・30万部突破の大ベストセラー本
今日の書評は新刊ではないです。
しかし、前から読みたくて読みたくてと言える書籍。
先日のGACKTの勝ち方に続いてになります。
ずっと前から読みたいと思っていた書籍をようやく読めました。
ワクワク感が半端ない書籍になります。
出版から2年近く経過しています。
30万部突破の大ベストセラーは凄い。
今の出版不況の中で30万部はとてつもないと思います。
それだけROLANDさんに惹かれる人が多いんじゃないでしょうか。
書名:俺か、俺以外か。 ローランドという生き方
著者:ROLAND
出版社:KADOKAWA
出版年:2019年3月11日
ページ数:240ページ
発する言葉がすべて名言になる。
現代ホスト界の帝王。
ローランド初の著書。
ROLANDさんについてになります。
初めて知った人も少ないんじゃないでしょうか。
初めての人も今回は自伝的な要素もあるので伝わると思います。
ローランド流の生き方、美学を伝授していただきましょう。
・編集部の方が選んでくれたローランド名言を本人が解説するという形
(P.19) この本は、編集部の方が選んでくれた名言をオレが解説するというかたちをとっている。ホストという仕事柄、言葉には常にストイックに向き合い続けた。ボキャブラリーの収集は、もはや自分の生き甲斐と言えるし、日々新しい表現を追求している。ドライブ中にふと言葉が浮かび、思わず車を停めてメモすることもあるぐらいだ。今回も、仕事の合間を縫って、言葉を書き留めていった。そんなオレの愛情や想いがたくさん詰まった「作品」である言葉達を通じて、明日の生きる活力が湧いてきたり、きゅんとしたり、笑ってくれたりしたら幸いだ。
【目次】
プロローグ
ローランド誕生
ローランドの名言 哲学
ローランドの名言 美
ローランドの名言 愛
ローランドの名言 仕事
ローランドの名言 人生
ローランド 珠玉の名言集
ローランド氏をより深く知るためのQ&A
エピローグ
本書の概要と目次でございます。
「ローランド」という言葉が並んでいます。
名言もそうですけど、より深く知る。
Q&Aまであるのでローランドさんを深堀りできます。
今回も沢山メモを取りつつ書評させていただきました。
(P.44) どんなに楽で居心地が良かろうと、「俺以外」として人生を歩んでいくのは嫌なんだ。きつくても、つらくても、どんな犠牲を払ってでも、唯一無二の「俺」でいたい。ドッペルゲンガー達もお手上げになるほど、唯一無二の「俺」でいたい。俺は、これからも言い続けるだろう。世の中には二種類の男しかいない。俺か、俺以外か。とね!
世の中には二種類の男しかいない。俺か、俺以外か。
ROLANDさんの中の名言でも有名中の有名。
ROLANDさんを知らなくても知っている人も多そうです。
私も入りはこの言葉を知ってからです。
そこからROLANDさんに興味を持つようになりました。
何度聞いてもカッコいい素敵な名言だと感じます。
(P.59-60) 年齢って、そんなに大切? 若いからできないなんて、どうして言い切れる? 俺は、どれだけ生きたかよりも、どう生きたかが人を決めると思っている。年齢なんて関係ないのだ。できる奴はできるし、できない奴はいつまで経ってもできない。そこに、老いも若いも関係ないんだ。
自分を鼓舞してくれる名言ですね。
若いは若いは大変なこともある。
かと言って年齢を重ねたら重ねたでもう若くないから。
人間どうしても年齢を言い訳にしがちです。
だからこそ、響く名言。
それにもう1つの視点があります。
10年仕事をしていると言ってもです。
1年の作業を10年間繰り返しているだけ。
つまり、1年分の力しか備わっていないということです。
「どれだけ生きたかよりも、どう生きたかが人を決める」
ROLANDさんが仰ることです。
ここにも通ずる部分じゃないでしょうか。
どう生きたかを大切にしていきたいです。
(P.125) 女の子の笑顔を見ると、俺まで嬉しくなる。なんてったって、女が喜ぶと書いて「嬉しい」だからね! 渋滞だって悪くない。ゆっくりと話す時間だと思えばいい。渋滞という特殊な状況だからこそ、今までの生い立ちだったり人生観だったりを、とことん話せるかもしれない。イライラしていたら、そんな機会も逃してしまう。男たるもの、常に心に余裕を持っていたいもの。女性に気を遣わせるなんて、野暮なことしない。女性をスマートにエスコートしてこそ、大人の男だ。どんな状況でも相手を笑顔にすること、忘れないで!
ローランド名言。
「愛」からになります。
愛について名言の解説。
思わず頬がゆるんでしまう。
読んでいて楽しい解説が多かったです。
この引用もそうだと思います。
素敵な言葉で締めくくるという部分。
私も見習いたいって切に思う部分です。
(P.151) 心理状態は変えられなくても、仕草ならその瞬間から変えられる。自信のあるフリをしていて、たまたま話が少しウケて流れを掴んできて、「あれ? そういえば、気づいたらいつのまにか自信満々でしゃべれているじゃん!」ということになったことが多々ある。自信があるように振る舞っているうちに、なりたい自分に近づけた、というわけ。だから、従業員たちにも常日頃から言っている。自信のあるフリをしろ、と。
自信を持てと言われてもなかなか持てない。
私も自信もっと持てば良いのにと言われてしまうタイプ。
自信についてはいろいろ思う部分がある人です。
その自信についてのROLANDさんの解説。
自信のあるフリをしろという話。
姿勢って出るのでフリでもいいからしてみる。
自信のあるように振る舞っていくの大切にしたいです。
【俺か、俺以外か。 ローランドという生き方】
・ユーモアなところがお茶目で楽しくページがめくれます
【書評】生き方を伝える初の著書!! ROLANDの俺か、俺以外かでした。
素敵な名言とそれについての詳しい解説。
そこにマジメ一辺倒ではなくユーモア。
思わず読んでいてニヤニヤしてしまう言葉も多く勉強になりつつ楽しめました。