・なかなか許せないのが人間感情
人間関係の問題。
今回のテーマは許すになります。
これはどちらの視点でもありえます。
あなたが許されない人間になっている場合。
あなたが絶対に許せないと思える人がいる場合。
どちらの視点でも一緒なこと。
「許す」という視点です。
相手のことを許してあげる。
こちらの許すのほうが多いかもしれません。
もう1つの自分自身を許してあげるです。
いつもイライラしている自分を許してあげる。
色んな感情にモヤモヤしている自分を許してあげる。
許すということについて深堀りできる新刊を紹介します。
書名:いつまでも消えない怒りがなくなる 許す練習
著者:杉山 崇
出版社:あさ出版
出版年:2020年9月12日
ページ数:222ページ
モヤモヤして眠れない。
イライラして心も体もぐったり。
そんな自分を苦しめるあなたに捧げる1冊です。
スッキリ、清々しい毎日を手に入れましょう。
本書の視点を素敵に私なりの書評をさせていただきます。
・ぜひこの本をご一緒に読み進めてその目的を達成しましょう
(P.15) 「怒り」「許し」についてもっと知りたくて、あるいはあなた自身が「許し、許される力」を身に着けたくて、または誰かにこの力を身に着けてほしくて……など、さまざまな目的があることと思います。その背景には、多くの苦労やお悩みがあったかもしれませんね。お察しします。ぜひ、この本をご一緒に読み進めて、その目的を達成しましょう。
【目次】
はじめに:許す練習を始めましょう
第1章:許せないにはワケがある
第2章:人はなぜ「覚えてしまう」のか?
第3章:人は愚かな生き物なのか?
第4章:許す力、許される力
おわりに
本書の概要と目次でございます。
いきなり許すと思ってもです。
人間の感情はすぐには変わりません。
視点として「練習」というところです。
まずは練習として許すを実行してみるのが本書です。
(P.16-17) 「許せない」「許されない」の背景に、「本当に大切な何か」が潜んでいるからです。「許す、許される」について考えることは、あなたの、または誰かの「本当に大切な何か」を探すことです。言葉を変えれば、「大切な何かを求めているあなた、または誰か」を迎えに行く旅のようなものなのです。
本当に大切な何かが潜んでいる。
この視点って本書を読んでいて大事と感じます。
感情が揺れ動いているのは確かです。
つまり、自分が感じる何かが潜んでいるという話し。
勉強になる視点が本当に多かったです。
(P.27-28) この本を読むことは、ちょっとした旅のようなものになります。なぜなら、あなたの心は時に過去に向かい、未来に向かい、あなたが生きてこなかった人生に向かい、そして場合によっては誰かの人生や心の中に向かうからです。カウンセリングで多くの方が、「許し、許される力」にたどり着いた旅路に、あなたをご案内します。あなたが知らなかった世界がたくさん見えてくることでしょう。そして、この本を読み終えた時には、あなたは生まれ変わったような気持ちになっていることでしょう。この気持ちが、あなたの新しい物語のスタートです。
人それぞれの価値観。
許すや許される力の解釈。
「許したり許されないの解釈」
深い部分は本当に大きい思います。
私も本書を読んでみて考える機会になりました。
許す練習の練習部分です。
生きていたら色んなことが起きるの当然です。
許すという視点はどちらとしても大切なんじゃないでしょうか。
(P.35) 「許せない想い」から解放された後に、私たちが向かうべき先について説明させてください。それは、あなたが「あなた自身の人生を生きる」という明確な「念い」にたどり着くことです。
あなた自身の人生を生きる。
大切な視点だと感じます。
自分を愛して他人を愛する。
私は最初に自分ありきだと思っています。
自分本位の人は別ですよ。
自分に余裕が無いのに他人に対してという人です。
まずは自分自身をメンテナンスする。
自分自身のことを考える機会をつくる。
あなた自身の人生を生きる視点。
忘れないようにした方が良いと感じます。
(P.106-107) 私たちは、覚えてしまうように作られています。コイやスピノサウルスとは違うのです。複雑な社会を生き抜くために、自分が何を得てきたのか、何を逃してきたのか、そして誰が自分に何を与え、何を奪ったのかもしっかりと覚えます。よく、「食い物の恨みは怖い」と言いますよね。これは、私たちがよく覚える生き物だから起こることです。もう失わないために、誰が私たちから大切な何かを奪うリスクがあるのか、忘れないようにできているのです。ここで覚えておいていただきたいのは、これが人の本質の一つ、ということです。人としての生き方をしている間は、いつでも「潔く」「拘らない」というわけにはいかないのです。
良い悪いではない。
そのような本質という部分。
肝に銘じておきたいことです。
人間、誰しも感情というのはございます。
それに振り回されずに見られるようにしておく。
【いつまでも消えない怒りがなくなる 許す練習】
・許す視点は自分に大切
【新刊】 消えない感情は自分を苦しめる 杉山崇の許す練習でした。
許すという言葉から○○さんを許す。
過去の○○の出来事を許すなどなど。
他人軸の許すが出てくる人は多いかもしれません。
しかし、実際は「自分自身を許す」という面。
私としてはこちらの方が多いような気がします。
自分自身を見つめ直して感情整理をしっかりしていきたいですね。