・心理学の方法で視点変更していく
人間関係の悩み。
これはどんな人でも生きていたらある。
まったく無いという人の方が少ないんじゃないでしょうか。
だからこそ多様な価値観を知っておく。
多様な受け流し方を知っておく。
視点としていろいろ知っておくと気持ちがラクになる。
自分自身が生きやすくなるんじゃないでしょうか。
本書からはイヤな人間関係から抜け出す。
その方法はゲーム攻略的な視点です。
新たな視点をあなたに授けてくれる新刊を書評します。
書名:イヤな人間関係から抜け出す本
著者:高品孝之
出版社:あさ出版
出版年:2020年8月26日
ページ数:208ページ
イヤな人間関係から抜け出す。
抜け出したくてもしがらみで抜けられない。
環境が許してくれないなどなど。
人それぞれ悩みがあるかもしれません。
そんな人の助けになる方法が満載なのが本書になります。
・人間と人間のやりとりやルールに焦点を当て人間関係そのものにメスを入れる解説書
(P.5) 本書のような人間と人間のやりとりやルールに焦点を当て、人間関係そのものにメスを入れる解説書はあまりありません。読者のみなさまが、本書を活用して有意義な人生を歩んでいかれることを望みます。
【目次】
はじめに
Stage1:対人関係で繰り返し起こる人間関係ゲーム
Stage2:他者を否定することで、他者を陥れるゲーム
Stage3:自分を否定することで、他者を陥れるゲーム
Stage4:人間関係ゲームに巻き込まれない技術
Stage5:人生脚本――自分自身の心が繰り返し生み出す不毛な行為から逃れるために
あとがき
参考文献
本書の概要と目次になります。
ゲーム感覚とはよく言われるものです。
しかし、それを上手く実践できる。
上手く取り入れることが出来るのは別問題。
視点として持っていると楽になる考え方と言える本書を紹介します。
(P.15) 大事なのは、人間関係のトラブルは起こりうるものと受け入れてしまうこと、そして、起きてしまったトラブルをいかに小さく穏やかに抑えるか、対応策を知っておくことです。こじれさえしなければ、人間関係のトラブルはよりよい関係を構築するきっかけにもなります。
どんなに聖人君子の人でもです。
全員が全員に好かれるはございません。
つまり、仰る通りでトラブルは起こりうるもの。
この視点を常に頭に入れておくのが大切。
トラブルが起きたときのために事前準備。
本書のような書籍を読んで知識を入れておく。
多様な視点で物事を見る視点を養う。
どっぷり人間関係のトラブルに浸からないようにはしたいです。
(P.27) 多かれ少なかれ、自分もしくは他人を否定する態度は、ほとんどの人が持っています。つまり、誰もがゲームに陥る可能性があるということなのです。気をつけるに越したことはないでしょう。
本書はイヤな人間関係から抜け出す本。
嫌がらせを受けているだけではありません。
自分が嫌な感情を抱いたまま接してしまうこともあるわけです。
多かれ少なかれ自分もしくは他人を否定する態度。
持ち合わせていることは忘れないようにしましょう。
他人に寛容と自分に寛容の視点。
他人は自分を映し出す鏡だと思って接していきたいです。
(P.39) いつもの仕事や生活の中で、繰り返し起こっている「困ったこと」が実はゲームであるということを知るだけで、人間関係のトラブルに対する考え方が変わります。ゲームが、一定の法則に従って進行しているものであることがわかれば、人間関係のトラブルは対処可能なものに変わります。ぜひ、あなたが現在抱えている人間関係のトラブルがどのゲームに当てはまるのか、またよく巻き込まれているゲームがどんな内容なのかを確認し、適切な対処方法を身につけていただけたらと思います。
本書ではケースごとの事例。
それをゲームとして捉える。
ゲームの事例として書かれています。
パターンを知っておくと心もラクになってきます。
あるあると思える感情を持ち合わせることができるかもしれません。
(P.114) 「ひどいものだ」ゲームの仕掛け人は、何かある度に、自分を被害者に仕立て上げ、ある特定の人物や周りの人からひどい仕打ちを受けていると漏らします。他人から特別扱いをされたり同情されることを期待しますが、結果的にうまくいかず、かえって相手や周りからひんしゅくを買います。このゲームはマスコミなどでも行われます。
鵜呑みにしすぎない視点も大切。
本当に本当にの状況もあるとは思います。
ただ、マスコミだってすべてが事実と限らない。
このときに自分の軸としての視点がしっかりあるかどうか。
これからの時代はさらに大事になってくるはずです。
【イヤな人間関係から抜け出す本】
・環境を変えられないなら思考を変える
【新刊】 人間関係ゲーム イヤな人間関係から抜け出す本でした。
環境をガラッと変更してそこから抜け出す。
嫌なものは嫌ときっぱり行けたらいいものです。
しかし、それが変えられない環境だったら。
職場や姑関係などなどのエピソードも本書にあります。
そのときに大切になってくるのが自分の心の持ち方。
本書のゲーム事例はイヤな人間関係から抜け出す助けになってくれるはずです。