【新刊】 ダメ出しされない 奈良正哉のビジネス文章力の基本

・NGを突き付けられない文書が書ける

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私の文章術。

文章力を鍛える本を読むスタイル。

ブログ、SNS、メールなどに活かせる本。

そちら方面の内容の書籍を読むことが多い。

 

とは言え、「ビジネス」という部分。

文章についてしっかり解説されている書籍。

まったく読まないということもございません。

いつ何時、必要になるかわからない。

 

それにテクニックとして知っておく。

ブログやSNSにも応用が効きますからね。

ということで本書の書評カテゴリー。

「ブログ・SNS系の運営本」として書評させていただきます。

 

 

 

ビジネス文章力の基本 ダメ出しされない文書が書ける77のルール

 

 

書名:ビジネス文章力の基本 ダメ出しされない文書が書ける77のルール

著者:奈良 正哉

出版社:日本実業出版社

出版年:2020年12月10日

ページ数:208ページ

 

 

 

「超」実用的な文章術。

基本に忠実と言える内容じゃないでしょうか。

社会人としてのマナーとして知っておく。

文書を書く際の役に立つ視点が満載の新刊の紹介です。

 

 

 

・ビジネス文書を作るときの参考となる1冊になるかも

 

 

(はじめに) ビジネスの場での経験の上に、法律家としての経験を重ねてまとめたのが本書です。ビジネス文書を作るときに、手元において参考となる1冊として、皆さまのお役に立てれば幸いです。

 

 

【目次】


はじめに


序章


Part1:「心構え」の基本


Part2:「長さ」の基本


Part3:「レイアウト」の基本


Part4:「ナンバリング」の基本


Part5:「句読点」の基本


Part6:「接続語」の基本


Part7:「説得力」の基本

 

 

本書の概要と目次です。

それぞれ7パート。

全部で77のルールがございます。

著者である奈良 正哉さん。

 

現在は弁護士。

過去はみずほ信託銀行に在籍していたそうです。

そのときに行った社内研修を基礎にしている本。

本書から文書のノウハウを教えてもらえます。

 

 

(P.11) 伝わらない部分を伝えるのが、文章です。会議や商談における文書や文章の役目は、これまで以上に大きくなるでしょう。伝えるべきことをまっすぐに伝える「文章力」の差が、仕事の「成果」の差に直結するといっても過言ではありません。

 

 

リモートワークの時代に突入しています。

ウェブ会議やオンライン商談。

その補足にも文章力は試されます。

これはブログと動画の関係もそうだと感じます。

 

動画が流行りだしてブログを読む人が減った。

ブログでの文章術が無駄かと言ったらそうじゃない。

動画タイトルをつける際に役に立つ。

それに文章に触れない人っていないんじゃないでしょうか。

 

ブログに限らずSNSをやっていたら文章を打つ。

それにLINEのやり取りも文章です。

文章ってずっとあるべき姿で残り続けるもの。

だからこそ学んでおくと良いと感じています。

 

 

(P.13) 読みの立ち場になって想像してみれば、すぐにわかります。得られる情報が同じなら、長い文章を読ませられるより、短い文章のほうがいいに決まっているからです。また単純な文章ならば、容易に理解することができます。誤解も生まれません。よいビジネス文書を書くには、短く単純な1文、短く単純な文章を書くこと。

 

 

ウェブ会議やオンライン会議。

リモートワーク時代だからこそです。

より必須スキルになってくるんじゃないでしょうか。

なぜなら話し言葉と文章。

 

文章を長々と読む時間。

もっと簡潔に説明してほしいと思います。

これもブログと動画の関係性に似ているかもしれません。

現代風に文章術も意識的に書いていく。

短く単純な1文、短く単純な文章をです。

 

 

(P.42) 担当者として上席者に口頭で説明する機会がなく、唯一、自分の書く文書が弁明できる機会だとすればなおさらです。しかし、求められているのは問題点を書くことであって、実績や顧客からの評価ではありません。ここは言い訳したくなる気持ちをこらえ、勇気を振り絞って、書かないことが重要です。

 

 

書かない勇気を持つ。

余計なことは書かない。

ビジネスでピンチに陥るシチュエーション。

文章が長々となってしまう。

 

説明、説明、説明。

想像しただけでもなりそうです。

言い訳したくなる気持ちをしっかりこらえる。

忘れずに意識しておきたい視点です。

 

 

(P.105) ビジネス文書においても、複雑な構成の文章を好む「書き手」がいます。おそらく、複雑な構成で書かれた文章に対して、どこか洗練された印象をもっているのでしょう。しかし、読み手にとっては迷惑なだけです。文章の内容を理解するだけでなく、その複雑な構成を理解する作業まで強制されるのですから。ビジネス文書において、複雑な構成の文章を書くことは、読み手に対して不親切な行為でしかありません。

 

 

人それぞれ好むビジネス文書。

 

「ビジネス文書はこうあるべき」

 

持っている人が居そうですね。

ただ、奈良 正哉さんが仰ること。

 

「複雑な構成の文章を書くことは読み手に対して不親切な行為」

 

このことはしっかり頭に入れておきたいところです。

 

 

【ビジネス文章力の基本 ダメ出しされない文書が書ける77のルール】

 

ビジネス文章力の基本 ダメ出しされない文書が書ける77のルール

ビジネス文章力の基本 ダメ出しされない文書が書ける77のルール

  • 作者:奈良 正哉
  • 発売日: 2020/12/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

・ビジネス文書の書き方を学んでおく

 

【新刊】 ダメ出しされない 奈良正哉のビジネス文章力の基本でした。

本書からはとても学べることが多かったです。

 

ダメ出しをされてNGを突きつけられないもあります。

もう1つが社会人として恥をかかないためにも学ぶことの大切さ。

この辺りもあって基本を学ぶの大事と感じる機会になりました。