・しんどさは人それぞれ違う
他人から見たらどうとでもないこと。
本人からしたらすごく辛い。
しんどいってことはありますよね。
しんどさは人それぞれ。
今回の新刊です。
書評部分でも触れます。
チャプターを見ても楽しめます。
それぞれランキング形式で発表されている。
順位ごとに解説されています。
自分が気になるところもすぐに目に入ると思います。
しんどいと付き合う意味で参考になった新刊の紹介です。
書名:先生! 毎日けっこうしんどいです。元サラリーマン精神科医がみんなのモヤモヤに答えてみた
著者:尾林 誉史
出版社:かんき出版
出版年:2021年5月11日
ページ数:224ページ
表紙が可愛らしいです。
元サラリーマン精神科医。
尾林誉史さんが答えてみたです。
本書を私なりの視点で早速、紹介していきます。
・悩みの事例とそれに対する解決法のヒントを紹介
(P.7) 本書は、働く人たちが抱えがちなお悩みを5ジャンルに分け、僕の精神科医、産業医としての経験をもとにランキングを作成。事例とそれに対する解決法のヒントを紹介していますので、誰が読んでも役に立つ内容になっています。
【目次】
はじめに
Chapter1:自分の内面のモヤモヤ ベスト10
Chapter2:人間関係のモヤモヤ ベスト10
Chapter3:生きづらさのモヤモヤ ベスト10
Chapter4:仕事のモヤモヤ ベスト10
Chapter5:日常のモヤモヤ ベスト10
おわりに
本書の概要と目次になります。
冒頭部分でも触れました。
自分の内面
人間関係
生きづらさ
仕事
日常
それぞれのモヤモヤ。
ベスト10でランキングを作成。
当てはまる項目は人それぞれあるはずです。
私もこれはしんどいと思えることの解決法が見つかりました。
(P.26) 本当にやりたいことってそもそもそんなに簡単に見つからないんです。だって、いろんなことを試してみないと本当に自分がそれをやりたいかどうかなんてわからないですよね。その試行錯誤をする分だけの時間は必要なのです。人によって差はあれど、それなりに時間がかかるのが普通です。
「本当にやりたいことが見つからない」
こちらについての回答になります。
仰る通りだと感じます。
これはあくまでも私なりの私見です。
そもそも本当にやりたいこと。
これって一体なんでしょうね?
今の時代はいろいろ目まぐるしく変化の時代。
それに連れてやりたいことも増えてくると思う。
逆に本当にやりたかったことが変わるかもしれない。
それくらい流動的に考えても私は良いと思います。
選択肢は山程ある時代です。
だから普段からいろいろ触れてみる。
まずは試してみるって大切かと思います。
(P.55) 「相手の真似をしてみる」というのは、相手を立てて謙虚に見習いましょうという話ではないのです。うまくいっていかなくても、あなたにとって”納得感”しかありませんから、機会があればぜひ試してみてください。
「嫌いな人のことが頭から離れない」
人間関係のモヤモヤ1位の回答です。
ネットでもよく見掛けます。
○○で簡単に稼いでいるみたいな偏見。
例えば、最近だとです。
YouTuberさんはこの手のこと言われがちですよね。
簡単なら否定されているご本人やってみたらどうですか?
でも否定している方はやらなくて否定ばかりしているわけです。
引用視点で著者である尾林 誉史さんが仰ること。
とても共感できる部分になります。
嫌いとか否定するような人が現れた場合。
あえて真似してみるって視点もいいかもしれません。
(P.97) 自分に自信がない人は概して他者の気持ちに敏感で、親切な人が多いです。その関心を自分にも向けられるようになれば、もっと素晴らしい体験を他者と分かち合えるようになりますよ。
「自己肯定感が持てない」
生きづらさのモヤモヤ1位の回答。
自己肯定感についてになります。
当ブログでも何冊も書評しています。
気になる人が多い事柄だと思います。
【【書評まとめ】Twitterでも人気の「自己肯定感」についての本10選】
過去に私がした書評まとめ。
ここからも何冊も書評しています。
自己肯定感については高める意識。
一喜一憂にしすぎないの大事です。
私も気づきだったり日々の生活で変わっていく。
今まで培ってきた自分がいます。
長年の習慣もありますし過去の自分の方が強いです。
それを変えていくんだからすぐに判断しない。
継続して自己肯定感への取り組みするのが大事です。
(P.161) せっかく頑張って働いているのにその頑張りを認められていないと感じるのはとても残念ですね。適切なアウトプットをしているのに評価されないのなら、そこはあなたが力を発揮するのに適した場所ではないのかもしれません。最悪の場合、移動や転職を検討するのもありかもしれません。ただし、注意点があります。「頑張った」というのは往々にして主観の産物です。
「頑張っても評価されない」
仕事のモヤモヤ6位の回答からです。
2つの視点はとても大切。
環境を変えてみること。
引用の通りで適切な場所で無い可能性。
いくら努力しても報われない場所ってあると思います。
もう1つ大切なことです。
「頑張ったは往々にして主観の産物」
先日、ツイッターでつぶやいたこと。
完璧主義についてのことになります。
完璧主義と言うか「完璧」です。
完璧も同じくになります。
あくまでも自分にとって完璧。
他人から見たら完璧かどうか分からない。
完璧も主観じゃないでしょうか。
それよりも不完璧で改善できる人が強いって話をしました。
仕事についても考え方を幅広く持つの大事です。
【先生! 毎日けっこうしんどいです。元サラリーマン精神科医がみんなのモヤモヤに答えてみた】
・みんな人それぞれのしんどさを持っている
【新刊】 尾林誉史の先生! 毎日けっこうしんどいですでした。
しんどさも人それぞれ。
軽いも重いも他人からは分からない。
自分自身で学んで心が少しでも軽くなる手法を取り入れる。
そういう意味でも本書は考え方の幅も広くて良かったです。