・知っておくと意識的になれる無意識や催眠の話
当ブログの書評カテゴリー。
「潜在意識・無意識」の書評カテゴリー。
存在していることを投稿者が忘れていました。
それくらい久しぶりになる書評です。
とは言え今でも潜在意識や無意識。
知っているととても大切なことだと思っています。
そして今回の書評に関してはなんと言ってもです。
「大嶋信頼さんの新刊」
私も大好きな著者になります。
当ブログでも何冊も書評しています。
ページをめくるのもワクワクしながら読ませていただきました。
書名:無意識さん、催眠を教えて
著者:大嶋信頼
出版社:光文社
出版年:2020年9月16日
ページ数:216ページ
本書の表紙を見てください。
表紙から私は惹かれてしまいました。
書名も書名で気になるタイトル。
大嶋信頼さんも大好きなので良いタイミング。
改めて無意識や暗示について学ぶのに最適な時期だと思い書評です。
・誰にでもできるかんたんな催眠療法ですが決して悪用はされませんように
(P.6-7) 本書で紹介する催眠療法のテクニックは、どれもいたってシンプルで、仕組みも「なーんだ!」と思うくらいかんたんです。そういえば、初めて読んだお師匠さんの催眠の本には、「この催眠のテクニックを決して悪用しないでください」と書いてあったけれど、「こんなにかんたんで誰でもできる催眠をどうやって悪用するの?」と当時の私は心の中でツッコミを入れていました。でも、今の私なら、「かんたんだけど、こんなにすごいことになるんだから、あの一文は必要だったんだ!」ということが痛いほどわかります。本書にも、この一文は必要なようです。誰にでもできるかんたんな催眠療法ですが、決して悪用はされませんように――。
【目次】
はじめに
第1章:”マイナスの暗示”から自由になろう!
第2章:催眠の主役”無意識さん”の正体
第3章:催眠で”ブレイクスルー”を起こす
第4章:超かんたん催眠 「呼吸合わせ」のテクニック
おわりに
本書の概要と目次でございます。
催眠について。
暗示について本書は教えてくれます。
暗示って誰かに掛けられるだけでは無い。
自分で自分に暗示を掛けている場合があります。
「自己暗示」というやつです。
催眠や暗示のことを知ることができる本書を書評します。
(P.28) 無意識を使って相手の悩みを受け取り、「その悩みを解決するための物語」を作り出し、実際に解決していました。しかも場所は、昼食時のラーメン屋さんのテーブル席。そんなガヤガヤした場所で、相手を催眠状態に入れて、これまで彼女の力ではどうにも解決できなかった異性問題を、ラーメンのスープがちょっと冷めるくらいの時間ですっきり解決してしまったのです。
第1章のエピソード。
お師匠さんから教えてもらった催眠テクニック。
大嶋信頼さんが女性に試してみたときのお話。
大嶋信頼さんの書籍に共通すること。
冒頭は実体験のお話を書かれています。
エピソード的な話からの導入が多いです。
本書もなるほどと聞き込んでしまう話が書かれています。
(P.34) 催眠は、悩んでいる人の無意識が、その人をちゃんと助けてくれていることに気づかせてくれます。”無意識の助け”に気づくことができたら、その人は本来の自分に戻っていき、人生がどんどん楽しく、美しくなっていくのです。私は、お師匠さんの催眠を目の当たりにして、これまでの自分が、手品のように暗示のひと言で相手を操り、「大嶋さんってすごい!」と女性から尊敬の眼差しで見られたくて催眠に興味を持っていたんだな、とちょっと恥ずかしくなりました。
お師匠さんに催眠について気づかせてもらえた。
催眠についてのイメージが変わったエピソードです。
私は大嶋信頼さんの催眠のイメージ。
世間一般のイメージと言っても過言じゃないと感じます。
催眠で言うと自己暗示だってあります。
ただ、一般的な催眠って誰かに掛けて操ってしまう。
テレビなどのイメージもあるかもしれませんがそっちですよね。
催眠と無意識のイメージが変わるかもしれないのが本書です。
(P.37) 「あなたも知らないうちに暗示をかけられている」と言われてもピンとこない人もたくさんいるかもしれませんが、友だちや家族から、「あれ? 声の調子がおかしいね。風邪ひいた?」などと言われたことはありませんか? これが、暗示です。すると、それまではなんともなかったのに、言われたあとからなんだか身体がだるくなったり、熱っぽい感じがしてきて、「あ、風邪をひいてしまったかも?」と実際に症状が出てきます。
暗示を掛ける人。
何も催眠術師だけでは無い。
家族や友だちなどにも掛けられている可能性。
特に両親がそうじゃないでしょうか。
小さい頃から勉強が出来ないやダメや遅刻してばっかりなど言われてる。
そうやって育つと負の暗示が掛けられた状態になる。
別の書籍だと厳しい言葉で「呪い」とも書かれていました。
あなたも知らないうちに暗示を掛けられている。
つまり、「気づき」を得ておけばいいんですよね。
あっ、この言葉は暗示を掛けられるような言葉だ。
客観的になってやり過ごす視点になれると思います。
(P.41) そのことに私は長年気づくことができなかった。自分のダメな特徴は性格や能力のせいだから変えられないと、ずっと信じていたのです。脅かすわけではありませんが、これってみなさんも同じです。みんな、知らないうちに誰かの暗示が入っているのです。ただ、暗示だと気づいていないだけ。「つい余計なものを食べてしまう」とか、「運動が苦手」「すぐに怒る」など、その人の特徴とされていることがらは、たいてい暗示によって作られています。本人が、それが自分の特徴であって変えることができないものと信じてしまっているのは、「暗示」が効いているからなのです。
私も今でこそなんですよね。
物事を中立的だったり客観視できるようになりました。
しかし、本などを読んでいなかったときです。
やっぱり、大嶋信頼さんが言われるような暗示。
「無意識に吸収してしまっていた」
これは良い悪いではなく仕方がないこと。
だからこそ気づける機会を持っておく。
気づいて暗示を外すのは大切です。
私も縛りプレイをせずに殻を破って突き進んで行きたいです。
【無意識さん、催眠を教えて】
・信頼を寄せられる大嶋信頼さんの書籍
【新刊】 悪用厳禁! 大嶋信頼の無意識さん、催眠を教えてでした。
今回も復習になりつつの新しい知見。
たくさん吸収することができた新刊になります。
催眠は誰かに掛けるだけでなく身を守る意味でも知っておく大事です。