・フリーランスがどんどん増える時代
2020年から始まったコロナ禍。
2021年6月現在もまだまだ続いています。
そのコロナ禍で働き方も変わりました。
企業のテレワークの導入です。
これを踏まえてある人は書籍で仰っていました。
これからはフリーランスが増えていく。
と言うよりも、雇用形態が変わっていく。
会社員ではなくフリーランスとしての契約。
このようなことを説いている人もいました。
フリーランスと言えば、独立が最初に入ってくると思います。
そうではなく、雇用形態の変更でフリーランス。
こういう視点も今後あるかもしれないと思ったものです。
そういう意味でも他人事ではなく知っておくのも大切かと思います。
書名:独立から契約、保険、確定申告まで フリーランス六法
著者:フリーランスの働き方研究会
監修:二森礼央
監修:萩口義治
出版社:青春出版社
出版年:2021年5月21日
ページ数:189ページ
独立から、契約、保険、確定申告まで。
フリーランスのことが網羅されています。
誰も教えてくれなかったこと。
お金の不安と困ったの解決方法がわかる。
損をしないための書籍でも有り特をするための書籍でもあります。
知らなければ知らないままで相手の思うツボになる場合もございます。
勉強してきっちり知識をつけていきましょう。
・フリーランスのみんなの転ばぬ先の杖になれば幸い
(P.5) フリーランスは自由度が高い働き方です。それは、自分のビジネスにおける経営者も兼ねているからです。経営者なら、知っておくべきことはきちんと押さえて、トラブルを未然に防ぐのは当然でしょう。トラブルに備えて本書を読む、仕事場に置いておけば、いざというときにも安心です。フリーランスとして活躍する皆さんの”転ばぬ先の杖”として、お役に立てれば幸いです。
【目次】
はじめに
1章:会社員時代から準備が必要! 会社を辞める前後にやるべきこと
2章:仕事の第一歩! 時間とお金を自分でマネジメント
3章:約束のギャラがもらえない! 仕事のトラブル対処法
4章:会社員よりも得したい! 確定申告と税金のポイント
5章:健康保険や年金、家のローン……ライフプランはどうする!?
基本編:みんなはどうやっているの!? 「フリーランス」の現実
基本編のチェックポイント
本書の概要と目次でございます。
本書で紹介する情報。
2021年4月10日時点の情報。
とくに断りのないものはです。
はじめにからショッキングな話が書いてあります。
報酬未払いの経験があるフリーランス。
驚きの「70%」にも上るという調査もあるみたいです。
この後も驚きの事実。
未払いのときの対応。
「泣き寝入りが約40%でトップ」
法律をまったく知らないとトラブルにも対処できない。
本書から勉強して学んでいきましょう。
(P.13) 退職するのに会社員としてカードをつくることは問題ないのか気になりますが、退職する予定であることを信販会社に告知する義務はないので、嘘をついたことにはなりません。ただし信販会社に「会社を辞める予定はありますか?」と聞かれて「ありません」と答えたら、嘘をついたことになり、詐欺罪に当たる可能性があります。そうなると独立の予定が立ち消えになるかもしれないので、「わかりません」「今のところはありません」と答えておきましょう。
フリーランスの人に向けての話。
クレジットカードは会社員のうちに作ろう。
これは昔からよく言われることです。
「社会的信用」
会社員よりも収入が高くてもです。
社会的信用の部分が変わってきます。
引用元に書かれていること。
こちらは要注意ポイントになります。
(P.61) どんなにペース配分を考えて作業したところで、想定外のことが起こって結局、最後は徹夜作業になったということは、誰もが一度は経験しているはず。その結果「徹夜仕事はしたくないから仕事をセーブしよう」と考えるようになる人もいるでしょう。それもまた、フリーランスならではの働き方の選択です。
自分で作業時間の裁量権があるんです。
フリーランスに限らないと思います。
ここ数年は「朝活」が流行っています。
私は朝活について別に否定派ではございません。
朝活をしっかりされて成果を出している人。
朝活で時間を上手く活用している人も多いです。
その一方で朝活しようとして早起きする。
早く起きすぎて1日が辛くなってしまう。
昼や夜のパフォーマンスが下がってしまう。
そのような人も多い印象です。
自分は朝活でパフォーマンス発揮できる。
自分は夜の方がパフォーマンス発揮できる。
フリー以外の人でもいろいろ試してみるのいいのかもしれません。
フリーの人はフリーランスならではの働き方を自分で見つけるの大事です。
(P.89) 著作権の認識が甘い取引先から「ネットで見つけたイラストの画像を使ってください」と指示されることがあります。著作権フリーの素材ならOKですが、そうではない場合は「この画像をコピペすると著作権侵害になりますよ」と説明できるようにしておきましょう。東京オリンピックのロゴが著作権の問題から変更になったのは記憶に新しいところです。自分の成果物が他人の作品に似ていないかをチェックするくらいの慎重さも、トラブル予防には必要です。
Twitterで実際にツイート見たことあります。
Webライターの方のツイート。
企業だけでなくクラウドソーシングもあります。
そちらの依頼案件で書かれていたこと。
「ネットで見つけたイラストの画像を使ってください」
その方は「著作権侵害だよね?」とツイートしていました。
取引先が倫理観もしっかりしてる一般企業ならいいかもしれません。
しかし、取引先が個人の依頼だって多く見つかります。
そのときに「これって法律的に大丈夫?」と気づけるアンテナ感度。
自分から無用なトラブルに飛び込まない視野も大切です。
(P.98) トラブルが発生したら、専門家に相談するのが解決の近道です。「このトラブルは法律ではどう解決できるのか」という視点は重要です。今はネットなどにも相談窓口がいくつもあります。「仕事のトラブルで困ったら法律相談」は基本と考えて、気軽に相談しましょう。専門家の意見から、問題解決の突破口が開けることもあります。
次のページでは相談窓口が多く書かれています。
それ以外にも最近ではネットで活動している専門家。
それに法律に詳しい弁護士の人もいらっしゃいます。
そういう方のツイートや動画を調べてみる。
日頃から本書のような書籍を読み知識をつける。
トラブルが起きる前に知っておくことも大切です。
【独立から契約、保険、確定申告まで フリーランス六法】
・自分がどれだけ気をつけてもトラブルは起きる
【新刊】 解決方法が丸わかり 知っておきたいフリーランス六法でした。
相手がいることなのでトラブルは起きるもの。
どんな人でも何かしらのトラブルが発生することはあるでしょう。
そのときにどう対処していけるかは人それぞれ違うと思います。
いざというときに備えるために事前知識をつけておく。
他の人のトラブルを読んだり解決方法を勉強しておく。
自分の備えにもなり異変に気づくアンテナ感度を高めることにもなるはずです。