伝え方の基礎がスラスラわかる良書 佐々木圭一の伝え方が9割

・今更ながらに伝え方が9割を書評してみた

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知っている人も多いであろう書籍。

伝え方が9割です。

今更ながらに書評します。

これは私の「アウトプット」も込めてです。

 

今でこそ「シリーズ累計100万部」を超えています。

 

〆伝え方が9割 2

〆まんがでわかる 伝え方が9割

 

こちらもチェックしています。

これと言うのは私は伝える人。

ブログもツイッターも「伝え方」が大切。

それを踏まえても学んでおいて損はない分野です。

 

もちろん、本書のテクニックは文章だけではありません。

デートの誘い方など言葉などでも応用が効きます。

伝え方の基礎がスラスラわかると言える書籍。

読んだと言ってもかなり前の人もいるかもしれません。

私と一緒に復習していきましょう。

 

伝え方が9割

 

書名:伝え方が9割

著者:佐々木圭一

出版社:ダイヤモンド社

出版年:2013年3月1日

ページ数:212ページ

 

なぜ、伝え方で結果が変わるのか。

もう6年半以上前の書籍なんですね。

そんな前に出版されていたとは驚きです。

私は2が登場する前に1を何度か読みました。

あなたも楽しく伝え方を学べると思います。

 

・伝え方を伝授してくれる良書

 

(P.9) ここでお断りがありますが、この本は正しく、美しい日本語を学ぶための本ではありません。本文中でもあえて日本語としての間違いや、間違いならしかられてしまうような常識はずれな書き方/伝え方が出てきます。この本は、人の心に届く伝え方を学び、身につけることでビジネス、人生で成功したい人のための本です。

 

【目次】
はじめに:伝え方にはシンプルな技術がある
第1章:伝え方にも技術があった
第2章:「ノー」を「イエス」に変える技術
第3章:「強いコトバ」をつくる技術
おわりに:あなたの宝の地図を見つけよう

 

本書の目次と概要になります。

伝え方は武器になります。

はじめにのたとえ話から引き込まれるはず。

それが、「デートの誘い方の話」です。

 

「デートしてください」

「驚くほど旨いパスタの店があるのだけど、行かない?」

 

後者の方が響く伝え方です。

もちろん、だからといって百発百中というのもありません。

ただ、「成功率」が上がることは間違いないと思います。

日頃から「伝え方」には気を使っていきたいです。

 

(P.35) もしかしたら、この本に書かれている技術は、教えられなくても自分の経験の中で、発見し既にやっている方もいらっしゃると思います。既にやっている人にとっては自身の技術を再確認にやっている方もいらっしゃると思います。既にやっている人にとっては自身の技術を再確認できるように。やっていない人には、手順に沿えばすぐに使えるように体系できました。料理本のレシピのように、その手順通りにつくれば、プロに近い味を出せるコトバの作り方です。もちろん同じ料理でも作り手で多少味が変わりますが、自分でその味を一から生み出すことに比べたり、数段飛び出実現できるのです。

 

本書を読み直した理由。

再確認の意味もありました。

出来ている部分や出来ていない部分。

やっぱり気づくことが出来ます。

 

手順に沿えばすぐに使えるように体系化。

これを「パクリ」という人もいるかもしれません。

私的には守破離の方がピンと来ます。

私の感じ方を左右するわけですしこれも「伝え方」の1つ。

 

(P.38) まずは、基本を身につける。その後は自分の工夫で、あなたらしい料理に変えていきましょう。アレンジの仕方もあなた独自のものができてくるでしょう。使えば使うほど磨いていくことができ、鋭くなっていくのが伝え方なのです。その腕は、料理をやめない限り、人とコミュニケーションをすることをやめない限り、あなたの一生の武器となります。

 

結局のところです。

「惰性的」なのか「能動的」になります。

能動的に使用していく。

そして改善の意識を持つということだと思います。

 

今までインプットしたことが多い私。

無意識の中に蓄積されてるので良い言葉が出ることがあります。

ただしという部分で、これを頻繁に出せるようになる。

鋭い感じに言葉を出せるようになりたいです。

まだまだ修行中ですし読んでいて肝に銘じたくなります。

 

(P.44-45) この本での、正解は「愛してる」です。それは、こちらのほうが相手の心に届くからです。心から大切に思う相手にそっと「愛している」と言ってみたとします。どこかまどろっこしくて、ちょっと教科書的で、本当のきもちが届かない感じがします。きもちを伝えるのには「い」という一文字が余計なのです。一方で「愛してる」と言うと、すっと届きます。コトバはもともと相手に届けるために作られたもの。どれだけ正しくても、届かなければ役割を果たしません。

 

著者である佐々木圭一さんの引用視点。

わかりますと言いますか実践しています。

これはケースバイケースで使い分けています。

例えば、ブログは「い」を付けます。

「ら抜き言葉」も意識しています。

 

ただ、メールやツイッターなどなど。

ここは自分の素を出したり親しみを持ってもらいたい。

平気で「愛してる」の方で書きます。

コンテンツの使い分けはしています。

 

愛しているよりも愛してるが伝わる。

1文字しか違わない。

でも教科書的でというのはわかります。

私も愛してるのが方が気持ちが伝わる。

さすが、伝え方が9割と改めて思います。

 

(P.119) 本書では、「強いコトバ」を、人の感情を動かすエネルギーのあるコトバと捉えています。そのエネルギーのことを、「コトバエネルギー」と私は呼びます。「感動」というつかみどころのなさそうなものを、「エネルギー」と捉え直すことであやつることができるようになります。気になるコトバ、心に/記憶に残るコトバ、思わず文章の先を読みたくなるコトバを、意識してつくることができるようになります。

 

強いコトバをつくる。

本書にたとえとして書いてあります。

 

〆嫌いになりたいのに、あなたが好き

〆これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ

 

こういう逆言葉って響きますよね。

すごく理解できる視点ですし参考になります。

逆にして問いかけることできないかな?

私も考えて言葉を紡いでいきたいです。

 

(P.169) もともとの「今日は暑い。」だと、なんとなく感想を言っただけのようですが、「今日は暑い、暑い。」となると額に汗をかいてそうで、上着もぬぎたくなるようなニュアンスが出ると思います。より「暑い」が強く伝わるのです。そして、本音として心から言っている感じも伝わります。

 

大事なことだから2回言いました。

有名な言葉であります。

これは実際そうですよね。

繰り返されると印象に残ります。

 

ブログ書く。

ブログ書きたい、書きたい。

こう書いた方がこの人はブログを書きたいんだな。

より伝わるんじゃないでしょうか。

 

【伝え方が9割】

伝え方が9割

伝え方が9割

 

 

・現代でも色褪せない技術

伝え方の基礎がスラスラわかる良書 佐々木圭一の伝え方が9割でした。

冒頭に書いた通り出版されてからの年月。

6年半以上が経っています。

 

しかしながら読んでみて思ったのは技術は色褪せていません。

今でも使えてるテクニックが満載。

SNSやブログや私生活に役立つことが多く見つかるはずです。