・気合いを入れるのは逆効果
今年からがんばっていく。
気合いを入れて本気で取り組む。
改めて「ガチる」決意で毎日を送る。
そんな方々もいるかもしれません。
本書の視点は役に立つ人が多いと思います。
本気を出すために自分を奮い立たせる。
自分を熱くするのに気合いを入れる人は多いはず。
しかし、本書の自分を熱くするのは違います。
むしろ、気合いを入れるのは逆効果。
ハートに火をつけることを意識する。
「頭を熱くするのではなくハートを熱くする」
著者の実体験も踏まえての手法が解説されています。
書名:自分を熱くする
著者:横山信弘
出版社:フォレスト出版
出版年:2019年11月9日
ページ数:264ページ
このままくすぶっている場合ではない。
自分を動かして人生をも動かしていく。
わかっているけど、なかなか成果につながらない。
その現状打破を達成するために本書を真剣に読み込みました。
今の私の状況に合い改善していきたい視点が多く見つかった良書の紹介です。
・「今くすぶっている人」に読んでもらいたい
(P.16) 私自身もくすぶっていた過去があります。あと一歩踏み出せばいいのに、その一歩を踏み出せずにいて、ただ思い悩む日々を過ごしていた時期があります。ですから、特に「今くすぶっている人」に読んでもらいたい。そう思っています。一緒に、自分を熱くする技術を学んでいきましょう。
【目次】
はじめに:今くすぶっているあなたへ
第1章:「熱い人」を分類する
第2章:「熱意」「情熱」「熱量」の正体
第3章:人を動かす「情熱資産」
第4章:ハートに火をつける技術
第5章:熱さをコントロールするコツ
おわりに:どんなときに、自分を奮い立たせる必要があるか
本書の概要と目次になります。
概要部分の細かいところです。
本書をぜひ読んでほしい方。
〆昔は熱い人間だったのに最近はなかなか熱くなれない
〆なんとなくくすぶっている自分に納得できない
〆潜在能力は高いのに本気になれないために結果がついてこない
〆昔から冷静だが熱くならないといけない場面が増えている
〆モチベーション難民になって最初の一歩が踏み出せない
私のことを言っているんだろうか。
ドンピシャに当てはまる事柄ばかりです。
今年を飛躍させていくために本書の視点。
自分を熱くする術を教えていただきましょう。
(P.34) 正しく感情をコントロールするスキルが必要なのです。落ち込んでいるとき、スランプを脱したいとき、自分を奮い立たせるために、自分のハートに火をつける。誰かを動かしたい、誰かを説得したいとき、熱意を伝えたいために、自分を熱くする。こういうことが、自在にできることが大事なのです。
税理士の資格を取ろうと決意。
会社に勤めながら資格勉強する。
3~5年はかかると言われている。
それを踏まえての視点が正しく感情をコントロールする。
生きていたら生活環境に流されてしまう。
突発的なアクシデントもあるのが普通。
最初の熱い気持ちを毎日のように維持できるとも限りません。
そのときカチッとすぐにスイッチを入れられる。
自分を熱くする術を知っていると大きいはずです。
(P.45) 「5年後には、経常利益を倍増させたい」「西日本にもいくつか営業所を展開し、全国に物流網を広げたい」「フィンテック事業を起ち上げ、新しい金融のカタチを、アフリカでつくりあげたい」 このように、「あり方」が少しぐらい具体的になったとしても、「やり方」は数えきれないほどあります。ですから私たちができるのは、いろいろな「やり方」を複合的に組み合わせ、トライ&エラーを繰り返しながら、「あり方」に一歩一歩近づけていくことだけです。
こちらの引用で大事な事柄として2つです。
やり方は数えきれないほどある。
トライ&エラーを繰り返す。
この視点は忘れちゃダメだと思います。
やり方は無数にあるのに凝り固まる。
成果や結果が出ずとも他を試さない。
今の時代は勿体ないことでもあります。
常に視野を広げてトライ&エラー。
あり方の部分に一歩ずつでも近づけるようにです。
(P.47) 具体的な話が一向に出ず、抽象的な話を熱く語ってばかりいる人は、「熱い人」というより「熱に浮かされている人」です。頭がぼうっとして、のぼせ上がっているというか、始めて恋をしたときのような、高揚感に溺れてしまっている感じ。
具体的な話が出ないで抽象的な話。
『人生を這い上がり自立する』
私はこちらを掲げています。
その割にはやっていることが変わらない。
それだと抽象的な話を熱く語るばかり。
結果や成果につながらないと実感しています。
去年はペリスコープでライブ配信。
通称ツイッターラジオを開始しました。
私は希少価値や付加価値を高めること。
最近だと「感情価値」も入っています。
その上での私自身の価値は?
価値をみんなに求める行動も取っています。
もちろん、まだまだ改善してのことも大きいです。
それでも「具体的」は本当に大切だと今では実感しています。
(P.56) 行動が早ければ早いほど、早期に失敗できます。失敗することで気づきが得られ、行動を修正できるのです。頭に血がのぼると思考が停止します。熱くならず、まず冷静になる必要があるのに「熱い系の人」は、それがなかなかできません。「計画は見直すためにある」 私が駆け出しのコンサルタントのころ、先輩の金融コンサルタントから教えてもらった言葉です。
失敗を織り込んでおく。
失敗ってそもそも行動した結果。
悪いことでは全然無いと思います。
その結果を踏まえて改善ポイントを見つける。
リスタートを切っていけばいいものです。
新年の目標を立てて失敗した人。
まさしく行動が早ければ早いほど早期に失敗。
気づきを得られ行動を修正できるわけです。
諦めてしまった人もいるかもしれません。
ここで踏ん張り諦めないで前を向いて進んでいきましょう。
(P.61-62) 「情熱がある」「本気だ」「覚悟を持ってやる」「絶対達成する」……。こういう強くインパクトのある言葉は、それこそ”本気”で、”覚悟”を持って、使ったほうがいいでしょう。なぜなら、周囲はその思いに期待しますし、その期待が裏切られたときの失望感が大きくなるからです。まさに、「言われてみればそうですね」と言われた瞬間、「あの決意表明に偽りあり」とまわりの人に受け止められることでしょう。
他人の意見を無視してしまう。
それよりも良いんじゃないと思いつつです。
引用の厳しい言葉はとても参考になります。
なぜなら、私も使いがちの言葉だからです(汗)
「言われてみればそうですね」
受け答えで口から出てきそうです…。
本気や覚悟があるなら違う言葉。
「貴重なご意見ありがとうございます」
「覚悟を持って真摯にアドバイス実行します」
相手に対しての言い方ってものがありますよね。
「言われてみればそうですね」は封印する。
口癖のように私は出てきそうなので肝に銘じたいです。
【自分を熱くする】
・くすぶっている煤を振り落とす決意
【新刊】大事なのはハートに点火 横山信弘の自分を熱くするでした。
他人から見たらどうかわかりません。
私自身の現状はくすぶっていると感じています。
だからこその目に見える成果や結果。
貪欲にとっていく「覚悟」です。
最後の手厳しい言葉を見ながらも書きます。
本書の前半は熱い人と熱くない人についての説明。
後半は熱くなるためにはどうすればいいかも書かれています。
後半部分は実際に生活に活かせる視点が満載です。