【新刊】フリーランスにも 芳子ビューエルの私を幸せにする起業

・起業する人が増えている今日この頃

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本書の視点は女性経営者。

起業した人に向けて書かれています。

それプラスでフリーランスの人に向けてもです。

起業で会社経営という規模でなくてもフリーランス。

 

フリーランスの人は男女どちらも増えています。

働き方改革や副業解禁。

よりフリーランスの人が増えていく時代かもしれません。

そこで必要になってくるのがマインド。

 

1にも2にもマインド。

「貫いていく覚悟」だと思います。

そこの説明は書評に譲りたいです。

本書の視点は役立つ人も多いんじゃないでしょうか。

 

私を幸せにする起業: 会社を30年続けた女性経営者があなたに贈る起業家人生を軌道に乗せるための経験則

 

書名:私を幸せにする起業 会社を30年続けた女性経営者があなたに贈る起業家人生を軌道に乗せるための経験則

著者:芳子ビューエル

出版社:同友館

出版年:2019年6月25日

ページ数:221ページ

 

会社を30年続けた女性経営者。

あなたに贈る起業家人生を軌道に乗せるための経験則。

著者の実体験。

本を読むことで追体験できるのは有り難いです。

それでは私なりの書評をここからはしていきます。

 

・私と同じような失敗をしてつらい経験をする必要はありません

 

(P.7) 起業したい人が、私と同じような失敗をして、つらい経験をする必要はありません。そんな失敗をしないように、私の経験を共有できることを願っています。特に、女性が仕事を続けていくなかで、私の経験が少しでも参考になればいいと思っています。子育てしながら働くことは本当に大変です。子供の面倒をみてもらうことができずに困っている人が多くいます。私も核家族だったのでとても苦労しました。どうしたら、めげずに頑張ることができるのか。自分が「働く女性」「働くお母さん」として経験したことを共有し、少しでも働く女性の励みとなれば、うれしく思います。

 

【目次】
起業をめざす女性に、私が伝えたいこと――はじめに
1章:私の「成り行き起業」
2章:私のビジネス修行の原点
3章:起業に必要な心構え、知っておきたいこと
4章:会社経営の8割は人とお金の問題
5章:ヒット商品はどうやって生まれるのか
6章:女性経営者の心構え、働く母親の覚悟
7章:社員を育て、会社を伸ばす仕事力
8章:ピンチを乗り切る自己管理力
おわりに

 

本書の概要と目次。

目次や概要に目を通す。

「私には関係ない」と思った人。

特に男性でいらっしゃるかもしれません。

 

そうではないんですよね。

私は本を読むときのスタイルは老若男女問わず。

「追体験」をできるのが大きいです。

自分では経験できなかったり視点として出てこない部分。

それを補えるのは著者さんと書籍に感謝したいです。

 

(P.70) まずは起業して、そして5年続けることが重要になります。そこでこの章では、まずは5年を目標に起業するため、身につけておくべき心構え、基本的な知識などを紹介していきます。せっかく起業しても失敗してしまう理由の一つとして、起業した本人の「覚悟不足」もあげられます。

 

1章や2章は著者の実体験。

芳子ビューエルさんの人生と言える部分。

3章からは「マインド伝授」と言ったところです。

そこで書評は3章からを中心としてお送りました。

 

最初に出てきた言葉は本人の覚悟不足。

覚悟の重要性。

覚悟が定まれば前にも進めます。

やる気やモチベは一過性になるかもしれません。

でも覚悟の灯火が強ければ、いつだって再始動できます。

 

(P.74) この本で私は「起業」と書いていますが、これは必ずしも会社を作るという意味ではありません。人に雇われるのではなく、フリーランスで働くことも含んでいます。「人に雇われないで働く」という選択をすることです。現在は、在宅でできる仕事もいろいろあります。以前に比べて選択肢がずいぶん広がりました。在宅ビジネスも立派なビジネスです。そして、自宅で1人で始めたことが、大きなビジネスに展開することもあります。

 

ユーチューバー(YouTuber)の人なんてまさしくです。

個人事業主として起業する。

経営している人よりも収入がある。

そんな人もTOPクラスにならずとも居るかと思います。

 

今は何がどう化けるかわからない時代。

これは収入にならないから手をつけない。

ある意味では勿体ない時代かもしれません。

立派なビジネスになるタネをみすみす捨ててる可能性もあります。

会社を作らずともフリーランスでの働き方はさらに増えそうです。

 

(P.118) ビジョンを持つか持たないかで、ビジネスの成長度は大きく変わります。初めは、なかなか具体的なビジョンを持てないと思います。漠然と「こうなったらいいな」という程度のビジョンしか持てないかもしれません。ただし、この漠然としたイメージを、より具体的にしていくトレーニングをしてください。たとえば、漠然と「成功したい」と思っていたとします。それなら、「自分にとって成功とは何か」を考えます。

 

ビジョンを持つか持たないか。

大切な視点として書かれています。

いきなりビジョンと言っても出てこない人も多いはず。

そこで漠然としてもいいからまずは思い描く。

 

そこをスタート地点にする。

徐々にブラッシュアップする。

方向転換や改善もあると思います。

1度でぎっしり決めるのではなく良くする。

動けば具体的にする方向性も見えてくるはずです。

 

(P.128) 普段の生活の中で、「あれをしたほうがいい、これを持っていったほうがいい」と、思うことがあるはずです。にもかかわらず、面倒臭さが先にたち、「まあいいや」と思って実行していないのではないでしょうか。しかし、私はそうした思いつきは、宇宙のどこかから自分に伝えられたひらめきのようなもので、自分の脳の中から生まれた考えではない、説明することのできない何かであると信じています。

 

少しスピリチュアル的。

オカルト的に感じる人もいるかもしれません。

でも生きていたらそう言った経験。

誰しもが何度かはあるはずです。

 

私の場合はそんなに珍しくありません。

自分のことを「シンクロ体質」と言っています。

直感でそう思ったことをしておく。

上手く繋がることが何度もあります。

私自身は侮れないと思える視点です。

 

(P.189) 男性の経営者からは、女性同士の嫉妬や足を引っ張り合いを心配する声をよく聞きます。しかし、わが社では、そうした問題はほとんどありません。もしかしたら、忙しすぎてそんなことを気にしている時間などないのかもしれません。暇な時間があると、そうした些細なことが気になってしまうのでしょう。つまらないことを言ったり、考えたりするのです。たとえ誰かがそうしたことを口にしても、自分が忙しいので相手にしている時間などないのです。仕事をちゃんとやっている人、数字をあげている人への評価をしっかり行っていれば、そうした問題が起こることはあまりないと思います。

 

ここには重要な示唆が含まれていると思います。

私は仕事に限らないと思います。

インターネット上で嫉妬や足の引っ張り合いをする人。

誹謗中傷なども含めてかもしれません。

 

基本的にヒマな人だと思います。

ストレス解消でやっている人もいるかと思います。

それだってストレス解消する手段がわからない。

だからヒマを持て余してそちらの方向性に行ってしまう。

 

つまり、ヒマな時間をどうするかって重要だと思います。

これも自分自身にも戒めておきたいことじゃないでしょうか。

あなたはヒマになったら楽しいことを考えますか?

それともネガティブなことを考えてしまいますか?

好きなことでヒマを埋められるように日頃から楽しい忙しさを取り入れたいです。

 

【私を幸せにする起業 会社を30年続けた女性経営者があなたに贈る起業家人生を軌道に乗せるための経験則】

 

・楽しい忙しさで毎日を満たす

【新刊】フリーランスにも 芳子ビューエルの私を幸せにする起業でした。

忙しさにも種類があると思います。

どんどん心が沈んでいく忙しさ。

悲しいことや他人への嫉妬や足の引っ張り合いを考える時間なんて無い。

自分自身の突き動かす原動力になっている忙しさ。

 

書評最後の引用部分。

同じ忙しいなら自分中心になる。

自分に集中して仕事も遊びも充実させていきたいですね。

起業マインドを学べる素敵な書籍でした。