・繊細さんと言えばの著者さま新刊
「繊細さん」
浸透していると思います。
それだけキャッチーな言葉。
言いやすい言葉だと思います。
書評させていただく武田友紀さん。
自分の中で繊細さんと言えばこの人。
今回で当ブログ3冊目の書評記事になります。
本が売れているから出版オファーが舞い込む。
武田友紀さんの本って理解しやすいです。
取り入れやすい考え方も多いです。
だからこそ読む人も大勢なんでしょうね。
今回の新刊も出版されているのを知り読むのを楽しみにしていました。
書名:雨でも晴れでも「繊細さん」
著者:武田 友紀
出版社:幻冬舎
出版年:2021年4月21日
ページ数:248ページ
著者累計68万部突破。
武田友紀さんの繊細さん本は売れてますね。
今回は初のエッセイ本になります。
ふわっとラクになる36の工夫。
本書から楽しく学んでいきましょう。
・自身もHSPである私が、繊細な感性と一緒に生きる様子を描いたエッセイです
(はじめに) はじめまして、HSP専門カウンセラーの武田友紀と申します。この本は、HSPの方々から仕事や人間関係のご相談を受けるカウンセラーであり、自身もHSPである私が、繊細な感性と一緒に生きる様子を描いたエッセイです。
【目次】
はじめに
第1章:繊細な感性で、心と体を感じる
第2章:心の声に耳を澄ませ、幸せの流れを創る
第3章:より深く自分とつながり、人や社会に出会う
第4章:変化のあとに、新しい未来がみえてくる
おわりに
本書の概要と目次です。
はじめにで書かれていることになります。
がっつりノウハウを読みたいわけじゃない。
でも、ちょっと役に立って、ほっとくつろげる話を聞きたい――。
夜に聴くラジオのようなお話を、お届けします。
私は深夜ラジオ大好き。
そういう雰囲気すごく好きです。
今回はゆるーりと読める1冊。
楽しく書評させていただきます。
(P.21-22) 時間のあるときだけではなく、忙しいときや心が揺れたときにも、なるべく手仕事をしています。らっきょも梅も季節を過ぎて手仕事がみつからないときは、バスタオルに刺繍をしたり、それもなければただ野菜を切って鍋にしたり、庭の雑草を抜いたり。イライラしたとき、一心にお風呂掃除をしたり、床の水拭きをしたりしてスッキリした経験のある方もいらっしゃるかもしれませんね。単調な手仕事には、心を穏やかにし、落ち着かせる作用があるのです。
私も大切にしていることです。
イライラしたり悶々したりする。
生きていたら人間どうしてもあります。
そういうとき浸ってしまわない。
対処方法を考えておくといいんです。
単調な手仕事には心を穏やかにする。
仰る通りで私も切り替えてすることあります。
私なりの視点で言うと散歩。
部屋に閉じこもってるとき。
イライラや悶々を手放す方法。
今の場所から脱出して散歩する。
これだけで変わったりするんですよね。
自分なりの切り替え方法を模索するのも良いと思います。
(P.29) 確かめれば確かめるほど、「相手の気持ちは正確にはわからない」のです。怒っているのか喜んでいるのか、という感情まではそれなりに読み取れるけど、「なにを考えているのか」あるいは「なぜ今怒っているのか」といった頭の中身まではわからない。そう知ることで、とても自由になったのです。人間は、自分と相手をどこか同じものとして認識しているのだと思います。
私も繊細さんなので引用部分わかります。
気遣いすぎて見当違い。
引用部分の前に書かれていたこと。
実際に経験あることです。
イライラしてると思ったら眠いだけだった。
私もイライラさせちゃった?と思ったら眠いだけだった。
このエピソードは実体験であったので本当にわかります(笑)。
相手の気持ちをわかったと思わない。
本人に確認しちゃうのも有りだと思います。
勝手に思い込みすぎないって大事。
人生経験的に本当に思う視点です。
(P.33-34) ブログや原稿という形で8年ほど文章を書いているのですが、「心とつながって書く」ことを意識し始めてから、いかに「ゆるめるか」に注目するようになりました。心と体を整えて、湖の底に目をこらすように、内面にじっと意識を向ける。頭で考えてひねり出すのではなく、心の奥深いところをつながって、本当に思っていることや感じていることを汲み出してくる。そうやって書くことで手触りのある言葉が生まれ、読み手が「ああ、そうだよねぇ」と静かにうなずくような、心の深いところがつながるコミュニケーションができる気がします。
私の書評スタイルに近いと思いました。
当ブログの「書評」になります。
読書感想文
私なりの書評
書評ブログは世の中に沢山あります。
昨今だと図解で本を解説するのも流行っています。
その方々を否定するわけではない。
むしろ、すごいと思っています。
ただ、私はそういうスタイルだと疲れてします。
それを踏まえての「私なりの書評」なのです。
間違ってほしくないこと。
「著者様へのリスペクト精神」
ここは本当に本当に持ち合わせています。
あくまでも主役は著者様と本ですからね。
そこに私なりの書評をさせていただいているので。
素敵な書籍を世に出していただき感謝の気持ちが強いです。
(P.89) 人生のターニングポイントは、それとは気づかないうちに、いくつもきているんだと思います。ちょっとした違和感に耳を済ませていると、本音とはちがうものに気づくのも上手になって、「これは選んじゃダメなやつだ」とわかる。怖くても、「ちがう」と思うものは選ばず、行きたい方向を選ぶことで「幸せの流れ」にのれる。受け身だけじゃなく、「これをやりたいです」とはっきり伝えることで自分でも流れを作っていける。
ちょっとした違和感に耳を澄ませる。
昨今は色んな情報が飛び交っている。
だからこそ肌感覚を磨く。
私はこの部分が大事だと感じています。
怪しい情報に飛びつかない。
自分の心に素直になりやりたくないことはやらない。
これは選んじゃダメなやつだ。
こういうところは磨いていきましょう。
【雨でも晴れでも「繊細さん」】
・エッセイ本だからこそ伝わるメッセージ
【新刊】 まるごと受けとめる 武田友紀の雨でも晴れでも繊細さんでした。
人間の心は一定ではありません。
普段から自分自身と向き合っておく。
心の揺れ動きを察知して良い方に向かわせる。
とても大切なことだと思います。
本書はエッセイ本だからこそ伝わる。
武田友紀さんの視点が伝わりやすく読んでいて楽しかった。
私もあるあるや実際にこういう心持ちでいようが楽しく学べました。