・著者の中山マコトさんの視点は前から好き
著者の中山マコトさん。
私は今まで何冊も書籍を読んでいます。
独自の視点があったりして大好きです。
元々はキャッチコピーやコピーライティング。
そちら方面の勉強で読んでいました。
そこからご本人の考え方。
視点や着眼点も参考になり好きになりました。
本書は書評する上でジャンルに迷いました。
迷って悩んだ結果。
「ブログ運営本」にしました。
当ブログを読んでいる読者さん。
副業や稼ぐというワードに敏感。
アンテナ感度が高い人も多いと思います。
ただし、本書を読んだら稼げる。
どちらかというとそうではございません。
「マインド」の問題です。
このマインドを身につけて頑張る。
頑張れるようになる視点を学べるのが本書です。
書名:副業で稼ぐ! と決めたら読む本
著者:中山マコト
出版社:日本実業出版社
出版年:2019年5月25日
ページ数:216ページ
働き方改革。
残業禁止。
副業解禁時代。
新しいバイブルというわけです。
副業解禁はトレンドですよね。
そしてブログで稼ぐと志を持っている人。
YouTubeなども動画コンテンツもそうかもしれません。
とにかくネットで稼ごうとしてる人も増えてるでしょう。
とは言え「副業」というのはリアルもネットもあります。
どちらの副業をしようと参考になる新刊です。
・中山マコトがその秘訣をお教えする本
(P.7) マーケターとして多くの企業やお店、個人の副業を、本業並みの事業に仕立て、自分自身も、単なるマーケティングプランナーから起業と同時に、ビジネス書の著者、経営コンサルタント、コピープランナー、講演家、研修講師などとして本業に並ぶ副業をたくさんつくりあげてきた中山マコトがその秘訣をお教えする本です。副業家を目指しましょう。世の中のために船出をしましょう。あなたの、副業家としての大成功を祈っています。
【目次】
プロローグ:副業家を目指そう! どうして、”起業家”という言葉があるのに、”副業家”という言葉はないのだろうか?第1章:副業という仕事はない。本物の”芽”があるだけ ――未来の本業はどうあるべきか?
第2章:あの人もこの人も、副業から始まった
第3章:副業を本業に育てる、たった3つの法則
第4章:副業の成功を確実にする6つの条件
第5章:副業をもっと成功に導く15のセオリー
エピローグ――自分との約束を守ろう!
最後の最後に―動かないエビの話
本書の概要と目次です。
「副業家」という言葉。
素敵だと思います。
私はここ数年の副業という言葉。
今の時代の副業という言葉は何か違うと思うんですよね。
言語化は出来ないけど、モヤモヤ感はずっとあります。
本書のような「副業家」という言葉。
このモヤモヤを晴らすキッカケになる。
「腑に落ちた」ということも多いので本書の視点。
副業で稼ぎたいと思っている人も大勢いると思います。
大切な視点を提供してくれるのでとても参考になるはずです。
それぞれの章を読んでみると中山マコトさんの視点が学べますよ。
(P.18-19) あなたが副業をスタートしたいと考えて、対象となるビジネスを模索するとき、絶対に”シャボン玉”に手を出してはいけません。いずれ消えてなくなるモノに、あなたの貴重な時間やエネルギー、加えてあなたの未来・将来を委ねてはいけないのです。必ず、先を見てほしいのです。
多様な視点という話です。
「シャボン玉に手を出してはいけない」という例え。
著者の中山マコトさんの言葉のチョイスが素晴らしい。
どれがシャボン玉なのかどうか見定めが大切です。
私は毎日ブログ書きのブロガーです。
たとえば、ブログの稼ぐジャンル。
アフィリエイトやグーグルアドセンスが定番。
果たして今から手を出して大丈夫なのか?という視点。
これは自分で判断してください。
というのも今から参入して大成功する人もいるでしょう。
ただ、私は昔だったら…的な結果に終わる人も多いと思います。
これは私の判断なのですべてを鵜呑みにはしないでください。
私はゲームの難易度で言うと、
ノーマルからハードになったと思います。
難易度がある程度は上がっているはずです。
でも昔よりも実践者は多くなっています。
つまり、仲間を見つける人。
仲間と切磋琢磨して向上していきたい。
そういう人は情報を探しやすくなったかもしれません。
仲間に気軽に聞いてすぐ実践して結果を出してしまうタイプ。
だから遅いや早いというのは主観的なモノで人それぞれです。
でも、もう1つの視点。
「シャボン玉」という視点。
私は目先の稼ぐではなくこれからは自分自身のブランド。
自分自身の付加価値が対価になっていく時代だとも感じます。
そこを踏まえると素敵な視点ですし先に考えないといけないです。
(P.22) SNSを集客の柱にするようなビジネスだと、SNSの仕様変更に振り回されます。昨日までOKだったことが、今日からできなくなることがあります。記憶に新しいところでは、アメブロが”ペニーオークション騒ぎ”に懲りて、突然商用利用を禁止したことがありましたね。昨日までビジネスに使えていたブログが、突然ビジネス禁止になる。これ、いくら怒ろうと文句を言おうとダメなものはダメ。あくまでも。システムをつくり運用しているのはアメブロなので手も足も出ません。そんなことが起こるわけです。そのあたり、要注意です。
私は詳しく見たわけではございません。
流れてきた情報に目を通しただけなので間違っていたらごめんなさい。
つい数日前だとこちらの話題です。
知っておられる人も多いかと思います。
YouTubeに新たな規約ができました。
「炎上目的で他者を侮辱すること禁止」
一般的に言う物申す系の動画。
広告がつかなくなるそうです。
つまり、引用の仕様変更に振り回される。
まさしくの状況にそれ系のYouTuberさん。
なっておられる人がいるかもしれません。
これはブロガーさんは昔からそうですよね。
パンダアップデートやペンギンアップデートなどなど。
グーグル先生のアルゴリズム変更でアクセス激減。
サイトからのアクセスが減り収入も激下がり。
嘆きの記事やツイートされている人も多く見かけます。
先程の話に通ずる部分。
だからこそ自分の価値です。
YouTuberさんで言う「企業案件」
ブロガーさんで言う「ブログスポンサー」
仮にアルゴリズム変更。
仕様変更や規約変更があったとき。
スポンサーさんがすぐにつく人なら生き残れます。
だからこそ自分の付加価値を高めておく。
普段から応援したくなる人でいるという視点。
自分自身の価値を高めるチャレンジ。
見ている人が楽しめるコンテンツ作り。
見ている人が応援したくなるコンテンツ作り。
あなたという存在を良い意味で目立たせましょう。
(P.29) ここが一番重要ですが、どうせ買うなら、あてになる、信じるに足る相手から買おうとしていますよね? これ、あなたも同じだと思います。そして人が信じる価値の中で代表的なものが、「継続性」です。つまり、ずっとやりつづけれている人ほど信じてもらいやすいわけです。いくら能力があったとしても、ポッと出の新人よりも、一つのことを延々と続け、いろんな経験値を積んでいる人ほど、信じてもらいやすいし、お金になりやすいわけです。
「○○一筋20年」とか、「この道30年のベテラン」と言われると、ほぼ無条件に信じてもらえます。そして実はこの継続してきた時間の積み重ねこそ、ブランドというのです。
ブランドは一日にして成らず! これはローマにかけた私の造語ですが、要は続けることの難しさをみんなが知っているからこそ、ブランドには価値があるわけです。
継続性が重要という話。
これに関しては私が話しても問題は無いでしょう。
はてなブログ継続日数2027日の人間ですので。
私が前に1度書いたことにもなります。
Amazonほしい物リストでのプレゼント募集。
こちらはブログ開始後から約3年後に募集しました。
私がブログ開始してすぐだった場合。
プレゼントは誰からも届かなかったと思います。
引用でいうと「ポッと出の新人」という例え。
私が長く毎日のブログ継続期間がある。
それを踏まえての皆様から応援していただける。
無条件に信じてもらうにも繋がるかもしれません。
本当に現状を踏まえても有り難いですし感謝の気持ちです。
polcaに関してもそうだと思います。
今年4月辺りまでは手を出したことが無かったです。
今までの継続があるからこその皆様からの応援。
支えて頂けているという感謝の気持ちです。
私からもさらにギブできるように今以上にがんばります。
(P.) 彼らのプレゼンテーションは、アンケートを取りました。インタビューをしました、ヒアリングをしました、と代わり映えのしない表現。それに対し、私のやり方は「キキダスマーケティングという私が独自に開発した発想手法を駆使して考えました」と言っちゃうわけです。似たようなものであっても、名前を付け、先に言っちゃうもんだから、みんな二番煎じになる。アンケート、インタビューと言えば言うほど、中山の独自性が際立つわけです。
これが、『名前を付けること』+『先制の戦略』の威力です。ライバルを不在にしてしまう手法です。
私は自分自身を勿体ないと思っています。
というのも『はてなブログ継続日数2000日』という数字。
なかなかお目にかかる数字じゃないじゃないですか?
それなのにこれを上手く言語化できていない。
もちろん、私以上のブログ継続期間の人ももいるでしょう。
しかしながら逆側の視点もあります。
私よりも継続数は下でも言語化している。
まさしく「名前を付ける」を実行している人は多い印象。
私の『独自性が際立つ』ブロガーとしてのネーミング考えたいです。
(P.190) 「違って見える」こと。それだけが選ばれるための条件なんです。その意味で、資格をそのまま名乗るのは、決して得策とは言えません。簡単に言えば、社労士と名乗らずに、「社労士」とシャレを使ってみる。管理栄養士なら「カンリエイヨウシ」とカタカナで名乗ってみる。少なくともその程度の工夫は必要でしょう。
私は資格は特にございません。
でもネットでの活動で例えたらです。
「ブロガー」
「はてなブロガー」
「継続ブロガー」
などなど言えます。
が、しかしです。
「ブロガー」と書いている時点。
ライバルと一緒の土俵というのは資格と一緒です。
そこで流石と思ったのが、中山マコトさんの視点。
社労士と名乗らず「謝労士」と名乗る。
管理栄養士と名乗らず「カンリエイヨウシ」とカタカナにする。
「少なくともその程度の工夫は必要」という言葉は耳が痛いです。
とは言え、私の場合はです。
大きな武器があります。
それがブログ継続期間。
これを私なりの工夫をして名乗りに活かす。
コレが私!と言えるキャッチコピー見つけていきます。
【副業で稼ぐ! と決めたら読む本】
・副業への覚悟が定まる書籍
【新刊】あなたの覚悟!! 中山マコトの副業で稼ぐと決めたら読む本でした。
本書は「稼ぐと決めたら」という書籍通り。
覚悟や志が見つかる本です。
このマインドを身に着けたら稼ぎの道へ一歩踏み出せる。
リアル店舗での副業を考えている人もネットでの副業を考えている人もです。
どちらの視点でも参考になる記述が見つかる新刊でした。