・人類みな総クリエイター時代
みんなが個人事業主の時代。
この事は本書に書いてありません。
私の『視点』として書かせていただきました。
そしてもう1つの視点。
人類みな総クリエイター時代。
こちらは誰かが言っていました。
ニュアンスの違いは多少あると思います。
それに誰が言っていたのか思い出せず申し訳ございません。
私も共感する部分なので書かせていただきました。
要は、「誰しもが社長」って話です。
税務署に「開業届」を出せば誰でも社長になれます。
久しぶりに書きますが、私も実は個人事業主です。
ある意味で「社長と言えば社長」なんですよ。
ただし、最近の私はダメダメ部分に戻ってしまい社長とは言えない。
このままだとヤバいと思い試行錯誤をいろいろ実践中であります。
私が開業届を税務署に出した理由。
頑張れば収入も増えるだろう。
それに「ニート的な感じ」より「個人事業主という響き」のがいい。
安直な理由で提出した部分もあります。
私は収入が落ちてピンチ状態の現状ではあります。
でも「廃業届」は出していません。
だから現時点でも個人事業主。
それに社長と言えるかもしれません。
いろいろ見直して突き抜けたいと思います。
平成もあと少しで終わります。
5月1日からは令和の時代に突入します。
だからこそ習慣やマインドを今一度見直していこうと思っています。
書名:社長のお金の基本
著者:三條慶八
出版社:かんき出版
出版年:2019年3月13日
ページ数:224ページ
140億円の負債から復活した著者からの金言。
お金をまわせて、はじめて「社長」という視点。
これからの時代は必要になってくるのではと感じています。
みんながみんな「社長の意識」って大切だと思います。
これは雇われだろうと意識的になるといいよ。
そのように著者さんが言われていることも多い視点です。
それに最初に書いた通りの視点。
みんな総クリエイター時代。
ネットで何かしらやっている人が多い。
それなら社長の意識って持って損することありません。
そんな今からの時代に必要なマインドを学べる新刊。
社長のお金の基本を学べる書籍を紹介していきます。
・経営とはお金を上手に扱うことに尽きる
(P.8) はっきりいえば、経営とはお金を上手に扱うことに尽きる。私はそう、考えています。本書は、経営のキモである「お金」に的を絞り込み、社長として心得ておくべき、お金についての考え方、お金を使う、集める等のノウハウについて書きます。さらに銀行(金融機関)との上手なつき合い方、もっといえば銀行の”利用法”についての秘策まで、私が命がけで身につけた知識、そして多くの相談者との対話から知恵を絞って得たテクニックをあますところなく書き込んであります。
【目次】
まえがき
社長のお金の基本・1:お金の使い方
社長のお金の基本・2:お金の集め方
社長のお金の基本・3:お金と会社を残す
あとがき
本書の目次と概要。
社長のお金の基本。
社長のマインドが学べる書籍。
今がどういう状況かは人それぞれ。
当ブログを読んでいる読者さん。
自分が社長ですという人は少数派じゃないでしょうか。
だからといって必要ないという事はございません。
皆さんの生活に密接に関わる「お金」という部分。
それに「社長さんはどういうお金との繋がりが良いのか」という視点。
自分が知らなかった視点も学べるかもしれない本書になっています。
(P.28) 事業の改変に向かうとき、私は2つの条件を口をすっぱくして言い続けました。1つは、「とにかく利益が出せる事業を選ぶこと」。もう1つは「自分たちにしかできない、そして自分たちもこれならやりたい」という事業を選ぶこと、さらに、とにかく思いきって勝負すること。お金も最大限投入しなさいとも言い続けました。中途半端なイノベーションで成功した例はないのです。
この記事を書いている時にふと思いました。
「ブログ運営」ではなく「ブログ経営」という視点。
ブログで稼ぐ人はマインドが「ブログ経営」になっている。
運営という言葉から経営になっている人が多い印象あります。
この経営はブログにしっかり投資していたり複合的な部分。
今回は私がブロガーなのでそういう視点も含めつつの書評をします。
本書をブログに当てはめてみても良いとは思うんですよね。
例えば「とにかく利益が出せる事業を選ぶこと」という箇所。
それに「自分たちにしかできない、そして自分たちもこれならやりたい」という箇所。
ブログにも通ずると思いませんか?
独立して個人事業主のフリーランスさんもいるかと思います。
そのような人に向けて今一度マインドを鍛え上げませんか?という話です。
これは私への戒めでもあり平成から令和に変わる今の時期だからこそ。
マインド修正をしっかりして立て直したいと思っています。
(P.65) 失敗しないというと、いかにも堅実経営で優秀な企業だという印象がありますが、実際は「失敗しない」ことは「何もチャレンジしていない」ことに他なりません。失敗しないことは、退歩に向かう兆候だといってもいいくらいです。逆に考えれば、失敗は前向きの行動です。そのうえ失敗には多くの学ぶべきことが潜んでいます。失敗は将来に向けての進化や新たな価値を創造するときには欠かせないといってもいいほど重要なものなのです。
失敗でもレベルがあると思います。
取り返しがつかない失敗です。
例えば失敗したら1億円の借金を背負う。
そのような失敗ならちょっと待ったでも良いと思います。
もちろん、こういう失敗も失敗ではないからやれという人いるかもしれません。
でも本人が人生オワタで立ち上がれなくなったら仕方ないですよね。
でもそれに比べたら些細なレベルの話。
「必要以上に失敗を怖がってしまう」ってあると思います。
だからこそどんどん失敗前提でチャレンジしましょうという話です。
失敗は前向きの行動という言葉は特に素晴らしいと思います。
(P.166-167) 私はよく、「1ヵ月先のことをやっている社長は大丈夫だ!」といっています。先のことをあれこれ考えて、先々のことをやっていないといられない。そんなせっかちで心配性の社長ならば、むしろ会社は安全です。危機を察知する力はある意味で感覚です。時代の吹く風が変わってきた。お客の反応が微妙に変わってきた。こうした変化は理屈ではなく、肌感覚で感じるものです。オーバーではなく1日24時間、つまり寝ているときさえも頭のどこかに仕事のこと、会社のことをおいている。そうした社長ならば、時代の変化を肌で実感でき、ひょんなことから、新規事業へのひらめきを得るなどするはずです。
後回しにしない。
先延ばしにしない。
肝に銘じたいです。
1ヵ月先のことをやる。
1ヶ月先のことを考えておく。
当ブログは今日ではてなブログ継続日数1943日目。
つまり、2ヵ月後には継続日数2000日を達成しています。
だからと言ってその頃のことは考えていません。
ある意味で毎日の投稿記事のみを考えています。
でもそれではまったく変わっていないのが現状と言えば現状です。
私も少しばかり先々を見据えていくマインドは実践していこうと思っています。
(P.168-169) 危機爆発のギリギリまで経営改善に取り組まないようでは、経営者落第。こうした状態の会社を次世代に継承するならば、次世代こそ気の毒です。赤字が2期続きそうなときには、すぐに経営改善を始めてください。
経営改善のポイントは以下です。
◆赤字になったらすぐに経営改善を考え、具体的に行動する。
◆再生に当たり、守るべきものを確保し、会社と社長の防御策を講じる。
◆再生を進めるときは、銀行より先手を打つ(銀行主導にさせない)。
◆再生は時間との戦いであることを自覚する。
◆構造改革を図るときは、時代の変化に即応した経営に転換する。いま、利益が出ているだけでは意味がありません。5年、10年先も存在価値があるビジネスモデルに改革することこそ、大事なのです。いま、旬のビジネスモデルは改革を終えたころには旬が去っている可能性大。再生のための予算に加えて、さらに赤字がつのれば、2次破たんとなることは目に見えています。
経営改善のポイントは以下。
◆で書かれている部分。
あなたは読んでいてどう思われましたか?
「私は経営者じゃないから関係ない!」
そのように思った人はさすがに少ないと思いたいです。
先ほど書いた通りで「ブログ」としても読むことができます。
私が特に思うのは◆のこの部分。
「再生は時間との戦いであることを自覚する」
これは本当に思います。
ブログを書いている人は昨今の流れ。
Googleさんの検索エンジンのアップデートの影響。
パンダアップデートやペンギンアップデートなどなど。
いろんな種類のアップデートが今でもあります。
その影響で大打撃を受けた人も多いんじゃないでしょうか。
その時に後悔しても仕方ないですよねって話です。
これは自分自身への戒めも込めて書いている部分があります。
嘆いても叫んでも過去の時間は返ってきません。
今だって「まだ」再生できる可能性はあるかもしれません。
だからこそ「時間との戦い」はもっと意識的になっておきたいです。
(P.190-191) 私の場合は、当時11行あった取引銀行のなかで半数以上は、私が復活することを願ってくれましたし、実際にさまざまな障害も飲み込んで復活の扉を開けてくれました。こうして黙って支援してくれたお陰で、再生は加速度的に進んでいきました。再生を進めていくときには、銀行を味方につけることが、最重要なポイントになるのです。私がすべてを失わずに事業再生できたのは、陰に、こうした支援があったからです。最後にモノをいうのは、日頃からの銀行とのつき合い方なのです。銀行員も人間です。この社長は”死なす”べきではないと思わせることができれば、最後に大きく、そして温かな支援の手をさしのべてくれる、と信じましょう。
今回の記事はブロガー視点。
ブログに例えて書いています。
銀行との付き合いがある個人事業主。
アフィリエイターさんだとたまにTwitterのタイムラインで見かけます。
そのような人が読んでいたら別です。
でも大体の人は付き合いなど無いんじゃないでしょうか。
私の場合は銀行ではございません。
でも支援で本当に助かった経験は書いていきます。
フレンドクラウドファンディングアプリの「polca」の話。
それこそ本当に死を感じるくらいのわけのわからない体調不良。
どうしようも無かったので検査を受けられるようにの資金と薬の購入資金。
ブログやTwitterで募集することにしました。
その節は沢山のご支援ありがとうございます。
その時に言われたのがまさしくでした。
「ここでブログ更新止めたらもったいない」などなど。
大げさでもなく死なすべきではない的な感じでご支援を多くいただきました。
「最後にモノをいうのは日頃からの銀行とのつき合い方」
これはブログやTwitterだってそうだと思います。
日頃からの付き合い方で助けてもらえるか放置されるかは変わります。
もちろん、金額的に助かった部分は大きいです。
それと同時に温かいメッセージをいただけて本当に有難かったです。
【社長のお金の基本】
・まとめ
【新刊】みんなが個人事業主の時代 三條慶八の社長のお金の基本でした。
社長のお金の基本。
多様な視点を学んでおく。
自分は違うからよりも社長ってそうなんだ!と知っておくだけでいい。
それだけでも考え方の幅が広がると思うんですよね。
今日の書評を読んでそんな考え方に多様性が生まれたらうれしいです。