・科学的根拠は助けになる
私が科学的根拠を意識することになった部分。
メンタリストDaiGoさんの影響が大きい。
書籍なりニコニコ生放送なりです。
科学的根拠を元にした解説。
DaiGoさんの実体験を交えた解説。
とても分かりやすく意識するようになりました。
私はスピリチュアル分野も好きです。
その一方で科学的根拠も大好きな人。
矛盾しているように感じる人もいるかもしれません。
ただ、そこは自分に合えばいいじゃんって感じです。
肌感覚と言いますかフィット感。
そして何よりも成果がそれで出ているかどうかが大切。
そういう意味では科学的根拠という部分。
成果に繋がる結果が出やすくなることを導いてくれる。
武器になるという部分は納得できます。
書名:「科学的」は武器になる 世界を生き抜くための思考法
著者:早野 龍五
出版社:新潮社
出版年:2021年2月25日
ページ数:256ページ
世界を生き抜くための思考法。
科学的を武器にする視点はどういうことか。
著者である早野 龍五さんの視点を参考にさせていただきましょう。
・科学的な考え方を軸に判断すること仕事をすること
(P.8-9) この本では、僕が科学者としての人生の中でこれまで経験してきたことを振り返りながら、「社会の中の科学者」という生き方について、つまり「科学的な考え方を軸に判断すること、仕事をすること」について、語ってみたいと思います。
【目次】
はじめに:科学という羅針盤
第1章:世界への扉――松本
第2章:「自分でやる」を叶える土台――アメリカ~カナダ
第3章:人がやらないことを見つける――つくば
第4章:枠の外からエサを狙う生き方――ジュネーヴ
第5章:社会のための科学者――福島
第6章:科学者の「仕事」――東京
おわりに:ぶれない軸で世界を歩め
本書の概要と目次になります。
科学的は武器になる。
その視点を多角的に解説されています。
今回の書評もいろんな視点でしていきたいです。
(P.79) 科学の世界は必ずしもプロセス通りにはいかないけれど、だからこそ偶然も起きる。世の中には「セレンディピティ(偶然に予想外の発見をすること)」というのが本当にあって、偶然を楽しめるかどうかが科学を楽しめるかどうかを決めると痛感した出来事でした。
科学の世界は必ずしもプロセス通りには行かない。
だけど、だからこそ偶然も起きる。
今は当たり前になっているあんなことこんなこと。
科学の発見があったからこそという部分。
偶然の発見を検証してくれたおかげ。
多くのことがあるんじゃないでしょうか。
こういう視点は実生活でも参考にしていきたいです。
(P.110) 人から理不尽に押し付けられたと思っても、頼まれるということは、自分にはできると思われているということです。とりあえず、僕はなんでも「楽しそうに」やりました。このプロジェクトが布石になり、僕は次のステップに向かうことになります。
頼まれるということに関してです。
私もそこまで悪く思わないタイプ。
頼まれるということは信頼されている。
頼みたいと思われる人と思われている。
私はそのように肯定的に考えています。
やるかやらないかは本人の自由。
やると決めたなら楽しくやるのも大切です。
(P.133) あらためて思うことがあります。科学は一般的なイメージと違って、間違えるものです。だけど、それが本当に間違っていたならば、いずれ――その「いずれ」というのが明日なのか、来年なのか。10年先なのかは分からないけれど――「間違っていた」と必ず分かるシステムなんです。科学とは、不断に検証されながら進歩するシステムです。だから、仮に間違っていたとしても、多くの場合、それは無駄ではありません。
科学的根拠を重視するのは大切な部分。
妄信的に科学的根拠を信じ過ぎないということ。
これはメンタリストDaiGoさんも言われています。
あくまでも現時点で最適解というだけ。
年数が経てば新たな実験結果が出てくる。
そちらが最適解になるならそちらを実行するという話。
過去の正解データがそのまま正解だと限らない。
しっかり情報を精査して取り入れていく。
科学的を武器にするなら意識的に行きましょう。
(P.240) 科学的な問題について決着をつけるための主戦場は、研究とそれをもとにした論文です。一般の人びとに向けた情報発信は大切なことではありますが、インターネットやSNSでの発信はあくまでも空中戦にすぎません。その大前提を忘れないことは、不確かな噂や非科学的な流言も含めたさまざまな情報が錯綜する混乱の時こそ、大事なことだと思います。
著者である早野 龍五さん。
私は存じておりませんでした。
こういう軸がある人はいいですよね。
この文面で好きになってしまいました。
ツイッターを見ているとです。
仰る部分の空中戦に応じすぎている。
あなたの本職は?という人は少なからずいます。
だからこそ自分軸がしっかりされているという印象。
本職を忘れずに主戦場を意識しているのは素敵です。
【「科学的」は武器になる 世界を生き抜くための思考法】
・科学的根拠を武器に行動する
【新刊】 世界を生き抜く思考法 早野龍五の科学的は武器になるでした。
本書を読んでみて特に思った部分。
著者さんの人生訓と思える部分も色濃いです。
ただ、科学的根拠を信じるという部分。
武器にするという部分で参考になる知見も多かったです。