・トランプから学ぶだけど橋下徹さんからも
本書はトランプに学ぶという書籍。
トランプはアメリカ大統領。
ドナルド・トランプさんのことです。
ただし、視点というべきところ。
著者の橋下徹さんからも多く学べます。
トランプに学ぶというよりもです。
お2人から学べる視点が多くありました。
私も現状打破していきたい1人なので特にです。
今回の書評は私なりの書評。
政治色は薄く現状打破したい人。
ブレークスルーするぞという人に向けて。
参考になる知見を紹介させていただきます。
書名:トランプに学ぶ 現状打破の鉄則
著者:橋下徹
出版社:プレジデント社
出版年:2019年8月8日
ページ数:246ページ
これが本物の創造と破壊。
ある種の勇気がもらえる1冊かもしれません。
日々の生活に黙殺されて惰性的な生活を送っている人。
ワールドワイドなトランプさんに比べたら現状打破できる。
私たちのしがらみに比べたらの世界で生きている人ですもんね。
これは橋下徹さんだってそうだと思います。
現状打破したくても出来ずに縮こまってしまっている人。
抜け出したい人は注目の鉄則を学べる新刊を書評します。
・現状打破は、観念論、抽象論ではなく実践論だ
(P.3) 現状打破は、観念論、抽象論ではなく、実践論だ。トランプ大統領の政策には、賛否両論いろいろあるだろう。だけど、彼の現状打破の力を否定することはできないはずだ。彼の態度振る舞いには、「現状打破の鉄則」が詰まっている。現状打破の鉄則を地でいっている。この本は、トランプ大統領の政策について論じる単純な政治論標本ではない。政治家時代、同じく現状打破に力を入れてきた僕が、彼の態度振る舞いから現状打破の鉄則を抜き出し、分析した本だ。
【目次】
CASE1:トランプの行動には現状打破の鉄則が詰まっている
CASE2:トランプなら今の日韓関係の問題をどう解決するか
CASE3:なぜトランプは大批判の中で健闘できたのか
CASE4:トランプに負けたのはヒラリーじゃない。自称インテリだ
CASE5:トランプ大統領と新聞・テレビのバトルをどう見るか
CASE6:世界規模の批判にも屈しないトランプは本物の政治家だ
CASE7:トランプにしかできない神業的人間関係構築術とは
CASE8:トランプと金正恩との間に芽生えたある種のリスペクト
本書の目次と概要でございます。
本書はプレジデント社から配信されているメルマガ。
橋下徹さんの問題解決の授業。
こちらの内容を大幅に加筆修正してまとめたそうです。
私の書評なので現状打破や橋下徹さんの視点。
政治色は薄くそちらの視点で私なりの書評します。
私もそうですけど、現状打破したくてもできない人は多いと思います。
トランプ大統領や橋下徹さんの視点でブレークスルー起こしましょう。
(P.14) ガンガン言う「悪人キャラ」の人が、実際に会ったときに愛嬌のあるところを見せると、それだけで多くの人はほだされてしまう。「実はいい人なんだ!」ってね。現状を打破するための交渉の基本は、「脅し」「利益・譲歩」「お願い」。最初に悪人キャラを強烈に出すと、そのあとちょっと「善人」な部分を見せるだけで、相手は結構安心するし、ホッとする。それだけで相手は利益を得たように感じてしまうんだ。これを「仮想の利益」という。
これは有名タレントさんに限りません。
最近だとインフルエンサーさんもそうです。
実際に会ったら普通の人だった。
実際に会ったら礼儀正しい人だった。
エピソードとして言われることがあります。
元が悪人キャラと言いますか毒舌系の人です。
どうしてもギャップがあるのでそう感じるのは無理ないですよね。
私もネットのイメージの先入観で会うので言いそうなタイプです。
(P.22) 大手メディアは、自分たちの主張こそが絶対的に正しいという意気込みで報道するけど、そんなことはない。また、自分たちに都合のいいように編集することだって多々ある。所詮、人間がやっていることだし、そのメンバーもまあ普通のおっちゃん、おばちゃん、おにいちゃん、おねえちゃんだ。みんな、多少は勉強しているんだろうけど、それでもあらゆることに絶対的な正解を出せる存在ではない。
YoutubeやSNSなどの個人で情報発信できるネットメディアが発達。
そこから既存メディアと戦う人も増えてきました。
最近だとメンタリストDaiGoさんが強い主張されていた。
報道に対しての意見がとても話題になっていました。
賛否両論ある方々だとこちらです。
元青汁王子の三崎優太さん。
N国の立花孝志さん。
この人たちも既存メディアと戦っている。
自分のメディアを土台に主義主張しています。
私はそれが良い悪いを論じたいわけじゃないです。
自分でメディアの意見を取捨選択できる時代。
テレビや雑誌などではなく探せば情報が見つかる。
「偏向報道」や「フェイクニュース」という言葉も浸透しています。
フェイクニュースに関してはテレビに限りません。
ネット記事だってそのようになっている場合があるわけです。
今の時代は先ほども書いた通りで自分から探せる時代。
鵜呑みにすぐせず情報リサーチを自分でするのも大切だと思います。
(P.77) 僕には、討論の勝敗について次のような持論がある。お互いに完璧に準備をする者同士だったら、より準備をした者が討論に勝つ。しかし、自信を持って準備をしない者と、几帳面に準備をする者が闘えば、自信を持って準備をしない者のほうが勝つ可能性が高い。
この言葉は深いと思いました。
「自信を持って準備をしない者のほうが勝つ」
自信を持って準備をしないって少し逆説的ですもんね。
それだけ自信満々で最後まで討論する。
自信を継続できたら打ち勝てるんでしょうか。
私は討論や議論はするタイプでは無いです。
でもライブ配信では質疑応答に答えたいと思っています。
そのときの視点として自信を持って答える。
準備をしていない質問でも自信は失わずに言葉を紡ぎたいです。
(P.131) 新聞って、基本的に取材料を払わないんだよ。誰かの意見を載せるために取材をしても、「俺たち新聞様にあんたの意見を載せてあげるんだから、取材費無料でもありがたく思え」って感じ。建前として、「取材対象者にお金を払うと、取材対象者がお金目当てになって発言が歪む」とか「発言をお金で買うのは倫理上おかしい、報道の中立性を歪める」とか言っているけど、そんな建前で騙せるのは世間を知らない自称インテリくらいだよ。
新聞というかテレビ局の話だったと思います。
うろ覚えなので間違っていたらごめんなさい。
ツイッターでもかなり拡散された内容です。
テレビから取材が来たときのメール(規約)が酷いって内容。
最近だと視聴者が撮りました的な映像(動画)
テレビで使用される機会が増えています。
ほとんどが無償で提供されていると思います。
それプラスでここからがヤバいという話。
「映像を見て何か起きたらあなたの責任」
要はテレビ局は一切の責任は負いません。
もし何か起きたらあなたのせいですからねという規約を結ばれる。
これがネットで話題になり炎上気味の拡散されていました。
最近だと台風などの災害やあおり運転の映像をテレビに提供。
そのような人は多いですが考えてください。
もしその映像を見て体調を崩されて入院してしまう。
名誉毀損的な映像が載ってしまっている。
あなたの責任にされて慰謝料請求をされる可能性もある。
そのことも踏まえておいた方がいい情報です。
(P.206) 相手を評価するのに一番やってはいけないのは、評価相手についての好き嫌いをもとに、好きであれば悪いところすべてに目をつぶって全部を肯定。嫌いであればいいところにすべて目をつぶって全部を否定するという態度だ。僕の経験からすると。僕のことを嫌いだという理由で、僕がやってきた実績をすべて無視して、僕がやることなすこと何から何まで全部否定するという学者や自称インテリたちが非常に多かったね。
「何を言うかよりも誰が言うか」の文化。
良いも悪いも根づいていると思います。
その誰が嫌いな人だった場合。
いくら良いことを言ってもまったく響かないし否定もありえる。
逆に大好きな人だった場合。
よく考えずにそのまま受け入れてしまう。
やりがちな行動なので私としても気をつけたい。
評価相手の好き嫌いは脇においての意識です。
【トランプに学ぶ 現状打破の鉄則】
・政治色が強い本から政治色を抜いての書評
【新刊】お二人から学ぶ 橋下徹のトランプに学ぶ現状打破の鉄則でした。
私の書評なので政治的なことは触れていません。
テレビなどのメディアについては触れていますが。
橋下徹さんの視点で語られる知らなかった部分。
新しい知識として吸収することができて楽しかったです。