・言い方1つで結果も変わる
当ブログでは言葉の力。
伝え方の本などを紹介。
多くの書籍を書評させていただいています。
もちろん、普段の喋りと言う部分もあります。
それと同時に文章でも使える視点でもあります。
言葉をたくさん知っている。
語彙力が高まっていきます。
言い方も1つじゃなくなり伝え方に幅も出る。
色んなシチュエーションでの結果も変わるのでは無いでしょうか。
書名:人が動きたくなる言葉を使っていますか
著者:ひきた よしあき
出版社:大和書房
出版年:2021年2月26日
ページ数:304ページ
より早く、的確に、ラクして。
色々な言葉が並んでいます。
こちらをつくるメソッドの話を著者がしてくれます。
人の心を掴むプロからテクニックを伝授していただきましょう。
・細かく親切にテクニックが紹介されています
(P.5) この本は、その悩みに私なりの解決策を示したいと思って書きました。本文は手紙形式です。広く大勢に向けた文章よりも、たった一人の「あなた」に向けた私信のほうが、深く人の心に入り、多くの人に「私と同じ悩みだ」と思ってもらえると考えたからです。登場する人物の職業・年齡もバラバラです。コミュニケーションを円滑にするには、自分以外の世代や業種の悩みを知ることが大切だと考えたからです。
【目次】
はじめに:「人が動く言葉」の本当の話をします
prologue:なぜ私が、手紙を書くようになったのか
LESSON1:人が進んで動いてしまう「言葉の魔術師」になる方法
LESSON2:ダラダラ話がスッキリなくなる話し方スキル
LESSON3:堂々とプレゼンできるようになるスライドのルール
LESSON4:マニュアルどおりの交渉から抜け出すテクニック
LESSON5:自分の思いを「伝わる言葉」に変えるメソッド
LESSON6:「おっ、これいいね」と言われる企画書の書き方
LESSON7:人を惹きつけるパワーのあるコピーの書き方
LESSON8:褒め言葉をパワーアップさせる3つの秘訣
LESSON9:みるみるうちに個人発信力があがるテクニック
LESSON10:言葉がスラスラ出てくるようになる最短コース
LESSON11:相手をいい気分にさせる反論メッセージ法
LESSON12:誰もが納得・共感する「説得力」アップの秘策
LESSON13:敵をつくらず、言いたいことを言う3大奥義
LESSON14:自分の殻を破ることができる「断り方」のコツ
LESSON15:人に嫌われない「話し方」を手に入れる方法
LESSON16:一回り年下の部下との「接し方」鉄板ルール
LESSON17:切れかけた自己肯定スイッチを入れる励まし方
LESSON18:頼れるリーダーになるたった3つのコツ
おわりに
本書の概要と目次でございます。
めっっちゃ細かい目次になっています。
目次のLESSONを見てみる。
気になる項目が見つかるんじゃないでしょうか。
この中から私が気になった箇所をチョイス。
私なりの書評を新刊から今日もさせていただきます。
(P.33) 日本語はオノマトペの豊富な国です。頭痛を「ガンガン」「キンキン」という言葉で表し、痛さの違いを巧妙に伝えてきたのです。オノマトペを使うと子どもっぽく聞こえるなんていうのは昔の話。多くの人がマンガを読む今は積極的に使うべきです。
オノマトペあると理解しやすい。
情景を思い浮かぶやすいのもありますよね。
例えば、本書を説明する場合。
読んでみて色んなテクニックが身につきました。
文章を「スラスラ」書けるようになりました。
文章を書けるようになりましただけ書く。
それよりも「スラスラ」が入っていると違いますよね。
私も意識的にオノマトペを取り込んでいきたいです。
(P.101) 私がよく見ているユーチューバーに「マコなり社長」がいます。話の鮮度、効率的な伝え方、面白さ、どれもお見事、随分勉強させてもらいました。この「マコなり社長」がよく使う語りの手法に「ランキング」があります。なんでも順位をつけて語る。聞いていると、「第3位はなんだろう」「なんで1位になれなかったんだろう」とワクワクしてきます。昔から、雑誌が売れなくなったときは、「ランキング記事」を載せるに限るといわれていました。人は、順位のついたものに弱い。注目度がぐんとあがります。
マコなり社長さんの話。
確かにランキングは惹きつけられます。
私はランキング記事を書くのは苦手です。
だからと言ってやらないってことも勿体ない。
改めてそういう手法も有りだと感じたので紹介しました。
数年前まで実は変わり種商品の食レポ。
個人的に印象に残った変わり種系の食べ物です。
こちらを年末にランキング形式で発表しました。
最近はご無沙汰なので何か楽しいランキング発表したいです。
(P.159) 人の感性は、何かを選ぶことによって更新するものです。何かを選び、何かを捨てる行為によって、現状を打破しマンネリから抜けられるのです。私もマンネリの時期が長く続きました。既視感のあるものしか書けない。そんなとき、知り合いの歯科医さんが撮影した見事な夜桜を見ました。聞けば近所の公園だという。しかしそこには、歯医者さんの審美眼があり、桜の物語があった。もうそれだけで十分エッセイが書ける。即座に私もカメラを買いました。
素敵な視点だと感じます。
私も思うところがございます。
人の感性は何かを選ぶことによって更新する。
何かを選び何かを捨てる行為で現状打破しマンネリから抜けられる。
マンネリ気味のときは現状維持。
もしくは停滞して動きが無さすぎかもしれません。
即座に行動するという視点。
大事にしていきたいと感じます。
(P.240) 苦しいときは、「どうせ、私なんか」「もう私は」なんてネガティブな言葉につらなる言葉を使わないようにする。同時に、「私は元気だ」「私は運がいい」などと無理にポジティブな言葉を使うこともよくありません。言葉が立派すぎて、現実との差が大きすぎる。こうなると余計に落ち込んでしまうものです。心が萎縮して、自分がコントロールできなくなったとき、お勧めしたいのは、身体が喜ぶ言葉を声に出すという方法です。
身体が喜ぶ言葉を声に出すとはです。
ごはんを食べて 「おいしい」
お風呂に入り 「気持ちいい」
布団に入り 「あったかい」
こういう言葉のことを言います。
無理に上げるようなポジティブ言葉。
それよりも私もこちらが大事だと感じます。
ありのままの自分を受け入れる。
そこから少しずつ自分を慣らしていく。
日々の生活は色んなことが起きます。
そのときに覚えておくとラクになるかもしれません。
【人が動きたくなる言葉を使っていますか】
・相談者さんからの質問に回答が理解しやすい
【新刊】 ひきたよしあきの人が動きたくなる言葉を使っていますかでした。
本書の特徴としてです。
最初に相談者さんからの質問がある。
それについて答えるという形式。
あなたに向かて回答している形式です。
だから読みやすくストーンと入ってくる感覚がありました。
私も日頃から意識的に使いたいテクニックが満載の良書でした。