・身につけたい思考習慣
数字で伝えると伝わりやすい。
数字を用いて会話しましょう。
よく言われることでもあります。
しかし、なかなか最初から上手くいかない。
理由としては自分自身の問題。
日頃から数字で考えるってしないと思います。
つまり、徹底的に数字で考える習慣を身につける。
自分で考えられるようになれば相手にも伝えやすい。
私としては一石二鳥だと感じます。
まだまだ私は数字で考えるのは苦手意識あり。
だからこそ本書を読んで勉強させていただきました。
数字で考えられる思考習慣を身につけていきましょう。
書名:徹底的に数字で考える。
著者:深沢真太郎
出版社:フォレスト出版
出版年:2020年2月7日
ページ数:248ページ
有名なファクトフルネス。
これからの時代はそちらの時代。
そんな時代に結果を出す新・思考法。
本書で伝授してくれる数字で考えるの話です。
とてもわかりやすく取り入れやすい考え方を紹介します。
・本書は数字に対してどのように感じていてもすべての人が学び実践できる
(P.7) 徹底的に数字で考える。これこそがファクトフルネスの時代に必要なただひとつの思考法なのです。本書では、数字が苦手と感じている人から、数字をもっと使いこなしたい人、物事を数字で考えるようになりたい人、すべての人が学び、実践できるように書いています。
【目次】
はじめに
第1章:「数字で考える」のすべて
第2章:「原因」と「結果」を数字で考える
第3章:数学的に考える頭の作り方
第4章:「正解のない問い」を数値化する思考法
おわりに
本書の概要と目次です。
徹底的に数字で考える。
「徹底的に」というのが重要。
本などでよく書かれていること。
数字で話すと伝わりやすい。
より理解しやすくなるのが数字。
使いこなせた方が良いと思います。
普段から自分自身が数字で考える習慣をつける。
実践できるように出来た方が良いです。
(P.24) ビジネスの世界は、説得の連続です。説得できるのは、熱意でも話し方でもなく、事実にもとづいた覆しようのないロジックです。それを可能にするのが、数字で考え、数字で説明するということ。ビジネスでは、説得力は強力な武器であり、あなたの成果や評価に直結します。
ビジネスで使えるようになる。
私生活でも波及効果があると感じます。
もちろん、逆パターンもあるはずです。
普段から私生活で数字を使用して伝える。
ビジネスでも数字で伝えるのが当たり前になる。
例えば、このような状況があったとします。
待ち合わせ場所に遅刻してしまう。
「あと少しで着くので待ってください」
そのあと少しが10分だった。
10分ってあと少しなの?
人それぞれ感じ方が違うはずです。
10分あったら移動して○○してたのに…。
数字で伝えるって本当に大切。
(P.26) 例えば私が、メディアや研修の現場などで、あまり詳しく調べることなく、「日本では少年犯罪が増えている」と発言したとしましょう。確かに卑劣な犯罪も多く見聞きするため、その場では「ふーん、まあそうかもね」と納得してしまうかもしれない。ところが調べてみると事実(数字)は違っている、なんてことが多々あります。実際のデータでは、少年犯罪は増えているどころか減っています。
私も情報発信している1人。
断定系の方が発言が強い。
言い切るのを推奨する人もいます。
ただ、私はあまりやりたくないと思っています。
それが引用視点の思い込みで伝えてしまうこと。
もちろん、事実(数字)で伝えられること。
しっかり裏付けされたことを情報発信している。
自覚があるならオッケーかと感じます。
それ以外で主観的なこと。
見て感じたことを発信するとき。
事実(数字)と違う場合も往々にしてあります。
発信するときは気をつけたい視点。
私の場合は私が感じているので事実と違うかもと注釈するの多いです。
(P.35) 私たちが普段どういう場面で数字を使っているかを考えてみると、数字とはコミュニケーションの道具として定義するのが自然ではないでしょうか。つまり、「数字とは、コトバ」なのです。
いろんな場面で登場する数字。
数字とはコトバであるは納得します。
数字に対して苦手意識がある人。
私と一緒のような人に向けても書かれている。
数字が苦手ということはコトバが苦手。
だからそんなことは無いんだよという優しい解説。
私も数字に対しての少し構えていた部分。
安心して数字に対して取り組めると思いました。
(P.58) ビジネスとはシンプルに言えばヒト・モノ・カネを動かすこと。つまり、「仕事ができるビジネスパーソン」とは、ヒト・モノ・カネを動かすことができる人です。これが世の中で言われ続けている、「仕事ができる人は、数字で考える」の正体なのです。
シンプルにわかりやすい。
ついつい、複雑に考えすぎてしまう。
そこをビジネスとは人、モノ、金を動かすこと。
わかりやすい言葉になっています。
そこで重要になってくるのが数字で考える。
本書で言われることは納得の視点。
日頃から意識的になり思考習慣を変えていく。
数字で考える思考を作り上げていきたいです。
【徹底的に数字で考える。】
・数字で考える重要性
【新刊】スピードが激変 深沢真太郎の徹底的に数字で考えるでした。
ぜひ身につけたい思考習慣。
数字に対しての意識が変わる1冊。
苦手だと思っている人も安心できる考え方を学べる