【新刊】科学的な方法で効率アップ 菅原洋平の超すぐやる

・動きたくても動けない人にオススメ

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先延ばしにする。

行動が後手後手になる。

そんな経験ある人も多いと思います。

結局のところはここになります。

 

「すぐやる」ということ。

何にしても後回しにしてしまう。

溜め込んでしまうとさらに行動が鈍くなる。

手をつけるまでが長くなってしまいます。

 

【出来ない理由知ってます? すぐやる! 行動力を高める科学的な方法】

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すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な"方法

去年、書評した、菅原洋平さんの書籍。

今回の書評は「超」がついています。

前著と言える書籍も良かったので気になり読んでみました。

 

超すぐやる!  「仕事の処理速度」を上げる“科学的な"方法

 

書名:超すぐやる! 「仕事の処理速度」を上げる“科学的な"方法

著者:菅原洋平

出版社:文響社

出版年:2019年8月23日

ページ数:264ページ

 

地頭が良いとはこのことか。

ワーキングメモリの鍛え方。

気になる言葉が並んでいる本書。

「科学的根拠ある方法」を教えてくださります。

 

・現代は情報をどれだけ有効に活用できるかが仕事の成功を左右する

 

(P.4) 本書は、そんな方々のための1冊です。テーマは、「身の回りにあふれる情報の上手な扱い方」「情報との賢い付き合い方」です。情報を正確につかみ、必要な情報同士をつなぎ合わせ、すぐに行動する。アウトプットする。不要な情報を捨て、また新しい情報をインプットする。現代の働き方では、情報をどれだけ有効に活用できるかが、仕事の成功を左右するといえます。

 

【目次】


はじめに

 

序章:本書で鍛えるべき「ワーキングメモリ」とは

 

1章:効率のよいマルチタスクとは?

 

2章:時間管理スキルを上げる

 

3章:「見落とし」を徹底的に防ぐには?

 

4章:忙しい人のための効率のよい学習法

 

5章:継続力を高め、飽きっぽさを解消する

 

6章:「後悔しない、よい選択」を脳にさせる方法

 

本書の目次と概要になります。

それぞれの章立ての後にです。

簡単エクササイズとコラムがあります。

そちらの内容もわかりやすく充実しています。

 

前作の「すぐやる!」も良かったです。

本書はそこに「超」がついたパワーアップ版。

私としても動けなくなるときはまだまだあります。

その時に視点変更になる考え方。

本書の視点を参考にして動きたい部分も多く見つかりました。

 

(P.30) ワーキングメモリは、それを上手に働かせることで、短期記憶による勘違いを防ぐことができます。つまり、断片的な情報を「それがすべてだ」と勘違いしてムダな不安や焦りにさいなまれることを防ぎ、自分の目的に向かって行動することを可能にします。こんな力こそが、今、私たちに求められている能力であり、本書で私たちが鍛えようとしているものなのです。

 

断片的な情報をあくまで断片的です。

情報を見るときに決めつけすぎない。

私も常に改善していく意識。

それに情報のアップデートは心がけています。

 

これはブログやツイートを見る。

それに音声コンテンツを聞いてみる。

有益な情報発信をされている人は多い時代。

それに書籍からも情報を得ることができます。

 

極端に言えば、情報なんてありふれているし忘れてもいい。

私にとっては無駄な不安や焦りは無くなりました。

忘れても良いって言ってもフックをつけて記憶を取り出すということ。

書籍から学んだことで役立っていることです。

 

(P.76) 脳がすごいスピードで進化するわけではないので、私たちが考えるべきことは、情報の波の中でも脳が働きやすい環境を設定してあげることです。仕事でもSNSでも、無数のメールやメッセージ、投稿がつねに目に飛び込んできます。しかも、その情報のほとんどは、CCされたものや形式的なやりとり、その日のランチの写真や週末のイベントの話。脳にとっては「似たような」情報なので順化の対象です。

 

マルチタスクをしない心がけ。

無駄な情報を取りすぎない。

作業スペースを雑にしない。

詰め込みすぎると何がどこにあるかわからない。

 

私はEvernoteというメモアプリ。

メモを書いて残しておきます。

ブログメモやライブ配信メモやツイッターメモ。

消さないとどんどんメモだけが残っていく。

定期的に確認して減らしたり改善してチェックするようにしています。

 

(P.97-98) 脳には、何かの課題を与えられるとその課題に対して、時間と達成できる度合いを見積もる機能があります。時間があるのに、はかどらなかったりぎりぎりになってしまったりするのは、この機能をうまく活かせていないということです。とくに、普段から時間に追われる生活をしていると、この計算能力は弱まってしまうことがわかっています。そんなときに私たちがすべきなのは、まとまった時間を確保することではありません。時間を正確に見積もる脳の働きを、高めることなのです。

 

そもそも土台の話。

自分自身の時間感覚です。

私としては信じていません。

私は時間はきっちり守るタイプ。

 

というよりも10分前行動などなど。

時間に対しては厳守します。

ただ、ブログを書くやライブ配信するなど。

その手のことは自分を信用しすぎてはダメだと思っています。

 

後回しにせずにすぐやる。

それが毎日更新の秘訣でもあります。

明日のことを今日で前倒しする。

普段から時間の意識を持ちつつ余裕を作る意識で動いています。

 

(P.140) 必要な情報をキャッチし見落としを防ぐには、自分の関心事やテーマを明確にしておくことが大切だといえます。「モテたい」「うまく話せるようになりたい」「お金を増やしたい」「環境問題を解決したい」など、どんなことでもテーマが定まっていれば、必要な情報が勝手に視覚情報として飛び込んできます。

 

本を読むときにです。

この本からどんな情報を得たいか?

それに常に自分の関心事やテーマを決めておく。

実際に意識していることでもあります。

 

要は見方が変わります。

「アンテナ感度」が高まった状態。

自分のほしい情報に気づきやすくなります。

勝手に視覚情報として飛び込んでくる。

普段よりも情報への精度も上がります。

 

(P.218) 私たちの脳は、取り巻く環境に適応するようにできています。脳は環境に合わせて、私たちの考え方や行動を変えていってくれますが、これは望ましい環境に対してだけ起こることではありません。

 

どん底に落ちてしまう。

くすぶってなかなか浮上できない。

環境への変化は望ましいことだけには起こらない。

むしろ、私は悪い環境に適応してしまう自分。

 

そんな経験もしてきているので納得の視点。

そこから抜け出せないかと言ったら方法はある。

日頃の行動パターンを少しずつ変更していく。

取り巻く環境を望ましい方へ望ましい方へ。

その1日1日で環境変化は起こると信じています。

 

【超すぐやる! 「仕事の処理速度」を上げる“科学的な"方法】

超すぐやる!  「仕事の処理速度」を上げる“科学的な"方法

超すぐやる! 「仕事の処理速度」を上げる“科学的な"方法

  • 作者:菅原洋平
  • 出版社/メーカー: 文響社
  • 発売日: 2019/08/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

・年末年始も「すぐやる」精神

【新刊】科学的な方法で効率アップ 菅原洋平の超すぐやるでした。

年末年始は生活スタイルがガラッと変わってしまう。

朝から晩までの生活サイクルの変更。

これを上手く活用できるかダラダラ過ごしてしまうのか。

「超すぐやる」という気持ちで生活していきたいです。