【新刊】 ストーリーを生きる 三浦崇宏の何者かになりたい

・私も何者かになりたい1人

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何者にもなれていない。

だから何者かになりたい。

 

これは私も思っていることでした。

1つ間違ってほしく無いのは有名になりたい。

有名になりたいとはまた違うんですよね。

 

この絶妙な伝え方。

理解してもらえる人には理解してもらえるかもしれません。

 

当ブログは毎日更新7年以上です。

不思議の国のアラモードという場所。

 

私の体現者としての場所でもある。

何者かになりたい気持ちをぶつける場所にもなっています。

タイトルからも気になる新刊を今回は読んでみました。

 

 

 

「何者」かになりたい 自分のストーリーを生きる

 

 

書名:「何者」かになりたい 自分のストーリーを生きる

 

著者:三浦 崇宏

 

出版社:集英社

 

出版年:2021年4月5日

 

ページ数:256ページ

 

 

 

三浦崇宏×新時代のリーダーたち。

本書は三浦崇宏さんとの対談本。

対談の後に三浦崇宏さんの総評。

まとめ的なコラムが書かれています。

今回はそちらを抜粋しつつ私なりの思うことを書き留めます。

 

 

 

・三浦崇宏さんと新時代のリーダー達との対談本

 

 

(P.13) 人間の欲求、金銭欲。名誉欲を追いかけることに対して、何かすごく歯止めがかかりすぎている時代だ。昭和的な価値観で言われるような「大物」は、すぐに叩かれる。SNSによるちょっとした影響力の比べ合いと、メディアとSNSによる炎上文化。その結果、全員が「大物にはなりたくないが、何者かにはなりたい」と願うようになった。時代の気分としての、中途半端な欲望。それが「何者かになりたい」の正体だ。

 

 

 

【目次】


Prologue:人間はみんな弱い。では強くなることは本当に大切なのか?


Chapter1:若いうちから「何者」かになりたいと思ってるなら×くつざわ


Chapter2:「何者」かになるために必要なのは「才能」なのか×山内奏人


Chapter3:自分の人生をストーリーにする×佐渡島庸平


Chapter4:日常はドラマチックじゃないなんて誰が言った?×カツセマサヒコ

 

 

 

Chapter5:一流とは? フロー型人材とストック型人材×正能茉優


Chapter6:社会のバグになってはいけない×郭晃彰


Chapter7:もう、意味の分かんない飯は食わなくたって、いい仕事は成り立つ×龍崎翔子


特別対談:恋愛ってずっと難しいよ×ゆうこす


めずらしく、広告の話:「ほんとのことを言わないと苦しい」って分かった(三浦)×糸井重里


Epilogue:あとがき

 

 

 

本書の概要と目次でございます。

新時代のリーダー達。

 

くつざわさん

山内奏人さん

佐渡島庸平さん

 

カツセマサヒコさん

正能茉優さん

郭晃彰さん

 

龍崎翔子さん

ゆうこすさん

糸井重里さん

 

 

正直に申し上げるとです。

まったく名前を知らない人が多かった(汗)

アンテナ感度が低いと反省しました。

早速Twitterの方をチェックさせていただきました。

今回は対談後の三浦崇宏さんの言葉から私なりの書評します。

 

 

(P.52) 大事なのは、誰かから具体的に求められる技術や職能のほう。「何者かになる」とは結局、周りの人から求められるということだ。くつざわさんとの対談でも話したが、知名度と影響力が先に付いてしまっていろんな人からお声がかかっても、自分に技術や職能がなければ応えようがない。結果、自分の人生を切り売りする羽目になる。取り返しのつかないケガをすることもあるだろう。何者かになりたいと願うあまり、知名度と影響力だけを手に入れようとすると、事故る。実にシンプルだ。

 

 

何者かになりたいと願うあまりです。

知名度と影響力だけを手に入れようとすると事故る。

実体験的にも理解できること。

私は実力が不足していると自覚していた人です。

 

当ブログの2014年2月から5月辺り。

ブログ記事がバズってバズっての時期がありました。

1番多いときで1日30000PVを達成したこともあります。

 

そのときに感じていたことが実力をつけないとヤバい。

当時の当ブログの戯言記事にも書いてあるはずです。

そして反省としては当時もっと努力をするべきだった。

この期間を大切にすれば良かったです。

 

誰かから具体的に求められる技術や職能。

こちら意識的に行きたいと思っています。

 

 

(P.90) 物語は他人の心を動かすときに大切なものだけど、「自分がいちばん身近な他人」という考え方もある。つまり、自分のケツを叩くためにこそ物語はあるんじゃないか。しんどくても立ち上がらなくてはいけないとき、おれは「ライフ・イズ・コンテンツ(人生は全部コンテンツだ)」と唱える。自分にあと一歩を踏み込ませるのは、自分という存在を物語の中で認識すること。物語は人生のエンジンだ。

 

 

佐渡島庸平さんの対談の後です。

めちゃくちゃ素敵だと思いました。

 

「自分がいちばん身近な他人」

 

この考え方はなかなか出来ない。

仰ることが本当に響いてきます。

 

人生は全部コンテンツだ。

私もこの領域に行けるように精進したいです。

 

 

(P.105-106) 今のおれは、「何者かになるって、べつに幸福じゃない。ただ、なったほうがいいこともあるかもよ」くらいのスタンスだ。違う場所から同じ景色を見ている。どちらも「何者かになる」ことを全肯定しているわけではないんだよね。みんなも、おれも、答え合わせはまだ先ってことだ。

 

 

カツセマサヒコさんとの対談後。

 

私はバランサータイプ。

中立タイプであります。

はっきりとしたもの言いはしない。

 

合う合わないもあるしどっちでもいいじゃん。

そのどっちでもいいじゃんがある種の軸かもしれません。

私は何者かになりたいと思っている。

でもそれを押しつけたいって部分はまったくないです。

 

みんながみんなそれが良いってわけじゃない。

何者かになることだってそうです。

何者かにならないことが幸せな人もいるはず。

答え合わせはまだ先ってその通りです。

 

 

(P.248) この本に出てくる人々がどんな人生を闘っているか。そのいちばん汚い、地味な部分がどんなものかは、僕にもあなたにもわかることはないだろう。ただし、ひとつだけはっきりと言えるのは、それぞれが自らの物語を描き、自分が選んだそのしんどい経験を楽しんでいるということだ。

 

 

それぞれのストーリー。

対談を読んでいて刺激を受けました。

対談というのがそれぞれの話に惹き込まれる。

エピソードがどんどん出てきて良かったです。

 

 

【「何者」かになりたい 自分のストーリーを生きる】

「何者」かになりたい 自分のストーリーを生きる

「何者」かになりたい 自分のストーリーを生きる

  • 作者:三浦 崇宏
  • 発売日: 2021/04/05
  • メディア: 単行本
 

 

 

・対談中もハッとする言葉のオンパレード

 

 

【新刊】 ストーリーを生きる 三浦崇宏の何者かになりたいでした。

 

引用部分は対談後の三浦崇宏さんの言葉。

しかし、対談相手の皆様のお話。

それに三浦崇宏さんの言葉も胸に刺さる言葉が多かったです。

とても刺激を受けた1冊になりました。