辛い体験や悲しい体験から解放される イヤな気持ちを消す技術

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・トラウマ体験から解放される

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昨日はイライラから解放される本を書評しました。

本日はイヤな気持ちから解放される本を紹介します。

生きていたら辛い体験や悲しい体験。

トラウマになるような体験をすること。

必ずあるんじゃないでしょうか。

 

ただ、結局のところそれも本人の認識です。

そのように言われたらどう思いますか?

いやいや、と否定したくなる人も多いんじゃないでしょうか。

でも、よく考えてみてください。

 

辛い体験や悲しい体験をしました。

それが、10個あるとします。

10個が10個、トラウマになっていませんよね。

むしろ、「この体験があったから良かった」と思えること。

トラウマどころか嬉しい出来事に変わっているかもしれません。

 

そう考えるとほんと本人の認識なんだなって思います。

今回の書評はそういう観点からの解説もされています。

ただ、イヤな気持ちを消す技術だけでなくどうしてそうなるのか。

どうして、トラウマになってしまうのかがわかりやすく解説されています。

本書を読めば、腑に落ちることが満載ではないでしょうか。

 

 

書名:「イヤな気持ち」を消す技術

著者:苫米地英人

出版社:フォレスト出版

出版年:2012年11月18日

ページ数:256ページ

 

沢山の書籍を出版されている苫米地英人さんの本。

2012年に出版された書籍なので少し古めではあります。

201冊目で私が一番伝えたかったことという書籍が苫米地英人さんにはあります。

そこからも分かる通りで、かなりの本を出されています。

私も著作は今まで何冊どころか、20冊、30冊は読んでいるかもしれません。

 

本書の「イヤな気持ちを消す技術」です。

2012年ということで、初読ではございません。

私が今まで何度も読んでいる本になります。

今回も久しぶりに読み直してみただけなんですよ。

読み直してみたら書評しようって気持ちになりました。

ということで、私が何度も読んでいる素敵な本を紹介させてください。

 

・感情はすべて娯楽という考え方

はじめに
序章:満たされない心、傷ついた心とは何か
第1章:なぜイヤな記憶ばかりが甦るのか
第2章:記憶とは何か。それとどうつき合っていくか
第3章:あなたの自我があなたを不幸にする
第4章:悲惨な体験をトラウマにしない
第5章:うつ病は一瞬で治る!?
第6章:イヤな気持ちから自分を解放するために

 

(P.3) あなたはこの本を読むことで、自分の記憶をコントロールするための脳の使い方を学ぶことができます。過去に起きた悲しい体験、辛い体験から自分を解放し、人生を健やかに前進させるために、私の方法があなたにおおいに役立つことを願ってやみません。

 

本書の目次になります。

脳の使い方を学べる本。

私は苫米地英人さんの本にすごくお世話になっています。

あと脳に関しては茂木健一郎さんの著作もわかりやすいです。

この後の引用には出てきませんけど、大切なこと。

 

感情と上手く付き合うには「感情を娯楽」として思うです。

映画館で映画を見て悲しい気分になる。

この感覚で自分の感情と付き合いましょうよという話しです。

詳しくは本書に譲りますが、結局のところブログ冒頭の話し。

自分の認識次第で自分の感情はどうにでも変わるということなんですよね。

 

(P.20) 私たちの自我は、過去の記憶によって成り立っています。その過去の記憶によって自分の中に間違った"信念"が出来上がれば、自我は小さく歪なものになり、それが自分を苦しめることになります。逆に、イヤな出来事、悲しい出来事、恐ろしい出来事の記憶を"忘れる"、あるいは「大変だったけど、いい体験をした」とプラスに評価できるようになれば、自我は大きく円満なものになり、それはあなたに前向きで囚われない思考をもたらします。

 

イヤな体験をプラス評価にしよう。

本書の軸とも言える考え方です。

感情を娯楽として捉えると合わせて大切なんですよね。

でも、あなたも思い出してみてください。

最初はイヤイヤだったけど、今では楽しいと思えること。

生きていたら絶対にあると思うんですよ。

 

たとえば、テーマパークのジェットコースター。

あんなん乗るくらいだったら死んだほうがマシと言えるくらい大嫌い。

友人が何度も何度も一緒に乗ろうと言うから仕方なくジェットコースターに乗る。

列に並んでいる間もイヤな気持ちで胸が苦しくなります。

しかしながら、乗ってみたら開放的で最高だった。

今ではジェットコースターにやみつきになりました。

これと同じような体験はいつでも起きうることですからね。

 

(P.69) 過酷な体験の記憶を甦らなくさせる方法は、同じ体験がイヤなことではないと認識できるようにしてやることです。そうすれば、辛い記憶や悲しい記憶は引っ張り出されるものの、それは増幅されずに小さくなっていきます。そして、この点で重要なのですが、記憶が小さくなれば、パターン認識されたときにそれは重要なパターンではなくなります。

 

こちらの引用もそうじゃないでしょうか。

大勢の前での発表で大恥をかいて失敗した。

それが、今では何万人の前でも余裕しゃくしゃくで話せる。

自己啓発本の著者の失敗体験であるような話しです。

 

「同じ体験がイヤなことではないと認識できるようにする」

 

最初に失敗すると強烈な印象が残りますからね。

そして、もう2度とやるもんか!となってしまう。

でも、その体験はずーっと嫌な体験として残ります。

そういう意味でも繰り返し体験できることはあえて自分から再チャレンジ。

「なんだこんなもんか」と小さくさせることは大切じゃないでしょうか。

 

(P.99) 記憶どおりの出来事が起こったと考えているのは本人だけで、他人にはまったく違った出来事として記憶されている場合も少なくありません。とすれば、いかに過去の記憶に苦しめられるといっても、それは自分に都合が悪いように統合したから苦しんでいる、ということなのです。このように記憶を統合しているのは自分の脳ですから、つまるところ、自分自身が悪いのです。

 

自分の認識。

他人の認識。

違うのは当たり前です。

それなのに自分が思い込んでいる。

勝手にこうだと思っちゃうのはあるんじゃないでしょうか。

感情を娯楽にしたり嫌な体験をプラス評価する。

都合良く考えるも都合悪く考えるも自分自身の問題。

それなら、嫌な気持ちを持っていくのはもったいないですよね。

 

(P.102) 現在はベストの選択がもたらしたベストの結果です。現在がベストだと認識することができれば、過去にどんなに辛く悲しい出来事があったとしても、その記憶にはその人の精神を不安定にさせる力はありません。また、主体的な人生の選択をくり返していけば、時間とともに、さらによりよいベストの未来がやってきて、現在になります。とすれば、過去のイヤな出来事の記憶に囚われなければならない理由はどこにもないはずです。なのに、それができないというのなら、くよくよ悩んで現状に甘んじることが楽だからそうしているだけのことではないでしょうか。

 

過去を悔やむことってありますよね。

あのときああしておけば…というやつです。

ただ、この考え方はやめましょうと苫米地英人さんは仰っています。

よく考えてみるとその通りだと思います。

「今の考えであのとき」ですから、今はあのときではありません。

つまり、今の考えがあのとき出来るわけが無いのです。

それなのに今の考え方で、ああしておけばよかったと思ってしまう。

愚の骨頂なんだろうなって肝に銘じたくなりました。

クヨクヨ思うなら現在はベストの選択した結果と思うようにしましょう。

 

(P.121) 後悔そのものには意味がありません。雪山で遭難し、仲間を失ったという悲惨な体験においても、それは同じことです。
「あいつの判断が間違っていたから、仲間が犠牲になったんだ」
もしも、そんな陰口を叩かれているのなら、「そうかもしれない」と答えればいいのです。そして、自分のその苦い心に、こう応じてやることです。「しかし、その選択をしなければ、全員が死んでいたかもしれない。オレは、ベストの結果を出したのだ」と。

 

結果論的な話しで言うとこちらの引用。

雪山でのたとえ話も参考になると思います。

引用部分以外を簡潔に言うとこうなります。

 

ビバークして救援を待つべき。

下山したから仲間が犠牲になったんだ。

 

そこで、苫米地英人さん。

もし、ビバークしていたら雪崩にあって全員が犠牲になったかもしれない。

そこに「でも、その日の気象台の記録を見たら雪崩は起きない」です。

さらに苫米地英人さんが仰っているこの言葉です。

「人間の選択によって未来は変化する」

 

現実の結果よりも良い結果を想像して後悔する。

先ほどの「現在はベストの選択がもたらしたベストの結果」です。

このように思えない人のほうが圧倒的じゃないでしょうか。

なぜなら、習慣的思考で、後悔するときって今より良い現状を考えるから。

でも、苫米地英人さんが例えに挙げた雪山での話しがそうだと思います。

もし、違う選択をしていたら「もっと酷い結果」になったかもしれない。

そういう意味で言うと「ベストの選択」をしていると自信持ったほうが良さそうです。

 

【「イヤな気持ち」を消す技術】

 

・まとめ

辛い体験や悲しい体験から解放される イヤな気持ちを消す技術でした。

本書の考え方って生きる上で生きやすくしてくれると思います。

最後に紹介した「雪山でのたとえ話」なんかもそうです。

事象が終わった後に良い結果での最良の結果論で考えてしまう。

だから、後悔してしまうという話しです。

でも、それよりもっと悪い結果が起きうる可能性もあったわけです。

普段の習慣的思考からズラして考えてこのような思考回路も入れておきたいですね。