・「かもしれない」と思ったら読む本
昨今のご時世。
かもしれない。
気質がありそう。
こういうのでも叩いてくる人。
発狂してくる人がいる世の中です。
特に有名人の方の場合。
「HSPぽい」と発言するだけでです。
ぽいって発言どうなんだと噛み付いてくる。
叩かれるリスクもある世の中になっていると思います。
私はもっと他人に寛容で良い。
むしろ、他人よりも自分なんですよね。
気に入らないならスルーすればいいだけ。
わざわざ、否定的なコメントを残す必要は無いと感じています。
前置きでこういうことを書いている私です。
HSP気質という部分は強めにあります。
もちろん、気質という部分なだけです。
だからツイッターなどでつぶやくことはしません。
つまり、HSPとグレーゾーンな人たちと言うのは気になって読んだんです。
書名:HSPとグレーゾーンな人たち 〜「私、HSPかもしれない」と思ったら読む本
著者:高田明和
出版社:廣済堂出版
出版年:2021年3月3日
ページ数:192ページ
私、HSPと思ったら読む本。
タイトル通りの気になることが書いてある新刊。
HSPについてもっと知りたい人も多いでしょう。
つらい、落ち込むなどを解決する処方箋になる新刊を書評です。
・本書はちょっとしたことで気分が落ち込む、へこむ、気持ちがふさぐといった気持ちになりやすい人に読んでほしい
(P.5) 本書は、ちょっとしたことで「気分が落ち込む」「へこむ」「気持ちがふさぐ」といった気持ちになりやすい人に読んで欲しい本です。
【目次】
はじめに
第1章:みんな「気分」に振り回される――すぐに「落ち込む」人たち
第2章:その苦しさ、つらさは「病気か、気質か」チェック――グレーゾーンの「隠れHSP」を見分ける
第3章:グレーゾーン急増の原因――それは「うつり」にあった!
第4章:なぜ気分が「落ち込む」のか?――知っておきたいさまざまな原因
第5章:「落ち込み」の大きなメリット――「敏感さ・繊細さ」を生かすとっておきの方法
第6章:「逆方向の生き方」をためしてみる――生きづらさから解放されるために
第7章:HSP・グレーゾーンの「困った!」あるある――その危機を乗り越える簡単処方箋
あとがき
本書の目次と概要になります。
第3章のグレーゾーン急増の原因。
そこからなぜ気分が落ち込むのか?
そしてメリットについて。
逆方向の生き方を試してみるです。
視点として活きる考え方が本当に多い。
素敵な新刊だと読んでいて思いました。
(P.22) 繊細・敏感な人=HSPも細やかなセンサーを持っているのは同じですが、違うのは、センサーを向ける対象が自分で選んだものではないこと。そして、センサーが常に作動しているため、脳内に雑音が響き渡っているような感じがするところです。こうしたHSPの特徴を持つのは人間だけではなく、動物にも犬や猫に一定数いると考えられています。こうした能力は、あらゆる生物が本来「生き残る」ために必要な「気質」だからです。
生き残るために必要な気質。
この言葉はとても大切な視点。
センサーを向ける対象が違う。
センサーが常に作動しているは分かります。
だからこそセンサーをどこに向けていくか。
センサーを意識的に自動から手動に変えていく。
そういう辺りで本を読んだりすることは大切です。
(P.62) 他人の影響を受けやすいHSPは、周りからの影響を自分で的確に取捨選択しながら活きることが苦手で、他人の影響を受けすぎてしまう。ゆえに、周囲の環境に左右、振り回されるのが特徴です。
本人が自覚してそれならどうするか?
もちろん、諸事情によりすぐに改善できないこともある。
ただ、逆に言うと一工夫で改善できることも多いです。
例えば、ツイッターのリプライ欄。
最近はカスタマイズ豊富に出来ます。
リプライを受け付けない。
相互フォロワーさんのみリプライを受け付ける。
そういうカスタマイズも出来てしまいます。
YouTubeだって高評価と低評価。
こちらの評価を切ることだってできます。
私のはてなブログ(当ブログ)になります。
ずっとコメント欄は無いです。
これは自分の性格を意識しています。
一工夫で出来ることもあるんです。
意識的に取捨選択して自分の性格に合う方法を選ぶことも出来ます。
(P.76-77) 相手の言葉に自分が「責められている」と感じるのは、自分の思い込みだと思ってみる。相手が本当はどう思っているのかは、この際どうでもいいことです。それだけでも人に振り回されることは少なくなります。先ほど「相手の嫌な気分や空気がうつって自分が嫌な気分になる」と言いましたが、それもこの「思い込み」と関係があります。
思い込みという部分です。
私なりの書評なので私が感じたことになります。
「逆に考えてみるのも大切」
どういうことか簡潔に説明します。
相手の言葉に責められていると感じる。
これを自分の思い込みと思ってみるという視点。
相手が本当はどう思っているかはどうでもいいという視点。
逆説的に考えてみるとです。
自分の考え方がストレートに伝わらない。
変な感じに伝わってしまったことは誰しもあると思います。
私も生きていてそんなつもりで言ってないは何回も経験しています。
つまり、相手から言われた場合。
自分が発言する方もそうなんです。
思い込みの可能性は大きくあると思っておく。
受け止めるのも発言するのも大事にしたい視点になります。
【HSPとグレーゾーンな人たち 〜「私、HSPかもしれない」と思ったら読む本】
・自分自身を見直すキッカケにもなりました
【新刊】 症状はうつる!? 高田明和とHSPとグレーゾーンな人たちでした。
今回の新刊は改めて思う部分。
それに自分を見直すキッカケにもなりました。
「グレーゾーン」と感じる人は読んでみるの良いと思う新刊でした。