・マンガ感覚で楽しく読める片づけ本
「マンガでわかるシリーズ」
名著をマンガでわかりやすく解説。
理解しやすくしていただいている書籍。
最近は多くの本が刊行されています。
私としても読んでいなかった名著。
それにマンガで簡潔にエッセンスが知りたい書籍。
マンガでわかりやすい書籍で読むことが多いです。
この手の書籍はマンガでわかると言ってもです。
名著が名著なので文章の解説も多くあります。
そう考えると本書です。
1ページずつマンガつきなのでマンガで気軽に学べる。
楽しく読み進められること間違いなしだと思います。
書名:にゃんしゃりで心のお片づけ。
著者:Jam
出版社:PHP研究所
出版年:2019年7月24日
ページ数:176ページ
著者のjamさんと言えばです。
ユニークな書籍名でもあるこちらになります。
去年1年間の好きな書籍を紹介するときにも紹介しました。
【【新刊】この考え方大好き 多分そいつ今ごろパフェとか食ってるよ】
多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。
こちらの書籍を楽しく読めたし視点としても大好き。
そこで「にゃんしゃりで心のお片づけ」も読んでみました。
にゃんしゃりというところからしてもゆるくて最高です。
今回の新刊からもjamさんの考え方を汲み取りたいです。
・モノの片づけになぞらえて心のお片づけをするための考え方を紹介
(P.6-7) この本では、モノの片づけになぞらえて、心のお片づけをするための考え方を紹介しています。それにより少しでも心がスッと片づいて、実際のモノの片づけでも、自分に合った方法や、自分らしい部屋づくりをしていただければ幸いです。
【目次】
第1章:どんなお片づけをするか?
第2章:分別
第3章:残す
第4章:捨てる
第5章:頼る
第6章:新しくする
第7章:磨く
第8章:維持する
第9章:心のお片づけ
あとがき
本書の目次と概要になります。
最近、流行りの断捨離系の本?
と見せかけてのメンタル系の本でもあります。
お部屋を片づけようとしても動く気力もない。
これは「心の片づけが先では?」というのが本書。
もちろん、著者のjamさんの実体験。
モノに対しての片づけに関しても多く割かれています。
取り入れたいところはすぐに取り入れることができる書籍です。
(P.17) キレイにしたはずなのに居心地が悪いことってありませんか? 多分、それは自分のやり方にあっていないか本当に自分が望んでいた部屋じゃないんです。気持ちも同じで、人それぞれ対処の仕方や腑に落ちるところは違います。自分に合っているか否かが一番大事なのだと思います。
何かの本で読んだ記憶があります。
将棋の羽生善治さんのエピソード。
下宿先などで部屋に待機するとき。
1番最初にするのは部屋を散らかして汚くすること。
片づけてある状態から散らかしてしまう。
そうすることにより自分のテリトリーになる。
居心地よい空間になるという話です。
音楽だってそうだと思います。
無音の部屋だと集中できない。
ある程度のノイズが部屋にあった方がいい。
そのような人も多いんじゃないでしょうか。
私もまったくの無音よりはそちらのが好きです。
人それぞれ対処の仕方や腑に落ちるところは違う。
食わず嫌い的にやらず嫌いはダメだと思います。
でも試してみても合わない方法ってどうしてもあるはずです。
世の中には自分が腑に落ちる良い方法も多くあります。
合わなければ違う方法にそのうち出会えるさでOKです。
(P.37) 実はもったいないや未練が離れられない原因ではなく、自分が「捨てる」という選択をすることへの「罪悪感」が迷ってしまう理由かもしれません。
この視点はリアル生活だけでなくネット上。
今だとネットでもわかる視点かもしれません。
心理学用語で言うところのです。
「サンクコスト効果」もあると思います。
例えば、100記事以上書いてきたブログ。
スパッとすぐに閉鎖できる人は少ないと思います。
Twitterアカウントもフォロワー数。
5000人以上いるアカウント。
しかも定期的に絡んでくれる人も多くいる。
捨てる選択肢ができないという人。
見てくれてる人もいるしという罪悪感。
なかなか捨てにくい人も多いかもしれません。
そういう意味でいうとネット空間で完全閉鎖。
放置は多いけど捨てる意味の消去が少ない理由かもしれません。
(P.41) 「今、これに悩んでる時間は家族や猫のために使える時間を犠牲にしてまで必要?」と天秤にかけると、捨てるか残すか迷うレベルのモノのために悩む時間が惜しくなります。代わりがあるモノはまた買えばいいし、仕事も大事な案件だけ外さなければいいやって思えます。人生の時間は限られているので、たいして大事じゃないものより、代わりがないモノのために使う方が後悔は少ないです。
時間は減り続けるだけで増やせない。
有限な時間を考えての視点。
「大切なことを犠牲にしてまで必要?」
悩んだときはそれくらい大胆に考えてみる。
捨てるか残すか迷う場合の出来事。
モノなら代わりがあれば何とかなる。
大事な案件は外さないようにしておく。
意識的に行動すれば決意しやすいかと思います。
代わりがなく大切なことや大好きなことに費やしたいです。
(P.77) 私は気に入ってるモノをできるだけ楽しいお出かけの予定の日に、もう捨てようか迷ってるモノを、面倒事がありそうなお出かけの日に身につけるようにしています。自分でジンクスをつけてしまうわけです。そうすると大事なものはより大事に、迷ってるモノは捨てやすくなります。
この視点は私も気になるタイプ。
誰がと言うよりも自分がです。
身につけていて落ち着くもの。
身につけて楽しくなるもの。
そっちの方がいいですよね。
これを捨てるときの基準にする。
お出かけの際に身につけて心がときめかない。
特に持って無くてもいいかなって思うもの。
その持ち物は捨て時なのかもしれません。
(P.104) 私は、どんな時も「欲しい」という欲はあっていいと思うんです。世を捨てて悟りを開く修行中のお坊さんならまだしも、何かを成し遂げるためには、まず初めに「欲しい」という気持ちが必要です。平和を願うにしても、平和な時代なんて誰も欲しいと望まなければいつまで経っても平和になりません。だから欲を捨てるより、プライドを捨てた方がいいと思います。
私も欲しい欲はあっていいと思う人。
なぜなら「行動意欲」につながるからという話もあります。
実体験としては欲が無くなることによって行動する気が無くなる。
無くなるまで行かずともです。
楽しみが薄れてしまう人が多いと思います。
行動して欲が出てくる。
より良いブログにするための環境整備。
より良い配信環境にするための環境整備。
そういう欲だったらウェルカムだと思うんです。
どんどん良い方向へ進むための欲。
その欲を自分だけのためじゃなくてみんなにも使用する。
例えば、音声コンテンツの配信環境なら聞く側のノイズなども減ります。
よりクリアにきれいに配信できたら私以外の人にも最高ですよね。
欲の解放といってもいろんな面があるはず。
だから欲を捨てようと思いすぎず思いつめないこと。
私の場合だと今の欲は自分自身の私欲よりもです。
這い上がりたいやネット環境の整備があるので巡り巡ってになります。
私以外にもギフトとしてあなたに届けられるかと思っています。
【にゃんしゃりで心のお片づけ。】
・楽しく読める片づけの新しい視点
【新刊】マンガもかわいい Jamのにゃんしゃりで心のお片づけでした。
世の中で片づけが苦手という人。
思う以上に結構な人が苦手と答えるんじゃないでしょうか。
これだけ多くの片づけ本が登場することからも想像できます。
著者さん独特の方法や考え方がある。
取り入れられるところは楽しく取り入れる。
本書はマンガもコミカルであるあると思う箇所。
思わずクスッと笑える箇所も多いので楽しく読み切れるはずです。