・知らないよりも知っていたほうがいい
インターネット上。
価格の付け方。
私は「価格自由」で大丈夫だと思います。
どういうことを解説していきます。
そもそも数字だけを見て判断できない。
それがネット世界だと思っています。
「応援料」というのも込みの世界だと感じます。
それに値段設定はご本人の自由。
高ければ人はついて来ない。
それだけの話とも感じます。
もちろん、わかっていて吹っかける。
高め設定するのはもどかしい部分あります…。
それも含めてネットの価格設定は難しいです。
自分が値決めする場合。
自分が購入する場合などなど。
どちらの視点でも迷うと思います。
だからこそ本書のような書籍がある。
これは助かるんじゃないでしょうか。
本書のすべてを軸にしてしまう。
これはこれでなんですが、前提知識を持つ。
私はココが重要だと感じています。
そこからあなたが相場を見極める力をつけていきましょう。
書名:ホームページの値段が「130万円」 と言われたんですが、これって相場でしょうか? ~ネットの価格はまだまだ下がる!
著者:竹内謙礼
出版社:技術評論社
出版年:2020年2月8日
ページ数:288ページ
だれも教えてくれなかった疑問に応える。
それくらいホームページの相場。
わかりにくい部分があるかと思います。
本書はホームページだけに限りません。
ネット上のいろんなことを踏まえて相場を意識して読んでみました。
・私の知人が出したホームページのリニューアル料金「130万円」は本当に友達価格だったのか?
(P.9) はたして、私の知人が出したホームページのリニューアル料金「130万円」は、本当に友達価格だったのか? それとも、友達だと思っているのは自分だけで、高い料金なのだろうか? その答えは本書の最後に書かせてもらっているので、ぜひ「おわりに」までじっくり読んでもらいたい。
【目次】
はじめに
第1章:なぜ、ネット業界の相場はわかりにくいのか?
第2章:ネットでお金を払って「いいモノ」「悪いモノ」
第3章:ホームページ制作費の相場を検証する
第4章:SNS、ブログ執筆、動画コンテンツ制作……なんとかお安くできないのか?
第5章:SEOとリスティング広告の相場はいくらなのか?
第6章:正社員、フリーランス、コンサルタント……得なのは?
第7章:利益を出すためのネットショップ運営コストを考える
本書の概要と目次になります。
知らなければ知らないまま。
それに「前提知識」です。
ある程度の目安があるといいですよね。
本書はそこを抑えてくれています。
私としてもそういうことなのね。
ある程度の目安ができる視点でした。
インターネットで生きていきたいという人。
参考になること満載の新刊でしたよ。
(P.20-21) ネット業界でも、この情報格差がある。ホームページの制作にくわしい人は、どのくらいの作業量と時間をかけて、どのような人に頼めば安く仕事がお願いできるのか熟知している。つまり、ネット業界のことを「知っている人」であれば、限りなく安いコストで、最高の品質のホームページを制作することができる。対して、ホームページの制作にくわしくない人は、作業量も制作時間もまったく見当がつかない。
仰る通りの視点です。
これが私がよく言うこちらの言葉。
「前提知識」
ある程度の目安と言っていいかもしれません。
何も知らないよりもある程度は知っている。
その情報すらも鵜呑みにするのではなくさらに調べる。
やっぱり、わからないことはわからない。
知識をつけた上で見比べたりさらに情報収集していきましょう。
(P.25) ネット業界は「知っている人」と「知らない人」の格差が大きいため、相場がほかの業界に比べて開きやすい。適正な相場でネットビジネスをするためには、最低限の知識と情報は持ち合わせなくてはいけない。また、歴史が浅い業界のため、人の当たりとハズレの大きい。紹介や個人的な知り合いだけでなく、さまざまな人と会って相手のスキルを確認する作業は怠らないほうがいいだろう。
当ブログの書評は私なりの書評です。
私の実体験を込みで書評しています。
少しホームページからズレます。
〆有料noteの値決め
〆Twitter上でのコンサル料金
〆Twitter上でのスポンサー募集
この辺りはよく話題になる事柄。
それこそその値段って相場なの?
そんなことが多く見られる世界です。
そもそも相場があってないような世界。
それが500円でも10000円でもです。
本人が価値を感じたら10000円でも安い。
本人が価値を感じなければ500円でも高い。
いろいろ難しい世界だと感じます。
だからこそ日頃から相場を意識する視点。
それにもしも自分が売る場合になるとき。
相場を意識しないと見当違いな値段設定してしまいます。
私も見ていて「えっ…」て思う人はいます。
これってそのときに売れたとしてもです。
『後々の信用を失う可能性は高くなる』
このことは意識した方が良いかと感じます。
私自身も肝に銘じて活動していきます。
(P.41) ネットを「知らない人」には、料金が高くて質の悪い仕事が流れ込みやすくなり、ネットを「知っている人」には質が高くて低料金の仕事が舞い込みやすくなる――この格差は年々広がりつつある。ネットの知識と情報がある人は、さらにお金が稼げるようになり、ネットを知らない人は、ますますビジネスチャンスをつかむことが難しくなっている。
情報格差の話。
その後の「知識と情報がある人は稼げる」という視点。
大切なことだと感じます。
というのも一昔前のテクニックを未だに試す人は多いです。
時代は刻々と移り変わっています。
昔は良かったテクニックが陳腐化していることも多い。
むしろ、悪いテクニックになっている可能性すらある。
普段からウォッチ力を高めて情報収集して知識を入れ続けていきましょう。
(P.155) 動画はアップした数に比例して、アクセス数や売上が伸びる特性がある。今から継続的に動画をアップしていけば、5年後、10年後には他社を圧倒する動画コンテンツを持つことができる。ブログ記事と違い、動画はノウハウと手間がかかるぶん、そうかんたんには競合他社に逆転されにくい。これらのメリットを考えれば、まさに小さな会社向きのコンテンツ戦略といえる。
私は音声コンテンツには手を出しました。
ライブ配信なども手をつけています。
一歩は進んでいますが動画としてはまだです。
一応、YouTubeにツイッターラジオを投稿したことはあります。
この視点というのは個人こそ特に意識する。
目先の数字ではなく5年先や10年先を見据えたコンテンツ作り。
5Gの回線が普及していけば動画はさらに見られやすくなる。
そのときに既にコンテンツがあるのはアドバンテージになるはず。
私も意識的に覚えておきたい視点です。
【ホームページの値段が「130万円」 と言われたんですが、これって相場でしょうか? ~ネットの価格はまだまだ下がる!】
ホームページの値段が「130万円」 と言われたんですが、これって相場でしょうか? ~ネットの価格はまだまだ下がる!
- 作者:竹内 謙礼
- 発売日: 2020/02/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
・ホームページだけでなくネットは相場を考える
【新刊】ホムペの相場わかります? 130万円と言われたんですがでした。
今の時代はマネタイズ手段は豊富にネット上にあります。
私はこのことは大歓迎ですし良いことだと感じています。
その一方で「相場がわからない」のがネット世界。
ホームページだけでなく普段から相場の意識を高めていきましょう。