【新刊】ビジネス幸福論 仕事を楽しめる人は忙しいと言わない

・好きを仕事にしようの前にの話

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好きを仕事にしよう。

好きなことを仕事にして生きよう。

このようなことが言われるようになって結構な年月。

浸透している言葉だと思います。

 

とは言え実際に仕事をしている人。

仕事が好きに満たされて毎日がワクワク。

まだまだそのような人は少数派だと思います。

私はこれに関しては順序があると感じています。

今ある仕事を楽しむという視点です。

 

心が軽くなる書籍で有名。

日本一の納税額者である斎藤一人さんの本。

「仕事はおもしろい」という書籍があります。

仕事についての視点や見方が変わる1冊。

元々つまらない仕事なんて無いという話です。

 

昨今は好きを仕事にして生きる的な言葉が多い。

「天職」という言葉が使われる機会も減りました。

天職も結局のところは一緒だと思います。

人それぞれの仕事を楽しむ視点を知っておく。

 

仕事をつまらないものから楽しいものへ。

視点変更やより楽しいものにするために書籍を読んでみる。

複数の著者さんの考え方をインストールしておく。

その上で好きを仕事にしようとした方が事が進みやすいと思います。

本書からも著者の仕事に対しての知見を多く学べました。

 

 

書名:仕事を楽しめる人は「忙しい」と言わない

著者:古川裕倫

出版社:扶桑社

出版年:2019年9月1日

ページ数:224ページ

 

ビジネスパーソンのための幸福論。

本書を読むことによって仕事への視点。

仕事に対しての気持ちの持ち方。

仕事に対してのマインドを多く学べるはずです。

私としても戒めたい部分も多く見つかった書籍を私なりの書評していきます。

 

・働くことと幸福の関係は何かということに絞って考え方や言葉を紹介

 

(P.9) 本書では、先人の幸福論全体を解説するのではなく、先人が働くことについてどのような考えを持っていたか、働くことと幸福の関係は何かということに絞って、考え方や言葉を紹介していきたいと思います。もちろん、偉人の先例だけではなく、私たちが直面する現代の職場の問題も具体的に挙げて、ご説明していきたいと思います。幸せに働くことにご興味のある方、その趣旨にご賛同いただける方は、本書にお付き合いいただければと思います。

 

【目次】
まえがき
第1章:仕事に追われるより仕事を追う人生に
第2章:先人の教えから「仕事と幸せ」について考える
第3章:知識と人脈を底上げすれば楽しさが増す
第4章:仕事に忙殺される人はやらないことを決めるといい
第5章:自分の成長を加速させるマインドマネジメント
第6章:仕事を楽しむためのちょっとしたスキル
あとがき

 

本書の目次と概要です。

第2章は偉人のスタイルと解説。

それ以外にも章立てを見ていてもです。

人それぞれ要チェック項目はあると思います。

 

仕事=つまならいもの。

仕事=嫌々やるもの。

まだまだこういう価値観は大きいと思います。

その価値観を揺さぶりより仕事が楽しめる視点。

仕事について考える機会になる1冊です。

 

(P.19-20) 「人はこの世に食べるために生まれてきたのではなく、生きるために食うのである」
食べることが目的ではなく、どう生きるか。なぜ働くかを考える必要があるという意味です。短い一生、一生一度だから、悔いなく、いい人生を送りたいものです。幸せに働くことがその第一歩です。本書を手に取っていただいた方の中には、あと100年近く生きる人がおられるかもしれませんが、150年後には誰も生きていません。自分にもいずれ死はやってくる。それまで「幸せに働こう」と、まずはそういう気持ちを持ちたいですね。

 

一生のうちで仕事が占める割合。

睡眠時間を除けば仕事が大半になります。

つまり、仕事の質は人生の質。

 

仕事を楽しく幸せに働けたらです。

人生の幸福指数が上がるのも想像がつきます。

どう生きるか、なぜ働くか?

 

惰性的に年齢だけを重ねてしまう。

それだけは避けてしっかり考えておきたいです。

最近だと40代や50代でも新しい仕事にチャレンジする人は多い印象。

現状に甘んじる動く人が多いので私も人生の質を上げるため行動あるのみです。

 

(P.30) 自分の仕事人生で「これは」と思われることをやり遂げる。ここで例に挙げたような、そんな大きな一事ではなくてもいい。自分も満足し、他人や後世も感謝してくれるような何かを仕事で成し遂げることができれば、大変幸福なビジネスパーソン生活となると思います。

 

「成し遂げる」という部分は重要だと感じます。

引用とは少しズレますが私なりの書評なので書きます。

私にとっては『Webラジオやりたい』をずっと抱えていました。

やりたくてもやり遂げていないことでモヤモヤ。

 

これは結構前に私が書いたことです。

『完結リストを作っておこう』

この話に通ずる話です。

出来るかもしれない出来ないことを完結リストに書き留める。

それをやり遂げる決意を持ち続けるって話。

 

死ぬ前の後悔あるだろうって事柄をです。

私のその1つが『Webラジオ』でした。

ようやくその殻を破り捨てたし音声コンテンツ楽しい。

しかも、ライブ配信などは感謝していただく機会も多いです。

活動する上で幸福指数が上がっているのは間違いないと思います。

 

(P.41) 成功や失敗は、行動の結果です。行動しないと成功はありえません。何もしなければ幸福はやってこないのです。ただお金持ちになりたいと願望するだけでは、なれません。世の成功者は、すべて失敗を経験してきた人たちです。成功しかしていない成功者など聞いたことがありません。失敗しても前に進むから成功につながるのです。

 

失敗というのはある種の結果。

結果が悪ければ改善すればいい。

一喜一憂の一憂せずに前へ進めです。

行動しないと成功や目標の道に出ていけません。

 

私も行動と改善のサイクルを最近は早くしています。

失敗というよりも思ったより反応が悪い。

逆に思ったより反応が良いこともあります。

行動や改善や分析の大切さを最近は感じています。

 

(P.85) ビジネスパーソンにとって、仕事をしている時間が最も長い。同じ時間を使うのであれば、できるビジネスパーソンとなり、組織に貢献し、人から喜んでもらえる人生としたいものです。自分のモチベーションが当然高まります。仕事をやり遂げると、満足感・達成感を感じ、仕事上の幸福につながると思います。私はいつもビジネスパーソンに次のように申し上げています。

 

「自分を高めて、組織に貢献すれば、自分に結果が返ってくる」

 

「自分の給料は安い」とブツブツ言う先輩はよくいますが、自分の給料はいったい誰が決めているのでしょうか。

 

私はあまり好きでは無い言葉。

巷には「意識高い系」という言葉があります。

私は現代だからこそ意識は高く持とうよ。

そのように思ってしまいます。

 

なぜなら、騙しのテクニックも巧妙化。

終身雇用制度や年金制度の問題もある。

そんな時代に自分から行動せずあーだこーだ言っているだけ。

ネットに愚痴や不満をぶつけ放題の人もまだまだいます。

私からしたらそちらの方が危機意識が低い意識が高い人だと思います。

 

今後の危機感やこのままではヤバいという気持ち。

そういう気持ちがあるからこそ愚直に学ぶ。

私はこれは意識高い系とは思わないって話です。

むしろ、本など勉強しておいて損することなんて無いと思います。

すべては自分に返ってきますし知らないより知っているです。

 

(P.94) 本を読んだ直後は「なるほど」と思っても、時間が経てば忘れてしまうものです。読んでいるときに「これは仕事で使えるな」と思うようなところは、抜き書きをすると覚えられます。読書は、自分に足りないところを見つけることができますが、また自分ができていることを確認することもできます。それもまた楽しいものです。

 

読書の視点は人それぞれです。

「アウトプット」や「行動」に焦点を当てすぎない。

世間ではこちらの言葉が強いのが現代。

しかしながら自分独自の読書スタイルだっていいですよ。

 

私自身としても色んな読み方があります。

1つはそう言ってもです。

「アウトプットや行動」を念頭に置くのは大切。

ここは大切なことですし忘れてはいけません。

 

もう1つは「知識」としてインストール。

知っているだけでもやっぱり変わります。

その知っていることを知っていたから理解できる。

そのようなこともあるので知ることも大切。

 

最後は「復習」の意味合いもあります。

本書でいうと確認の読書と言えます。

私の場合は書評もしているので再確認もしやすいです。

色んな視点で読書を楽しんでみる。

自分なりのスタイルがある読書もオススメです。

 

【仕事を楽しめる人は「忙しい」と言わない】

 

・仕事の時間を楽しく充実した時間に少しでもする意識

【新刊】ビジネス幸福論 仕事を楽しめる人は忙しいと言わないでした。

仕事の時間を少しでも多く楽しく幸せな時間にする。

そうすることによって1日の幸せ度が上がる。

 

こういう視点で考えると仕事を楽しくする。

好きを仕事にして生きていくも納得する人が多いんじゃないでしょうか。

今ある仕事をいきなり変えられる人は少ないと思います。

少しでも楽しいを見つける視点で仕事をしてみるのも視野が変わるかもです。