じます。
昨今のマナー悪いと感じるアカウント。
数字、数字、数字。
人としてモヤモヤする部分を感じる。
そういうのどうなの?って運用術も増えているんです。
だからこそ、感じるのがコミュニケーション。
1つ1つのコミュニケーションを大切にする。
ツイッターの本質と言う部分は私も共感します。
(P.45) フォロワーを増やすというのは、すなわち、友達を増やすこと。友達がお客さまになってくれたらうれしいけれど、それは第一の目的ではありません。順番があります。フォロワー数が多くても、つながりが薄く関係性が浅ければ、影響力があるように見えて実態はそうでもないということだってあります。企業の公式アカウントは本当の「濃い」ファンを増やすべきだと思います。
企業の公式アカウントに限りません。
個人でも意識するといい部分かと思います。
昨今は関係性も無いのに売り込む人。
宣伝ばかりする人が本当に増えています。
ある程度の関係性を結ぶ。
ある程度の自己開示をしっかりする。
その上で宣伝する部分は私的に大切かと感じます。
例えば、当ブログは毎日更新。
ブログの更新ツイートをツイッターでします。
それに対してリツイートやいいねをいただきます。
これは本当に応援をいただいていると思っています。
フォロワーさんとの関係性。
一方通行になりすぎない発信。
発信だけでなくタイムラインをしっかり見る。
私なりの書評なので少し熱く語らせていただきました。
(P.53) 私の経験から言うと、「バズらせてよ」という声のほとんどに、特別な意味はありません。向こうも「がんばって」程度の気持ちで言っているだけです。だから、「バズらせてよ」の声を真に受けて、プレッシャーに感じる必要なんか全然ありません。「バズる」ツイートとは狙って実現できるような類いのものではないのです。「中の人」に必要なのは、ファンとしてのフォロワーを着実に増やし、フォロワーの声に真摯に耳を傾け、コミュニケーションを図ること。これに尽きます。
東急ハンズさんと微妙に違う意見。
ただ、本質的な部分で一緒だと思うこと。
私なりの書評や実体験で語っていきます。
Twitterで何度かバズった経験。
実際にあるから語れることです。
これは別にツイッターに限らないかな…(汗)。
バズると想定外の人が来るんです。
もちろん、数字は爆発的に伸びます。
よくわからない否定的な意見は本当に来ます。
例えば、食べ物の写真でバズりました。
フォロワーさんだけ見ていたら安心。
変な意見も基本的に飛んできません。
それがバズった場合です。
「これまずそう」、「こんなん食べてるとかありえない」
こういう意見がフォロー外から飛んでくるんです。
あなた達バズってないツイートなら反応してないでしょう!
そんなことを思う感じに否定的なリプライは来ます。
そこで本質的な部分になります。
バズばかり狙わずに今見てる人を大切にする。
新規フォロワーさんも来やすいように心がける。
小さなことからコツコツやっていくの大切だと私は思います。
(P.65) 経験上、普段からツイッターを見てくれている人は、無理な依頼はしてきません。どんなツイートをしているのか、どんな風にタイムラインが進行しているのかを多少でも知っていれば、唐突な商品紹介はむしろ不自然、ほとんど意味がないことを理解しているからです。「これ、ツイッターで紹介してよ」と無茶ぶりしてくるのは、多くの場合ツイッターをほとんど見ていない人。そのような人に限って無理なお願いをしてくる可能性が高いです。
めちゃくちゃ共感する部分になります。
私も有り難いことに色んな勧誘を受けることがあります。
有り難いの一方で言いたいのが、引用で仰ることなんです。
無茶ぶりしてくる人は見ていない。
自分の利益のことしか考えていない感じ。
ツイッターやっているとそんなことを感じる機会が多いです。
人を見極めたり眼力をしっかり持つことは運用で大切だと感じます。
【共感で広がる公式ツイッターの世界:東急ハンズ流企業アカウントの育てかた】
・さすが、実体験と言える内容が満載
【新刊】 東急ハンズ 共感で広がる公式ツイッターの世界でした。
私のTwitter運営歴は7年半以上。
だからこそ共感や理解できる部分。
それに参考にしてほしいと感じることが多かったです。
本書は企業さんに限らず個人でも役立つ知見を吸収できると思いますよ。