・勉強する前に勉強法を学ぶことの大切さ
1日24時間は人間に共通です。
その24時間をいかに効率的に使っていくか。
時間を有意義に使えるかは知識だと感じます。
これは私が書評することにいつも書くことです。
「勉強する前に勉強法を学ぶ」
いきなり勉強はしない。
まずは効率よく勉強する方法を学ぶ。
同じ勉強をするとしてもです。
いきなり勉強して4時間掛かる。
それを勉強を学んだら2時間になるかもしれません。
それに無闇に時間を掛ければ学べるわけでもござません。
学習効率というのも大切にしたいところで本書の紹介。
書名:塾へ行かなくても成績が超アップ! 自宅学習の強化書
著者:葉一
出版社:フォレスト出版
出版年:2020年12月16日
ページ数:208ページ
情熱大陸やおはよう日本に出演。
チャンネル登録数113万人。
動画累計再生回数3億回突破の教育YouTuberの方の新刊。
努力が報われる勉強法と習慣が手に入る。
お子様で学生が居る人や学生さん向けと思われますが。
何歳からでも勉強法は頭に入れておいて損はございません。
自分自身に向けてもそんな感じに読んでみても良いと思います。
・一番重要だと考えている自宅学習への取り組み方や、自分にとって最適な勉強法の見つけ方をひもといたもの
(P.7) この本は、今、人生の地盤づくりともいえる大切な時期に勉強に不安を抱えている中学生たちに向けて、私が一番重要だと考えている自宅学習への取り組み方や、自分にとって最適な勉強法の見つけ方をひもといたものです。
【目次】
まえがき:私の授業動画で成績は上がる!
各章で手に入る力
第1章:自分に合う「勉強法」を見つける
第2章:1人で乗り越えるための「計画の立て方」
第3章:学校では教えてくれない「テスト対策」
第4章:「勉強のルーティン化」で差をつける
第5章:負けない「集中力」を手に入れる
第6章:「やる気と自信」を力にする
第7章:「とある男が授業をしてみた」使い倒しワザ
第8章:今、中学生の保護者の方に知ってほしいこと
あとがき:自分の器を大きく育てよう
本書の概要と目次でございます。
本書は中学生に向けてということです。
私は姪っ子ちゃんが居ます。
ちょうど、中学生で来年中学3年の受験生です。
姪っ子ちゃんはクラスの成績で100点取るくらい成績が良い。
しかも、塾通いは家庭の事情で出来ていません。
むしろ、姪っ子ちゃん自身は塾に行きたいと言っているタイプ。
嫌々、塾に通っている(通わせている)お子様も世の中に多いと思います。
それを考えると世の中ってなんだかなって思います。
ただし、現在は本書のような書籍や無料動画もございます。
そのための本書と言ったところもあるんじゃないでしょうか。
そういうことを汲み取り私も読ませていただきました。
(P.23) 自宅学習で成果が出せる子と、成果が出せない子では、何が違うと思いますか? 細かなことはこのあとでも詳しく解説していきますが、私がその違いで一番大きいと思っているのは、勉強のやり方にしても計画の立て方にしても、「自分でアレンジする力を持っているかどうか」だと思っています。それは、誰かに指示された勉強内容をそのまま忠実にこなしていくだけでは得られない力です。
身近に居るので姪っ子ちゃんです。
姪っ子ちゃんがどうして成果を出せるのか。
塾に行っていないのに勉強できるかと思う部分。
自分の頭で考えるところが強いと思います。
これは幼少時代に子守りをすることが多かったからです。
姉の家に遊びに行って一緒に遊ぶ機会が多かった。
そのときにこの子は頭が良いと思う機会。
そんな発想するんだと驚く機会が多かったです。
こちらから教えても鵜呑みにするのではなく自分の頭で考える。
アレンジしてやることも多かったんですよね。
本書の引用部分を読み腑に落ちました。
年齢を重ねて自宅学習で成果を出せてるのその辺があるんでしょうね。
(P.27) 成果を出すには「知ること」ではなく、「理解する」「できる」ことがより大切です。その違いを意識するようになると、勉強のやり方も変わってきます。
中学生だけではなく大人も一緒だと思います。
よく行動しましょうと言われます。
これは闇雲に行動するのではない。
知ったことを理解して出来るようにする。
この部分が私的にも大切だと感じています。
勉強法も含めて意識しておきたいことじゃないでしょうか。
(P.35) 「継続は力なり」という言葉がありますが、新しい勉強法を試すときも、ある程度続けてみないと効果が判断できないことがあります。私はよく、「勉強法を試すときは、1週間はやってみたほうがいい」と言っています。この1週間に何か明確な根拠があるわけではないのですが、これまでたくさんの中学生の勉強を見てきた中での1つの結論です。やっぱり1日や2日やっただけじゃ、その効果はわからないと思います。
人それぞれ合う合わないがある。
その見極めもある程度の時期は必要。
この線引きは大切にした方が良いと思います。
やってみて最初は違和感がある。
続けていくうちに最適も実際あります。
逆に最初は良かったけど続けていくうちに合わないもあります。
ある程度の期間は考えながら継続は大切です。
(P.60) 私が勉強するために睡眠時間を削ろうとしていると話すと、彼は「バカなの?」という反応で、こう続けました。「意味がわからない。なんで人としてやらなきゃいけないところまで削ってるの?」 そう言われて、私もはっとしました。半信半疑だったものの、睡眠時間はちゃんと確保しようという前提で計画を立てると、物理的に勉強時間は減るものの、手中はしやすくなりました。そして、短い時間でどう効率的に反復演習などをしていくかにシフトした結果が、今につながっています。
大人になってからも一緒です。
「短い時間で効率的にこなしていく」
そのための知識を入れて学ぶ。
そのために行動して実践する。
時間というものを意識して上手く生きていく。
時間を長く掛ければいいものでもない。
とても大切にしていきたい視点です。
【塾へ行かなくても成績が超アップ! 自宅学習の強化書 (葉一)】
・現代だからこそ考えたい勉強法
【新刊】 塾へ行かなくても!! 葉一の自宅学習の強化書でした。
最近は大人になってから中高生や大学生。
その時期の勉強を学び直す人が増えているそうです。
私もそういう感情はある方だったりします。
中学生時代の成績は悲惨だったので学びなおしておきたい。
「教養」としても知識を入れておくの良いと思うんですよね。
今回の書籍を読んでみても勉強は学び方で楽しく学べるを感じました。