・勉強法の書籍って読んだほうがいい
勉強をする前に勉強法。
勉強を効率よくできる方法を学ぶ。
私はこの部分がすごく重要だと思っています。
なぜなら、先に勉強法を学んでおくことによっての成果。
2倍、3倍にもなってテコの原理で返ってくると思います。
いや、下手したら、10倍と言っても大げさでもないかもしれません。
勉強にいきなり、取り掛かるというのも悪くないです。
勉強をやらなきゃ進まないというのもその通りです。
いったん深呼吸してその考えを違う部分にまわして待機する。
それが私は勉強法だと思います。
勉強法に投資するのって私は悪くないと思うんですよね。
ただ、ここで1つの注意点。
これはダイエット法と同じだと思うんですよ。
痩せやすいダイエットの方法を「ず~っと」探しまくる。
ず~っと探しまくるということはダイエットが止まってますよね。
これでは、行けないと思います。
勉強法の良い方法についても色んな書籍があります。
大学に合格したいや資格試験に合格したいなどなど。
ビジネスのスキルアップもそうだと思います。
効率のいい勉強法は何にでも応用が効くはずです。
ということで、こちらの書籍を今回は読んでみました。
書名:一流になる勉強法 脳の使い方を変える「脳だま勉強法」
著者:西田一見
出版社:現代書林
出版年:2018年1月12日
ページ数:224ページ
能力は頭の良さではなく脳の使い方。
脳の使い方って本当に重要だと思います。
だからこそ、脳についての方法。
私は脳科学系の書籍って大好きなんですよね。
今回の書籍も書名は勉強法ですが、私はそちらも重視して手に取りました。
・脳を上手く使えば勉強も楽しく捗り目標達成できる
はじめに
序章:勉強ができないのは、脳の使い方が下手なだけ
第1章:脳の使い方を理解する 大逆転合格が夢ではなくなる方法
第2章:脳をその気にさせる 勉強が楽しくてたまらなくなる方法
第3章:脳を目覚めさせる 眠っている能力を大活用する方法
第4章:脳を心地よくする 不安だらけを自信満々に変える方法
第5章:脳に力をつける 集中力・記憶力・持続力が上がる方法
第6章:脳を働きやすくする 頭が冴えわたる習慣を身につける方法
第7章:脳をあきらめさせない 大きな壁や逆境をぶち破る方法
おわりに
(P.4) 本書では、あなたに勉強で"一流になる"ためのマル秘ノウハウをお伝えします。実は、私はこれまでビジネス、スポーツ、受験など、あらゆる分野で「スーパーブレイントレーニング(SBT)」を指導してきました。このSBT理論は、数多くの奇跡や快挙といわれる出来事を起こしてきた究極の脳の理論なのです。
本書の目次は脳のオンパレードです。
マル秘ノウハウを著者が教えてくれます。
ちなみに著者の西田一見さんの書籍を読むのはこれが初めてです。
ただ、SBTスーパーブレイントレーニング。
そして、株式会社サンリなどなどのワード。
かなり知っていますというのが正直なところです。
なぜならば、西田文郎さんの書籍を読みまくっていたころがあるからです。
西田文郎さんの著書だと、ツバメの法則、かもの法則、その気の法則などが大好き。
同じ「西田」ですし、西田一見さんとは親子の関係なんでしょうかね。
そういう意味で気になって今回の勉強法の書籍を手にとって読んでみたのがあります。
(P.22) これから勉強を始めようというあなた。忘れないでください。ネガティブな出力はまさに「悪魔の囁き」です。どんなに最初はやる気に満ちていても、「でもな」「とはいえ」と思った瞬間におじゃんです。悪魔が出そうになったら、無理やりにでも脳内に天使を呼び込みましょう。そして、ポジティブな出力をしましょう。いいイメージが脳内を満たせば、脳はすっかりだまされて、本当になんでもできるようになるのです。
私なりに思うこと。
と言うよりも誰もがあると思うんですよ。
スタートダッシュはいい感じに切れた。
しかし、数週間継続したら失速した。
要は、脳の現状維持に負けてしまったと言えます。
もう1つ言えるのは否定的な自分なんですよね。
「自己否定」する自分が必ず出てくるんですよね。
脳にとっては現状維持から抜け出してしまうのは危険。
そういう意味では仕方ないんですけど、それに負けてしまうのも人間です。
「でも」とか「とは言え」はほんと使用しないようにしたい言葉。
私はまだまだ使用してしまうので肝に銘じたいです。
(P.31) 私が彼に対して行った指導は、10メートルダッシュばかりを徹底的に繰り返させるというものでした。すると、彼の脳は自分のトップスピードだけを記憶します。つまり、脳をだまし返すことで、「勝てる」と思うことができるのです。そして、実際に100メートル競走で1位を取るまでになりました。できないことをできるようにするためには、まずはできることを繰り返して自信をつけることが大事です。これは、スポーツでも勉強でも、子どもでも大人でも、同じように当てはまります。
こちらは100m走で数10mまでは良い感じ。
でもゴールを走り終わるとビリになる子に対してです。
できることを繰り返して自信をつけるって疎かにしてしまう部分があります。
チャレンジすることが正義みたいな風潮。
自分が達成できるかどうか考えるちょい上を目指すとかありますよね。
そう考えると達成できることを何度も繰り替えるのをやめるのあります。
しかしながら、自信をつけるという面ではいいんですね。
勉強だってできないところを無理に進めない。
それよりも出来るところを完璧にしてどんどん自信をつける。
そのことも言われています。
私も自信をまずはつけるという部分は意識したいと思いました。
(P.39) 自分が勉強して得た結果で、自分が最高にご機嫌で過ごしている様子がイメージできないのなら、方向性が違う可能性があります。「脳だま勉強法」は、脳の思い込みを利用します。脳が「それだ!」と納得し、実現に向かって一直線に突っ走ってくれるから、どんなことでも可能になるのです。「それだ!」を見つける前に、ダラダラと勉強につけても時間のムダ。まずは、とことん「目的」を考えてみましょう。
ダラダラと勉強をしても無駄。
これは後ほど、出てきますが嫌々してもというのも一緒です。
そもそも、どこを目的に勉強していますか?
私は一時期プログラミングの勉強をしていました。
主にjavaScript中心に勉強していました。
しかしながら、長く続きませんでした。
最初は1日5時間とか本を読みながらjavaScriptの勉強をしてたんですよ。
でも、段々と勉強しなくなってしまいました。
それは知識がしっかり付いたからではありません。
「目的意識の欠如」が原因だなって今になって思います。
本書で言うと「それだ!」と納得していないのに勉強していた感じですね。
(P.99) 一番重要なのは、「脳の環境」を整えておくことなのです。どんなにピカピカな道具を揃えても、高い参考書を買っても、あるいは徹夜して頑張っても、脳が「快」の状態でなければ、勉強ははかどらないし、いい結果を引き寄せることもできません。では、脳を「快」にするためには、どうしたらいいのでしょうか? それは、非常に簡単です。「楽しいこと」を考えるだけ。悪い想像、妬み、後悔……こんなことを思い浮かべていると、脳は一気に「不快モード」に入ってしまいます。
脳を「快」にする。
私はこの言葉は西田文郎さんの書籍。
いろいろ読みまくっていたのは書きました。
そちらの書籍でよく出てきたキーワードなので印象に残っています。
西田一見さんの書籍でも出てきました。
でもこれって本当に大切なことだと思います。
騙し騙しで続けても結局は続かないんですよね。
継続するなら「不快モード」をいかに取り除くか。
いかに自分だけに集中して楽しく出来るかってあると思います。
(P.170-171) 社会人が勉強するときには、長い時間を設定しないことです。とくに試験日が決まっていない英語の勉強などは、継続すればしただけ身になるのですから、勉強そのものを習慣化していくくらいのつもりでいましょう。だから、無理に詰め込まない。1日1時間やれそうだと思ったら、「30分できたら御の字」くらいに考えておきます。私は、1日15分の勉強だって十分に意味があると思っています。「1時間やらなくては」と心に決めて1ヵ月で挫折するよりも、15分を半年続けたほうが、結果的には大きな蓄積となります。
最近の私はこちらを重視しています。
前までは回数や時間を決めたりして毎日やっていました。
それだと「強迫観念」が出たりします。
「やらなきゃ」という部分です。
人間ならやる気のバロメーターが低い日があっても仕方ないと思うんですよ。
そのような日に無理して回数や時間をこなしても良いことはありません。
だから、最近の私はまず「やる」ということを特に意識しています。
やる気がある日は回数や時間をすごく多くやります。
ただ、今日は無理だなって言う日は無理せずにやったことを評価しています。
継続という部分においてはこちらのほうが続く。
私の実体験でもそれは身にしみて思います。
【一流になる勉強法 脳の使い方を変える「脳だま勉強法」】
・まとめ
脳の使い方が上手くなれば勉強が大好きになる一流になる勉強法でした。
勉強法の合う合わないは人それぞれあります。
ただ、勉強法を参考にして勉強をする。
闇雲に一心不乱に手をつけて勉強をする。
これには雲泥の差が出てくると思います。
私は勉強の前に勉強法の書籍を読むのをオススメしたいと思います。