・時代の変化が激しいからこそ知る
ここ数年の変化。
激動の時代と言える。
見えない変化や小さい変化。
どんどん進んで大きな渦になってきています。
2020年春頃からです。
去年から続いている新型コロナウイルスの猛威。
私生活もそうですけど、仕事面でも大きな影響が出ています。
この大きな影響という部分です。
仕事の働き方と言う部分。
数年後にはと言われていたことが働き方に取り入れられる。
既に動き始めていることも出てきています。
これはコロナ禍だからこそ悠長に構えていられない部分もあったはず。
何か起きたときにすぐ動けるように知っておくことは本当に大切です。
書名:ZERO IMPACT あなたのビジネスが消える
著者:鉢嶺 登
出版社:日経BP
出版年:2021年3月18日
ページ数:218ページ
コストゼロ時代の勝ち抜き方。
覚悟を決めて挑戦せよ!
三木谷浩史さんの推薦とも書かれています。
本書からこれからの時代の勝ち抜き方を教えていただきましょう。
・インターネット業界で起きてきた変化はこの先、リアルの業界へと急速に染み出す
(P.5) インターネット業界で起きてきた変化はこの先、リアルの業界へと急速に染み出していきます。どれだけの経営者が他人事ではなく、自分事として捉えられるかによって、日本の未来は決まってくるでしょう。一人ひとりが挑戦に向けて一歩、踏み出すときがきています。本書を通じて、こうした動きが広がることを願ってやみません。
【目次】
はじめに
Chapter1:さほど未来ではない「未来」
Chapter2:あらがうか、向き合うか
Chapter3:すべてのコストはゼロになる
Chapter4:コストゼロ時代にどう生きるか
対談:起業家にとって挑戦こそ一番の「美食」――楽天・三木谷氏の未来への提言――
あとがき
本書の概要と目次でございます。
本書の最後には三木谷浩史さんとの対談も収録されています。
経営者は他人事ではなく自分事として捉える。
これは経営者だけじゃなくて会社員だってそうだと感じます。
時代の変化を察知する嗅覚はみんなに必要なことじゃないでしょうか。
(P.17) 新型コロナを受け、リモートワークは一気に普及。当社はオフィスの3分の1を4月早々に解約しました。その後、緊急事態宣言解除後も会社への平均出社率は全社員の約10%程度にとどまり、著者も含めて社員の働き方は大きく変わりました。
この4月と仰る部分。
2020年4月だと思われます。
これを考えると判断が早いです。
書評している現時点は2021年4月。
未だに新型コロナウイルスが猛威を振るっています。
去年の同じ時期と同様かそれ以上になっている感じすらあります。
リモートワークをしていたのに元に戻す。
コロナが落ち着いたときに戻した企業も多かったです。
それを揶揄する経営者も多くおられました。
1年後の現状を知っていると1年前の判断。
著者である鉢嶺登さんの即決力がすごいと感じます。
(P.27-28) GAFAの影響が比較的少ない業界であっても安心はできません。現在の社会において、好むと好まざるとにかかわらず消費者はインターネットを利用します。全ての企業がネット企業に変わるわけではありませんが、多かれ少なかれ変革を迫られることになります。ネットが分からないからと諦めることは、これからの時代、企業としての死を意味します。
GAFAとは。
Amazon
Apple
影響が少ない業界でも安心はできない。
仰る通りで現在はネットが密接に絡んでいる。
もしネットを使用していないなら変化が必要。
変革を早くしておかねばヤバいという話です。
(P.132) コロナ禍によって、多くの経営者がDX(デジタルトランスフォーメーション)に関心を示すようになりました。日本社会は突然、価値観のアップデートを迫られました。感染拡大を防ぐため、国民は非接触、非対面を求めるようになり、デジタルの重要性が一気に高まったためです。消費活動がデジタルに移行しているのですから、当然のこととして、企業もまたデジタルへのシフトを真剣に考えなければならなくなりました。
DX。
デジタルトランスフォーメーション。
当ブログでも何冊か書評させてもらっています。
引用でもある通りです。
コロナ禍の影響も強いと感じます。
去年(2020年)秋頃からよく目にするようになりました。
私もこの時期から知ったので関心が高くなっていることです。
【ZERO IMPACT あなたのビジネスが消える】
・未来を考える先見の明がある新刊
【新刊】 コストゼロ時代の戦略 鉢嶺登のZERO IMPACTでした。
本書を読んでいると未来への視点。
10年後、20年後を考える機会になりました。
多くの大手企業の経営者が危機感を持っている。
変革を迫られている時代だからこそ動いています。
個人も出来るだけ色んな事を知り柔軟に動けるようにしておきたいです。