・Words of wisdom?
名言集。
名言本。
今回で19個目の書評になります。
しかしながら、今回は一味違います。
今までの名言本とは少しズレています。
今回の書籍は知っている名言は多かったです。
半分以上は知っている名言と言っても良かったです。
私がそうだから全部知っているよという人もいるかもしれません。
でも、本書のコンセプトが違います。
どういうことかはこういうことです。
世に、過去の偉人の名言集は多くあります。
しかし、本書はそれらとは異なり、名言とされる言葉が、
「どれだけ人を動かしてきたか」を検証した本です。
本書の冒頭で書かれている著者の夏川賀央さんの言葉です。
すべてを読み終わって読後に思ったのはその通りです。
本書は名言集(名言本)とは一線を画する感じになります。
19記事目にして初となると思います。
そこも含めていつもとは少し違う名言本の紹介です。
書名:君はこの言葉を知っているか?
著者:夏川賀央
出版社:主婦の友社
出版年:2018年6月13日
ページ数:208ページ
言葉との出会いは自分の指針となり支えになる。
私もこのことは思います。
私の場合は本の影響もあります。
それよりも音楽の力。
楽曲の歌詞の力も強いですね。
大好きな曲を何回もリピートする。
その歌詞を自分にインストールする感じです。
音楽を聞くのが本当に大好きです。
最近ここを思い出して楽曲を聞きまくっています。
こういうことはやめるべきではないですねw
本から影響を受けた名言も、もちろん多いです。
それでは、本書から気になる部分を掻い摘んで紹介します。
・名言でどう学んだかを勉強できる新刊
はじめに:君はこの言葉を知っているか?
第1章:「夢をかなえる」3つの言葉
第2章:「仕事を飛躍させる」3つの言葉
第3章:「思考の枠を突破する」3つの言葉
第4章:「人を動かす」3つの言葉
第5章:「未来をつくる」3つの言葉
参考文献
(P.4) あなたは、これらの言葉を知っていたでしょうか? 知らなかった方も、本書にはあなたを飛躍させる、大きなチャンスが封印されています。さあ、次なる世界へとお進みください。
本書の目次になります。
本書は「Words of wisdom」と書かれています。
私は書名はこちらだと思っていました。
Amazonなどを見るとどうやらこちらですね。
「君はこの言葉を知っているか?」
ブログタイトルにも書いた通りのこちらです。
こちらが書名ということになりそうです。
(P.23、P.33) 天は自ら助くる者を助く(豊田佐吉が愛した言葉)
(自助論(サミュエル・スマイルズ))
※世の中はつねに変化しているのです。180度、状況が変わってしまって、まったく新しいことを始めなければならなくなったとき、一体誰が助けてくれるのか? 誰も助けてくれません。天は「自ら助くる者」しか、助けてはくれないのです。
今回の名言集の書評。
名言と「誰が愛していた言葉」なのかです。
そして、「※」は著者の夏川賀央さんの解説です。
いつもとは少し変わった書評をさせていただきます。
だから、いつもの名言本とは一線を画していていいですね。
まず最初は豊田佐吉が愛した言葉です。
サミュエル・スマイルズの自助論。
私もマンガで読むシリーズの方は読みました。
原著の方は実はまだと言っていいです。
ただ、よく名前を聞く古典的な名著ですよね。
私もいつかは手を出して読もうとは思っています。
(P.35、P.46) 世に生を得るは事を成すにあり(孫正義が愛した言葉)
(坂本龍馬)
※現状のままに停滞しているような自分では、いたくないですよね? 可能な限り、幸せを感じられる、上向きの人生を描きたいですよね? そんな気持ちを、可能な限り強く持っていればいいのです。そして困難に遭遇したら、龍馬の言葉を思い出す。結果として、あなたは「事を成す」でしょう。
現状のままの停滞。
よく言われる停滞に関してです。
「停滞は後退」ということです。
停滞なのに後退というのは少しおかしいですよね。
とは言え、昨今の目まぐるしい状況の変化はすごいですよね。
少し知識のアップデートをしないとそれは古い知識。
これは別に本の内容に限らずです。
音楽やアニメなどの娯楽もそうだと思います。
移り変わりは本当に激しくなりましたからね。
困難は困難ではない。
私がブログで何度も書いている最近の私の考え方。
これは自分に言い聞かせている部分が大いにあります。
・未来の自分が幸せなら今が幸せ
今が幸せでも未来が不幸なら意味がありません。
逆に今が不幸でも未来は絶対に幸せになる。
幸せになるんだ!って気持ちが強い人。
そのような人は今が不幸でも関係ないと思うんですよ。
だって「未来の自分が幸せ」なの確定ですからね。
私の未来は幸せなのは確定なので今に振り回されない。
今にあまり一喜一憂しないようにこの考え方でなりました。
(P61.、P.68) 事業の目的はたった1つ、顧客を創造することである(柳井正が愛した言葉)
(マネジメント(ピータードラッカー))
※「自分の望むこと」を求めるお客さんを新しく開拓していく、「自分の仕事」をつくっていくことです。結局、ドラッカーの言葉は、そんなワクワクするような仕事の仕方を、私たちに提示しています。
私も当ブログをおもしろくしよう。
どうしたら、もっと良くなるかな?ってことを考えます。
趣味ブログの延長線上が当ブログですからね。
当ブログも紆余曲折を経ての今の形です。
と言っても今の形もどうなるかは保証しません。
常に進化していこうという気持ちはありますから。
今日でブログ継続日数1671日目になります。
私は前から言っている通りでいつかは動画配信。
動画に限らずツイキャスなどもそうです。
配信系にも手を出そうと思っています。
それはなぜかと言うと私がやりたいことだからです。
私は前からブログに書いていることです。
・プロブロガーになるんだー
・アフィリエイターで金持ちになってやるんだー
こういう気持ち自体は否定しません。
一極集中することも否定しません。
でも、自分がどこで花が開いて開花するかわかりません。
一極集中の弊害はそれがダメなら諦めるってことだと思います。
仮に私が動画配信に本腰を入れたとします。
でも、戻れる場所にブログを置いておく。
そうすることによって安心感が違うと思うんですよね。
だから、全部を手放すんじゃなくて徐々にだと思います。
徐々に徐々に自分を切り替えていく。
新しい面と古い面のいいとこ取りですね。
それで少しずつでも上へ自分を磨くのがいいと思います。
(P.74、P.85) 己を変えることができれば、世界も変わる(マークザッカーバーグが愛した言葉)
(マハトマ・ガンジー)
※「だから、やめた」と思ってしまうのは、自分の感情。「それでもやりたいから、どうにかして成果を出そう」と決めるのは理性です。ときには理性で「嫌だ」とか、「つらい」という感情を押し殺し、「結果を出すためにやるべきこと」に目を向けて自分を動かす。そうでないと、私たちは「本当にやりたいこと」が実現できない。まさに「己を変えることができれば、世界も変わる」のです。
マークザッカーバーグが愛した言葉。
マハトマ・ガンジーの言葉なんですね。
マークザッカーバーグはフェイスブックの人として有名です。
私も先ほど書いた通りで、ブログ継続日数1671日目です。
この日数はただ継続日数だけでなくブログ開始の日から。
はてなブログで運営開始してから1日も休まずにブログを書いています。
私だって人間です。
いくらブログ書くのが大好きで楽しい人間と言ってもです。
どうしても、気分が乗らない日ってあるんですよ。
もちろん、ほとんどの日は気分がノリノリで書いています。
でも、そういう日があるのは誰だって人間ですからね。
そういう日に思うのが引用通りです。
つらいという感情を押し殺す。
そして、結果を出すためにやるべきことに目を向けて自分を動かすです。
今の辛いなんて流されることもあります。
最初はダルいと思っていても記事を書いていてノッて来る。
スラスラ掛けちゃうことも多々ありますからね。
自分の感情に素直になることも必要です。
私も自分の感情に逆らわないこともあります。
でも、やるべきことはしっかりとやる。
そのときはやりたくない気持ちがあっても気持ちを奮い立たせる。
前に進む気力を持つこともときに大切だと思いますよ。
【君はこの言葉を知っているか?】
・まとめ
【新刊】いつもとは少し違う名言本 君はこの言葉を知っているか?でした。
名言からテンション上げ上げになる。
私は名言集からの引用を読み直す。
そして音楽のチカラによってパワーをもらうことが多いです。
「言葉を意識する」って本当に大切だと思いますよ。
言葉の「重み」ってそれぞれにあると思いますからね。
今回の名言集はいつもとは違うコンセプトという部分も良かったです。