・その発想は無かったと言える視点
考え方という部分。
思考の型と言える部分。
普通に生きている場合。
学校での影響。
家庭環境での影響。
職場での影響。
人生経験から思考回路になるかと思います。
自分なりの考え方を人それぞれ持っているはずです。
そこにプラスアルファするとしたらになります。
本を読んだりして勉強する。
今なら動画も当てはまるかもしれません。
自分以外の方の思考回路を覗いてみる。
考え方と言える部分を参考にすることもできます。
書名:妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方
著者:暦本 純一
出版社:祥伝社
出版年:2021年2月1日
ページ数:240ページ
想像を超えるアイデアのつくり方。
著者ならではの着眼点。
アイデア発想法を本書からご教授いただきましょう。
・思考の方法や発想のコツなどを著者の経験を踏まえながら具体的紹介
(P.5-6) 妄想に寄って「新しいことを生み出す」には、思考のフレームを意識して外したり、新しいアイデアを形にし、伝えたりするためのちょっとしたコツが必要だ。頭の中の妄想を、手で思考するのだ。この本では、そういった思考の方法や発想のコツなどを、自分の経験を踏まえながら具体的紹介する。
【目次】
はじめに
序章:妄想とは何か
第1章:妄想から始まる
第2章:言語化は最強の思考ツールである
第3章:アイデアは「既知×既知」
第4章:試行錯誤は神との対話
第5章:ピボットが生む意外性
第6章:「人間拡張」という妄想
終章:イノベーションの源泉を枯らさない社会へ
あとがき
本書の目次と概要でございます。
目次からして深い内容。
章立てに気になる言葉が並んでいます。
本書を読むだけで思考回路を実感する。
理路整然できる1冊になりえると思います。
(P.53) 私が大事にしている思考ツールはとてもシンプルに「言語化」だ。言語化すれば一撃でわかる。モヤモヤとした頭の中のアイデアをとにかく言語化してみることで、そのアイデアの穴が見えてきて、妄想は実現に向かって大きく動き出す。
言語化をしっかり出来るかどうか。
妄想を形にするという部分。
妄想を実行するときに思う部分です。
言語化しているうちに「あれ?」となる。
要は抜けてる部分が見つかる。
もしくは実行するには穴が見つかってくる部分。
言語化出来るかどうかの確認は大切です。
(P.104) 「既知×既知」の組み合わせを増やすことだ。専門分野の外にもアンテナを広げて、さまざまな世界の「未知」を自分の「既知」としてインプットする。「未知」への感度を磨いておく。それらを組み合わせて、妄想を広げる。研究者だけではないだろう。ビジネスの現場でも同様のことが言えるのではないか。どんな仕事でも、新しいアイデアの源が枯れたら先には進めない。
未知に対しての好奇心。
それが自分の妄想という部分。
思考の振れ幅を広げてくれる。
既知って結局のところです。
料理で言えば材料と言える部分だと思います。
材料を知らなければ作れる料理も限られる。
材料を知りレシピを考えて実行する。
既知のインプットは欠かさないようにしたいです。
(P.164) その愚直ともいえる信念は立派なものかもしれない。でも、そこにはマイナス面もある。「自分らしさ」はオリジナルな妄想を生む上で大切だ。しかしその半面、アイデアを形にする上では「自分らしさ」が邪魔をするおそれもあるわけだ。「○○屋」であることを言い訳にしてはいけない。「○○屋の自分にはできない」と思ったときは、「そもそも何がしたいのか」を見直したほうがいい。
○○屋であることを言い訳にしてはいけない。
本当に肝に銘じたいことだと思いました。
私の場合はブロガーとしての自分が強い。
ブログ軸で思考してしまう部分は強いです。
これは余分な自分らしさだと思います。
余計な部分の自分らしさを取っ払う。
もっと大きい視野で物事を見る。
しっかり見直すところは見直して考えたいです。
(P.207) 私は日頃から、そういう「キョトン」にわりと出合う。自分がキョトンとした瞬間もよく覚えている。この「キョトン」は大事だ。自分の妄想やアイデアが、他人の価値軸とは違う価値軸の上にあることを、表している。誰でも考えるようなことなら、いくらか飛躍や説明不足があっても、キョトンとはされない。相手は自分の知識で話の中身を補って「ああ、なるほど」と納得するからだ。
キョトンいいですね。
本書はまさにキョトンと言える部分。
私としても斬新で刺激的な部分も多かったです。
価値軸という部分を見直し良いアイデアたくさん出していきたいです。
【妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方】
・もっと妄想していこう
【新刊】 暦本純一の着眼点 妄想する頭 思考する手。
日常のタスクをしっかり遂行する。
大切なことではあります。
しかし、「考える時間」を取ると言う部分。
一度、立ち止まり思考回路をフル稼働させる。
妄想する時間も改めて大切だと感じられたのが本書でした。