・NEWSの「生きろ」の歌詞が大好き
私は音楽が大好きです。
だから楽曲に対しての偏見とかは無いんですよね。
よくあるじゃないですか?
アイドルだからとかジャニーズだからと言ってしまう部分。
これはクラシックだからとか洋楽だからとかもあるかもしれません。
他にもアーティストが嫌いだからもあるかもしれません。
例えば、最近だとゲスの極み乙女。は過去のスキャンダルで判断されている。
楽曲の良し悪しよりも川谷絵音さんの不倫騒動で判断している人が多い印象あります。
ゲスに関してはネット見てもそういう判断している人が多い印象あるんですよね…。
川谷絵音さんの才能を考えたらそんな判断で楽曲を語るの勿体無いと思います。
これは、百歩譲って「当事者」なら感情的にもわかる部分もあります。
週刊文春のあの騒動でいろいろ被害を被ってしまった人です。
そういう人が「感情的」になって言うのはまだわかります。
でも、被害もなく報道だけ見た関係ない人が未だに言い続けている人が多い印象。
だから、距離を置いて先入観なしに聞いてみてもほしいんですよね。
私はそういうのは無いんですよね。
でも、「無い」と言ったら嘘になるかもしれません。
というのも、私にも「肌感覚」というものはあります。
これは「好き嫌い」とは別枠と思っているんですよね。
「好き嫌い」と「肌感覚」は似ているようで似ていないと思っています。
「生理的に受けつけない」と言っても具体的に説明しにくいと思うんですよね…。
たとえば、私は大ベストセラーを途中まで読んで読むのやめました。
この本は何か違うと言いますか合わないって感じです。
別に嫌いではないけど、「肌感覚で何か違う」と言った感じです。
それが、今回と同じダイヤモンド社の大ベストセラー本です。
【嫌われる勇気】
意外かもしれません。
私は嫌われる勇気は受けつけなかったんですよね。
読んでいて、やり取りがどうもキツい。
読むのが途中からキツくなってきたんですよ。
だから、半分ちょい読んで読むのやめました。
これは本当に「肌感覚」 なんですよ。
大ベストセラーですし、絶賛している人も多いです。
だから、嫌われる勇気を否定することではありません。
それだけ、役に立った人も多くて人生を変えた人もいるかもしれません。
そういう人もいるので「合う、合わない」ってことだけだと思います。
大好きな人は大好き!って自信を持っていいと思うんですよね。
それに私も数年後に嫌われる勇気を読み直して大絶賛しているかもしれません。
人間の価値観って移ろうのは普通なのでだから「今は」と注釈しておきます。
閑話休題。
当ブログでは過去にも物語形式の本を書評しています。
今回の書評に行く前にその部分を少し触れておきます。
【オススメ潜在本 ドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ】
【夢リストではなく完結リストいいよ 水野敬也の夢をかなえるゾウ3】
こちらの3冊は特にオススメしたい本かもしれません。
夢をかなえるゾウ3巻です。
今回の書評に行く前にちょうど読み直したんですよ。
夢をかなえるゾウ1巻は200万部近くの大ベストセラーです。
部数はそこと比べたらですけど、私は3巻が大好きです。
読み直して改めて、3巻大好きと思いましたもん。
夢をかなえるゾウ1巻は読んだことある人は多いと思います。
ぜひ、夢をかなえるゾウ3巻も読んでほしいと太鼓判を押しておきます。
そこは今回の書評とは関係ないのでこれくらいでここからは本題に移ります。
書名:君が生きる意味 人生を劇的に変えるフランクルの教え
著者:松山淳
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2018年7月5日
ページ数:280ページ
ボクと小さいおじさんの不思議な7日間。
引用部分はすべて「小さいおしさん」の言葉です。
ダイヤモンド社の本なので嫌われる勇気を想像するかもしれません。
しかしながら、中身は「夢をかなえるゾウ」に近いです。
これは、Amazonのカスタマーレビューに書いてありましたでしょうか・
私は読んでみてすごく合点が行った内容でした。
物語形式でも読みやすい読みにくいがあるんですよね。
嫌われる勇気は「肌感覚」で受けつけなかったのは先ほど書きました。
ただ、本書は飛鳥新社の夢をかなえるゾウに近いノリの良いテイストでした。
そういう意味でも読んでいてリズムよく読むことができました。
書評に行く前に1つ書いておきたいことがあります。
このままだと嫌われる勇気のディスりが多いかと思います。
勘違いしてほしくないのは私はアドラー心理学は大好きです。
アドラー心理学に関しての著書は何冊も読んでいます。
嫌われる勇気の岸見一郎さんの他の書籍も読んでいたりするんですよ。
だから、本当に「肌感覚」というしか無いんですよね…。
大ベストセラーですし数年後にもう1度読んでみようとは思っています。
それでは、ダイヤモンド社の物語形式の新刊を今回は書評していきます。
・あなたが生きる意味は何? 改めて考えたい生きる意味
(P.6) どんな時にも人生には意味があります。かつての私のように一冊の本から、人生の難局で自分を支える言葉を、また、そこから抜け出すヒントを見つけていただけたら、それが本書なら、作者としてこれほど嬉しいことはありません。それでは、ちょっと変わった小さいおじさんとボクの不思議な七日間の物語に、最後までお付き合いください。
はじめに
1日目:こんな人生に意味はあるのか?
2日目:これってブラック企業ですよね?
3日目:自分を超えるって何ですか?
4日目:ボクのどこが自己チューなんですか?
5日目:「生きる意味」はどこに?
6日目:どんな時でも人生にイエスと言える?
7日目:苦悩する人は、選ばれた人
エピローグ:三年後
本書の目次になります。
7日間って言うのがわかりやすいですよね。
「ぼくらの七日間戦争」みたいなw
(5日に死の七日間戦争という項目がありますw)
私はヴィクトール・フランクルの思想って気になっていました。
夜と霧は有名な作品だと思います。
ただ、とっつきにくいと言えば、とっつきにくいですよね。
そこで、本書のような書籍がわかりやすく説明してくれているのは有り難いです。
私は本書を読んでさらにヴィクトール・フランクルの思想は気になりました。
(P.37) 今の、”意味あるんですか”って仕事のできない人間ほどよく使う言葉。あんだは完全バカたれ焼肉のタレ。過去に意味があるかないかろくに考えもせずに、すぐに効果の出る何かにすがろうとする。
こちらの引用って言う人は多くないですか?
これは「自虐的」な部分も含めてです。
というのも、人間って何からしら意味を求める生き物です。
だから、「それって意味あるの?」という言葉。
ついつい、口癖のように出るのも致し方ないと思うんですよね。
ただ、引用部分です。
「すぐに効果の出る何かにすがろう」とするです。
そう言えば、書評の前に夢をかなえるゾウ3巻を絶賛しました。
その原点と言える夢をかなえるゾウ1巻です。
主人公が最初にガネーシャに言ったのもこんな感じでしたよね。
「それをやって意味あるんですか?」って質問です。
ガネーシャのお題は靴磨きだったりトイレ掃除だったりしました。
「それをやって意味あるの?」「それをやって成功するんですか?」
そんな感じに主人公がガネーシャに言っていたような気がします。
つまり、「意味あるか考える前に行動する」が大切なんじゃないでしょうか。
意味なんて後からいくらでもついてくると思います。
だからこそ、先入観を持たずにまずは取り組むの大切です。
(P.44) 砂時計の空っぽになった所を見て、過去なんて意味がないと嘆く人間は、収穫できたものに目を向けず、刈り取って何もなくなった畑を見ては嘆いている愚か者みたいなものだべ。何かが失われる時には、何かが満たされている。人間は失ったことに気をとられると、満たされてきたものに気づけない。
深いです。
引用部分はサラッと読んだだけだと気づけないですね。
簡潔に言うと過去を見るときって悪い部分を見やすいですよね。
関連思考する時でも過去の○○があったせいで…と考えがちだと思います。
ただ、過去は過去で良い部分だって絶対にあるはずです。
嬉しかったことや楽しかったこともたくさんはずです。
そこを蔑ろにするのは良くないよって話にもなります。
人間、塞ぎがちになると悪い部分を考えがちです。
そういうときにこのような視点を持てるの大切だと思います。
(P.45-46) 今ある嫌なことばかり考えていたら、自分を嫌になるし、人生、嫌になる。虚しくて人生に意味を感じられなくなる。だから”嫌なことの堂々巡り”にストップをかける。そのためには、今を評価するより、まず過去を再評価し、自分の価値を思い出す。あんだの過ごしてきた人生は、決してスカスカでねえ。無意味でねえ。ぎっしりと大切なものが詰まってる。よ~くよ~く考えてみっとさ、自分の生まれた瞬間が特別に感じられたように、これまでの人生も意味があったって思える。そう過去を再評価し、自分の価値を再発見できれば、今ある虚しさは少しでもやわらいでいくっちゃ。
納税額日本一の斎藤一人さんも仰っていました。
「持ち出し苦労はしない」ということです。
どういうことかと言うと、過去の出来事をわざわざ持ち出す。
過去は過去で終わっているんだから持ち出す必要はないよという話です。
だから「嫌なことの堂々巡りにストップをかける」ってほんと大切ですよね。
ついつい、思考回路がこのように堂々巡りしてしまうのは誰しもあると思います。
だからこそ、そこに自分からストップをかける。
そして、そこで先ほどの部分にも繋がると思います。
「過去を再評価する」という部分です。
誰だって生きてきたら良い部分はあるんですよ。
だから、そういうときこそ自分の良い面を感じる。
自分の良い部分を思い出して気持ちを切り替えるの大切だと思います。
(P.64) 線路は続くよどこまでも、人間の欲も続くよどこまでも。もっと仕事ができて、もっと尊敬されて、もっと年収あげて、もっともっと。この際限の無さをちょっこら難しい言葉で”悪無限性”なんて言うべ。際限無き欲の欲求はいつまでも満たされることがなく、必ずいつかどこかで破綻する。んだから虚しさは成功者にも襲いかかる。あんたがうらやむような経済的に成功してる大富豪だって、人生に意味が感じられず絶望することがある。どんだけ、そういったヒト族を助けてきたことか。
「悪無限性」という言葉。
初耳です。とは言え、確かに思います。
際限なき欲求という部分はあります。
たとえば、お金持ちになりたいっていくら持ったのお金持ちなの?
1億円あってもお金持ちと思わない人はいます。
かと言って、100万円あれば、お金持ちと思う人もいます。
でも、100万円手に入ったとたん変わる。
「もっともっとお金がほしい」という感情。
そうなると感情って際限が無いですよね。
これは1億円あったらお金持ちと思っている人もそうです。
いざ、1億円あったらまた際限ない感情が押し寄せるのが人間ですから。
ここまでは「お金」がわかりやすいので書きました。
この「もっともっともっと」はお金に限りませんからね。
「欲求」というのはもちろん悪いだけではありません。
「欲」があるから人間は「向上」できるという部分はあります。
だからこそ、適切な距離感が大切。
欲に飲まれないのが大切だと感じる部分でした。
(P.67) 仕事はぼちぼちでも、とても成功しているとはいえなくても、人生に意味を感じて笑顔で生きていけたらめっちゃハッピーだっちゃ。ヒト族には「生きる意味」を求める強い欲求がある。これを”意味への意志”という。んでさ、世界は意味に満ちあふれてんのだから、どんなに辛い状況にあっても、人はその意味で自分を満たすことができるっちゅうこと。
「生きる意味を求める強い欲求」
生きる意味という言葉出てきました。
本書は「君が生きる意味 人生を劇的に変えるフランクルの教え」です。
「生きる意味」というのは重要なキーワードになります。
本書は「小さいおじさん」のキャラクター性です。
私は「小さいおじさん」のキャラが大好きです。
だから、難しいところも受け入れやすかったです。
こういう物語形式の本って選り好みが出ると思います。
たとえば、何度も名前を出している夢をかなえるゾウです。
「ガネーシャの関西弁が生理的に受けつけない」って人もいるかもしれません。
そのような人はいくら内容が良くても読めない人もいると思うんですよね。
そこは私が嫌われる勇気を読めない理由と通ずる部分があると思いますが…。
それを踏まえると親しみやすい人にはとても親しみやすい本だと思います。
【君が生きる意味 人生を劇的に変えるフランクルの教え】
・まとめ
【新刊】物語形式の本も良し悪しある 松山淳の君が生きる意味でした。
色んな本を読んでいるとヴィクトール・フランクルに関して。
ヴィクトール・フランクルの逸話についてです。
書かれていることは多いと思います。
特に「夜と霧」に関しては触れられることがあります。
私はそういう面で言うとある程度は前から知っていました。
ただ、具体的に触れたのは本書が初めてでした。
本書はヴィクトール・フランクルの思想をわかりやすく伝えてくれている。
物語形式で読みやすいですし入門編として素晴らしい本だと思いました。